藤枝東高物語(113) 清水桜が丘を破りプリンス東海L首位2013年07月13日の日記から |
藤枝東高物語(114) プリンス東海L全日程終了し藤枝東2位決定2013年10月12日の日記から |
試合会場の蛇塚スポーツグラウンド |
先制ゴールなど大活躍の9番の田口選手(静岡新聞より) |
10チームによる、高円宮杯U-18サッカーリーグ2014プリンスリーグ東海リーグは前半の総当たり9試合を終えて折り返し今日から後半戦が始まりました。藤枝東は浜松開誠館、中京大中京に次いで7勝2敗で3位で折り返しました。今日の相手は前半の初戦で敗れた清水桜が丘(旧清水商)です。何としても雪辱を期したいところです。会場の蛇塚スポーツグラウンドは聴きなれないサッカー場です。 調べてみると、静岡県の公益財団法人が運営する施設の一つで、この地区の南、北グランドで清水商戦が開催されたことは有りますが、本グランドの蛇塚スポーツグラウンドで高校サッカーの公式戦が開催されるのは間違っているかも知れませんが、初めてのことのように思われます。ここは、世界遺産に登録された三保松原の近くの清水区にあり、自然に囲まれたのどかな環境にあるようですが交通の便が悪そうです。 |
三保松原から望む富士山 |
藤枝東スタメンは前戦の三重戦と同じ、GK長沢、DF大村 安藤 斉藤 MF原田 藤原 大場 FW櫻井 田口 片井でした。前半は、決定機はほぼ同じぐらいでしたが内容は桜が丘ペースで進みました。藤枝東は前線の人数を増やしたことにより中盤の人数が減ったため最終ラインからのビルドアップ時のパスコースが減ったことによりパスの出しどころを探すシーンが目立ち、それを桜が丘が狙い高い位置から積極的にプレスをかけることで、藤枝東のパスミスを誘発する展開が続きました。 それでも、前半18分田口が右サイドタッチライン沿いから相手を置き去りしにして角度のない位置からドリブルシュートで先制。その後、前半30分、桜が丘の北川がゴール前混戦を抜け出しシュートし同点、1:1で前半を終了しました。後半8分、田口が中央突破で2:1で再びリードし更に、後半18分、藤枝東の田口がCKを合わせて3:1でリードを広げました。 後半33分、藤枝東のパスをカットをした桜が丘の越水がそのままドリブルシュートして失点し3:2になり、藤枝東はゲームを落ち着けることが出来ず同点にされそうな試合展開となりました。しかし、後半39分に藤枝東の櫻井がドリブルで局面を打開し田口へパス、田口のシュートの跳ね返りを小谷がファインシュートして4:2なると藤枝東に落ち着きが出てそのまま試合終了。 選手権を控えて互いに正面からぶつかりノーガードの叩きあいになりましたが、藤枝東が攻撃力の差を見せて勝利しました。 桜が丘はチーム内戦力充実を目的としたテストとチーム力強化を目的に試合に臨んでいたようです。一方、藤枝東は、システム変更や田口と片井を併用する2トップシステムのテストなどを目的にしていたようです。 この日、上位の浜松開誠館、中京大中京がともに敗れたため、藤枝東は勝点20で浜松開誠館に並ぶも、得失点差で上回りはじめてプリンスリーグ東海で単独首位に立ちました。ただ、ここで2位以上になるとプレミアリーグに昇格してしまいます。すると、全国大会のため長期に渡って北海道から九州まで遠征することになり大変です。同じ全国大会なら選手権、総体の方が日程的にも楽で知名度も高いのでプリンスリーグ東海は3位が理想的と考えます。今後は選手権に備えていろいろとテストしたら如何と思います。 |
高円宮杯U-18サッカーリーグ2013 プリンスリーグ東海は12日の今日、最終節に当 たる第17節が行われました。前節、母校藤枝東は勝点30で勝点31の浜松開誠館に 次いで3位につけておりました。 今日浜松開誠館に勝てば勝点33となり、4位の中京大中京が勝って勝点33に並ばれ ても勝失点差で勝り逆転で2位が決まります。、高円宮杯U-18サッカーリーグ プレ ミアリーグが東西2リーグに分かれ、参入戦出場が東海地域の場合2位まで認められ ることになったことから2位になるとプレミアリーグ参入戦出場が与えられます。 プレミアリーグは、全国各地に転戦するため選手の負担が多く、県の他の公式戦 への悪影響は避けられません。私としては、これから始まる選手権を優先させさせ プリンスリーグ東海は3位でもOKと考えております。 先日、同級会で隣りの席に居られた藤枝東の鈴木校長と懇談する機会が有り、その 折りに、2位に拘らずに選手権を見据えて戦うよう選手諸君に伝えて欲しいとお願 いしておきました。本音は3位でもいいことを伝えたかったのです。 この試合、風上の前半、19分に田口が先制ゴールを決め、更に39分に風を利用して 25mの位置から豪快に2点目をミドルを決めて前半を終えました。後半、浜松開誠館 は、土居がPKで1点を返すのが精一杯で、結局藤枝東が2:1で快勝しました。 |
2点目を豪快にミドルで決めた大場選手 |
この結果藤枝東は、下図で色別に示す全国9地域からの16チームに東海地域1位の ジュビロ磐田ユースとともに加わわってプレミアリーグ参入決定戦に参戦します。 16チームは4ブロックに分かれて1回戦を12月14日、2回戦を12月16日に戦い、勝ち 残った4チームがプレミアリーグに昇格します。 |
プレミアリーグの全国9地域 |
プリンスリーグ東海から清水エスパルスと静岡学園がプレミアリーグイーストに 所属しておりますが、静岡学園は残り3試合を残して10チーム中で9位に低迷して おり、2敗すると降格がほぼ決まります。静岡県では高校ナンバーワンの静岡学園 も全国では苦戦を強いられております。 藤枝東はプリンスリーグ東海で、10勝5敗3分の勝点33でした。その全成績を下表 に示します。同一校に連敗しなかったことと2校に連勝できたことが2位になった 要因と考えます。よく頑張ったと思います。 13-04-08 プリンス東海1部 1回戦 藤枝東● 1-2清水桜が丘○ 藤枝総合グランド 13-04-13 プリンス東海1部 2回戦 藤枝東○ 3-2藤 枝 明誠● 藤枝総合グランド 13-04-20 プリンス東海1部 3回戦 藤枝東○ 6-2四 中 工● 鈴鹿スポーツG 13-06-28 プリンス東海1部 4回戦 藤枝東○ 7-0清 水 東● 藤枝東高グランド 13-07-06 プリンス東海1部 5回戦 藤枝東● 3-4中京大中京○ 藤枝東高グランド 13-06-08 プリンス東海1部 6回戦 藤枝東○ 3-2帝京大可児● TECOフィールド 13-06-22 プリンス東海1部 7回戦 藤枝東○ 4-2ジュビロY● ゆめりあ多目的 13-06-29 プリンス東海1部 8回戦 藤枝東● 0-2浜松開誠館○ 藤枝東高グランド 13-07-06 プリンス東海1部 9回戦 藤枝東○ 1-0三 重● 藤枝東高グランド 13-07-13 プリンス東海1部 10回戦 藤枝東○ 3-2清水桜が丘● 清水蛇塚グランド 13-07-20 プリンス東海1部 11回戦 藤枝東● 2-3藤 枝 明誠○ 藤枝明誠グランド 13-08-31 プリンス東海1部 12回戦 藤枝東△ 3-3四 中 工△ 藤枝総合グランド 13-09-07 プリンス東海1部 13回戦 藤枝東○ 3-1清 水 東● 草 薙 球 技 場 13-09-15 プリンス東海1部 14回戦 藤枝東△ 1-1中京大中京△ 豊田柳川瀬公園 13-09-21 プリンス東海1部 15回戦 藤枝東○ 3-0帝京大可児● 藤枝総合グランド 13-09-23 プリンス東海1部 18回戦 藤枝東△ 2-2三 重△ 松坂総合グランド 13-10-05 プリンス東海1部 16回戦 藤枝東● 1-3ジュビロY○ 藤枝東高グランド 13-10-12 プリンス東海1部 17回戦 藤枝東○ 2-1浜松開誠館● 浜松開誠館高G |
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