−2007年04月06日−
5回目のメバル釣りは不調なるも
−2007年04月13日−
6回目のメバル釣りで新釣法を



先月、3月29日の4回目のメバル釣りで大釣りした際の日記で その大釣りの原因を「釣りタイムが満潮からの下げの時間となる重なるタイミングの良さ」と推定し、来週の4/3から4/8にかけて夜の8時前後の釣りタイムが満潮からの下げと重なることから大釣りの期待が持てると記述しました。今日はその期待が持てる日で天気予報も釣りに適していることから5回目のメバル釣りに出掛けることにしました。

何時ものポイントの夕方5時半頃、着きましたが既に先客がおりましたのでそこから西側に20mほど離れたポイントにボートを係留しました。そして、先客に話しかけたところ、稚鮎を釣ってそれをエサにしてメバルを釣ると釣果がが上がるとのことで、サビキ仕掛けで稚鮎釣りをしておりました。鮎は秋に産卵・孵化し、孵化した稚鮎は海に下ってプランクトンを食べながら成長し、やがて春になると河川に遡上する準備のために、河口や漁港などに接岸しますので、この時期この辺りでも稚鮎が釣れるようです。

ただ、稚鮎の多くは遡上前に他の魚の餌食になったり、遡上する河川を見失って死滅する恐れが有りますので可能な限り保護する必要が有ります。従って、遡上する河川の近くの海域での稚鮎には漁業権が設定され、一般の釣り人の稚鮎釣りが禁止される場合が有ります。ただこの辺りは木曾三川や矢作川等の稚鮎が遡上する1級河川から相当離れておりますので、詳細は不明ですが漁業権は設定されていないのではないかと思います。例え、設定されているとしても、エサ用に数十尾程度釣るなら大目に見てもらえるのではないかと思います。

何時ものとおり、イシゴカイのエサで当たりを待ちましたが当たりが出ません。やがて陽が暮れて辺りが暗くなって漸く、ポツリポツリと当たりが出始めましたが、リリースサイズの小物ばかりです。そして、8時過ぎて満潮からの下げのタイミングになりましたが、状況に変化有りません。先回の大釣りの時の状況と全く違います。そこで、少し釣り方を変えてみました。それまでは、仕掛けを海面に垂直に真下に落とし込んでおりましたが、軽く左右に投げるやり方に変えてみたのです。ミチイトが斜めに張っている状態でゆっくりとリールを巻いていくと当たりが有り、20センチオーバーのメバルが上がってきたのです。

このやり方に変えてから、入食いとまではいきませんが、3、4回に1回ぐらいの割合で当たりが有り、時折小物も混じりますが総じて 大物がかかるようになりました。こうして、何とか20センチオーバーを5尾、15センチオーバーを10尾ほど上げることが出来ました。そのうち、それまでの南寄りから北寄りに風向きが変わると風波が高くなって危険を感じましたので12時前納竿しました。どうして、釣り方を変えたら当たりが増えたかについては明日の日記で検討してみたいと思います。翌日の夕食は、上の写真のように大メバルを刺身にして一杯やりました。春告魚と呼ばれるるメバルにお隣から頂いた旬のワラビを添えて煮付け、塩焼きにしての夕食はまさに、春の季節料理で、家の前の満開の桜をめでながら美味しく頂きました。


6回目のメバル釣りの今日は、5回目のメバル釣りで開拓した新しい釣り方を徹底的に試してみました。新しい釣り方は、これまで の、仕掛けを海面に垂直に真下に落とし込んでオモリが海底に着いてから竿を上下させてメバルを誘うのに対して、竿を軽く投げてからミチイトを送り込んでオモリの着底を確認してからリールをゆっくり巻いて仕掛けを海底に並行に移動させていくやり方です。

最初のポイントで、このやり方をしようとして、竿を軽く沖に向けて投げたところ、直ぐに根掛かりしてしまいました。すると近くに居た釣り人たちが「そこには漁師さんが網を仕掛けてあるから引っ掛かるよ」と教えてくれました。彼らによると、我々のポイントの周囲に網が張り巡らされているので、迂闊に投げて引っ張ると殆んど引っ掛かってしまうとのことでした。もそ、事実ならこのポイントでは投げ釣りは出来ないことになります。念のために再度試みたところ、やはり引っ掛かってしまいましたので、どうやら事実のようでした。

それにしても、こんなところに網を仕掛けるとは非常識とみんなでボヤきましたが、漁師さんたちには生活がかかっておりますから止むを得ないのかもしれません。ただ、もう少し沖の方に仕掛けてくれれば、お互いにもちつもたれつで和気あいあいとなるのにとみんなで話し合いました。そんなことで、このポイントでは従来どおり落とし釣りを続けましたが、殆んど当たりは出ませんでした。

風向きが東寄りになって白波も出てきましたので、帰りのコースを取りましたが、途中で今年になってまだ一度も竿を下ろしてないポイントに立ち寄ってみました。ここなら、漁師さんが仕掛けた網に引っ掛かる心配が有りませんので、竿を投げる新しいやり方を試みてみますた。すると、直ぐに当たりが有り、20センチオーバーのメバルが掛かってきました。そして、次も当たりが有り同様に20センチオーバーのメバル、更に何と30センチ近いカサゴも掛かってきました。こうして、ここで30分ほど入食い状態が続きやがて当たりが遠のいたところで、納竿しました。


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