藤枝東高物語(111)
藤枝東 プリンスLで四中工に快2013年04月20日の日記から
藤枝東高物語(112)
藤枝東 県高校総体3連勝し決勝進出2013年05月26日の日記から


先回の藤枝明誠戦で決勝ゴールの小谷選手(がんばれ藤枝東高より)

準々決勝、準決勝が行われた愛鷹多目的競技場


今年のプリンスL東海が4月6日に始まりました。チーム名を見て一瞬、違和感を覚えるのは静岡学園、清水商の校名が無いことです。静岡学園は昨年同様に、昇格して高円宮U-18プレミアリーグに出場中、清水商は今年から校名が清水桜ケ丘に変わったからでした。90年の伝統を持った清水商の名前が消えるのは寂しい限りですが、県立蒲原高校と合同し新校舎になって普通高校として再出発するのは喜ばしいことです。

藤枝東は、1回戦でその清水桜ケ丘と対戦、2:1で負けましたが、2回戦の藤枝明誠戦は3:2で1勝ち、今日の四中工戦に臨みました。今日の試合は高校サッカーで珍しいナイトゲームでした。会場は、FC鈴鹿ランポーレのホームスタジアムでもある鈴鹿スポーツガーデンです。試合開始の午後6時30分時点で気温15度程度で小雨が混じる肌寒い状態だったようです。

藤枝東は前半22分に片井が先制したもののその直後に同点にされます。そして前半31分、ロングフィードを小谷が見事なトラップで止めそのまま決め再度勝ち越しました。ところが前半終了直前に四中工に右クロスを決められ2:2で前半を終了。チャンスの数は圧倒するも守備の甘さを突かれて僅かなチャンスで同点にされる試合展開の前半でした。

後半に入って、櫻井の右クロスを大塲が見事に決め勝ち越し、さらにCKのこぼれを小谷がダイレクトで決めて4:2、ショートコーナーから繋いで片井がき決めて5:2、最後は小谷がハットトニックを決めて6:2で試合終了。小谷と桜井が際立った試合でした。それにしても、昨年の全国大会準優勝校の四中工とは思えない試合展開でした。それとも、藤枝東が強過ぎたのでしょうか。 得点経過はこの動画から確認出来ます。


高校サッカーは新人戦が藤枝東の2年振り10回目の優勝で終わり、現在プリンスL
と総体が同時並行で行われております。
下表に今年の藤枝東の全公式戦成績を掲げてみました。
新人戦は全勝、プリンス東海1部は5回戦を終え3勝2敗で現在4位につけてます。
総体は、宿敵明誠、清水桜が丘を連破し4勝0敗で決勝進出を果たし、総体4連覇を
目論む静岡学園とエコバで6月2日に激突します。
勝てば、藤枝東にとっては2007年以来6年振り13回目の優勝となります。

13-01-27 新人戦・中部大会 2回戦 藤枝東○ 8-0藤  枝  西●  藤枝東高グランド
13-02-02 新人戦・中部大会 3回戦 藤枝東○ 3-1清  水  商● 藤枝東高グランド
13-02-03 新人戦・中部大会準決勝 藤枝東○ 2-0静      岡● 藤枝東高グランド
13-02-03 新人戦・中部大会決  勝 藤枝東○ 1-0常  葉  橘● 藤枝東高グランド
13-02-10 新人戦・県大会   1回戦 藤枝東○ 6-0富 士 宮北● 藤枝東高グランド
13-02-11 新人戦・県大会   2回戦 藤枝東○10-2浜  松  東● 藤枝東高グランド
13-02-17 新人戦・県大会準々決勝 藤枝東○ 3-1飛      龍● 藤枝東高グランド
13-02-23 新人戦・県大会  準決勝 藤枝東○ 2-0暁      秀● 藤枝総合グランド
13-02-24 新人戦・県大会  決  勝 藤枝東○ 0-0常  葉  橘● 草 薙  球 技 場
13-04-06 プリンス東海1部・1回戦 藤枝東● 1-2清水桜が丘○  藤枝総合グランド
13-04-13 プリンス東海1部・2回戦 藤枝東○ 3-2藤 枝 明誠○  藤枝総合グランド
13-04-20 プリンス東海1部・3回戦 藤枝東○ 1-2四  中  工●  鈴鹿スポーツG
13-04-28 プリンス東海1部・4回戦 藤枝東○ 1-2清  水  東●  藤枝東高グランド
13-05-03 プリンス東海1部・5回戦 藤枝東● 3-4中京大中京○  藤枝東高グランド
13-05-18 高校総体県大会・1回戦  藤枝東○ 8-0湖   西●  藤枝東高グランド
13-05-19 高校総体県大会・2回戦  藤枝東○ 6-1富 士 市立●  藤枝東高グランド
13-05-25 高校総体県大会・準々決 藤枝東○ 3-1藤 枝 明誠●  愛鷹多目的競技場
13-05-26 高校総体県大会・準決勝 藤枝東○ 2-1清水桜が丘●  愛鷹多目的競技場

今日は、高校総体県大会・準々決勝戦(昨日)で藤枝明誠、準決勝戦(今日)で清水桜
が丘(清水商)を破った2戦を取り上げてみたいと思います。
会場は、沼津市郊外に在る県営の総合スポーツ競技施設、愛鷹多目的競技場でした。
ここはサッカー競技場としてはエコバ、草薙に次ぐ規模ですが、高校サッカーでは
総体でしか使われることはないようです。
駐車場が無いなど交通の便が悪いので観戦する人たちは大変だったと思います。

静岡県営愛鷹多目的競技場


準々決勝の藤枝明誠には昨年、選手権・準決勝で負けて悔しい思いをしましたがプリ
ンスLでは連勝し今年も勝っております。
試合は、小谷が先制ゴールするも同点とされたものの藤原がPKを決めて2:1として前半
終了、後半は明誠優勢ながら無失点に抑え、片井が3点目を決め3:1で快勝しました。

藤枝明誠戦で、先生ゴールを決めた小谷(がんばれ藤枝東高より)

藤枝明誠戦で,決勝ゴールを決めた藤原(がんばれ藤枝東高より)

藤枝明誠戦で,ダメ押しの3点目のゴールを決めた片井(がんばれ藤枝東高より)

清水桜が丘には今年のプリンスLで苦杯をなめているだけに負けられません。
前半に先制されましたが、早々に小谷が同点ゴールを決め、後半片井がドリブル
で持ち込みスライディングしながらGKをよく見て流し込んで逆転、決勝ゴールを
決めました。

清水桜が丘で,決勝ゴールの藤原(がんばれ藤枝東高より)

清水桜が丘戦で,逆転の決勝をゴールを決めた片井(がんばれ藤枝東高より)

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