−日記帳(N0.2163)2007年12月01日−
秋の午後の久しぶりの釣りで


この日の釣果(中アジとカワハギ)

釣り友のSさんから電話が有り、大井沖で型のいいアジが1時間も有れば100尾は釣れているとのことでした。 そこで、今年で2回目の船外機ボートによる釣りを今日行うことにしました。現地の大井港に10時頃到着し、現場の海域に11時頃着きました。Sさんの情報に従って山立てしながらボートをポイントに進めていきました。

するとそのポイント内で既に、夫婦連れと思しき男女二人がアジ釣りしておりましたので、邪魔にならないように右側、つまり東側に15mほど離れた場所にボートを固定しました。彼らの竿にはコンスタントにアジが掛かっておりましたので、アジがこのポイントに寄っているようでした。早速、アミエビを下カゴに詰めてサビキ仕掛けを投入して当たりを待ちましたが一向に当たりが有りません。アジの群れが夫婦連れの方に偏っているに違いないと考えて、アミエビを海底で撒くことに徹しました。

それでも当たりが有りません。そこで、サビキ仕掛けの針にイシゴカイを刺して投入したところ、直ぐに強い当たりが有りました。上げてみると、なんと20センチ近いカワハギでした。刺身にすると結構美味しいので、しばしカワハギ釣りをしようと思い、30分ほど粘ってみたのですがやや小ぶりのが1枚きただけで全く当たりも出なくなってしまいました。そこで、再びアジ釣りを始めましたがやはり当たりが有りません。魚探では海底付近で魚影が認められましたが、それはカワハギや他の魚である可能性が高いようです。

しかし、彼らは相変わらずコンスタントにアジを釣り上げており、携帯で「アジが入れ食いだ」と話しているのです。多分、アジの群れが小さいのでまだこちらまで群れが届いていないのではと考え、ロープを操作して彼らのボートから7、8mの距離まで接近して固定してみましたが、それでも当たりが来ないのです。それ以上接近するのは釣り人のマナー違反になりますので、ここでのアジ釣りを諦めて、このポイント付近を魚探を覗きながらアジの群れを探すことにしました。

しかし、中層を中心に上下に点在するアジ特有の魚影が見られませんので、アジ釣りを諦めて望洋沖のキス、ハゼ狙いに切り替えて、ボートを西に向けて走らせました。15分ほどで着きましたので仕掛けを投げ釣り用に代えて早速始めましたがなかなか当たりが有りません。それでも1時間ほどでキス2尾、ハゼ1尾が掛かってきましたが、話にならない貧果ですので、ここも諦めて帰路につきました。

午前中に寄ったアジのポイントの横を通りがかったところ、例の二人連れの姿が有りませんでした。夕暮れまで1時間近く時間が有りますので、そのポイントで再びアジ釣りをすることにしました。夫婦と殆ど同じ位置に固定して仕掛けを投下したところ、直ぐに当たりが有りました。20センチ近い良型のアジが下針に掛かっていました。2回目も直ぐに当たりが有り、2尾掛かっていました。3回目は当たりが有ってから直ぐに上げないで、しばらくその位置で軽く竿を上下させてから上げると、なんと6本の針に全てアジが掛かっていました。

魚探を覗くと、海底付近に明確な魚影が認められました。このポイントは深場に向かうかけ上がりになっていてアジの群れの規模が大きくなっていることによるものと理解しました。こうして、日没寸前の4時過ぎまでに54尾の良型のアジを釣り上げて帰港しました。


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