−2008年10月16日−
またもや太刀魚にバカにされて
−2008年11月26日−
1年ぶりの船外機での釣行もボーズ


先週12日に故郷 焼津の釣り船で釣り上げらた太刀魚
(焼津・小川港の釣り船橋安丸のサイトから)

私が最近、メバルから離れて太刀魚に夢中になっているのには二つの理由が有ります。まずひとつ目は、今年の1月19日に父の四十九日法要で帰省した折に、焼津・小川港の近くの料亭、「船小屋」で出された太刀魚の刺身が実に美味しかったことです。二つ目は、今年2回ほど、太刀魚釣りに挑戦しましたが、3尾、4尾と貧果に終わった上、仕掛けを切られたりして散々な目に遭いリベンジに燃えていることです。

先回、先々回ともメバルは当たりすらなかったので、夕方はアジ、夜は太刀魚を主体に釣ることにしましたが、何が起るか判りませんので、一応万能餌の石ゴカイは持っていきました。4時過ぎに現地に着き、5時前からアジのポイントに付けて魚探を覗いてみましたがアジの魚影が全く映りません。

しかし、最初の投入で即、当たりが有り上げてみると20センチ近いアジが1尾だけかかっていました。群れが小さいので魚探には映らないようですが、比較的浅いところで小魚をあさりながら群れているようでした。そこで、丹念に3メートル前後を探ったところ、3回に1回ぐらい当たりが認められました。

しかし、その殆どはリリースサイズのグレ(メジナ)で、アジはたまにしかかかってきませんでした。それでも1時間ほど粘った結果、18センチ前後のマアジ10尾を釣り上げました。日没になってから、一応、メバルのポイントに行って探ってみましたが一向に当たりが無いので30分ほでで断念しました。すると、東側の明るいところで2隻のボートが太刀魚を釣り上げていたのを目撃しましたので、早速そこに移動しました。

過去2回とも、細いナイロンハリスは直ぐに切られてしまうので、今回は2号ナイロンハリスを用意してきました。エサは先回釣った太刀魚の尻尾の部分の切り身を使いました。さきほどまで使っていたメバル仕掛けに付けて投入したところ、直ぐにフワーッとラインがフリーになりました。太刀魚の鋭い歯で、ミチイトが切られてしまいました。用意してきた2号ナイロンハリス2本を胴付きにし、太刀魚の切り身を付けて投入したのですが、さっぱり当たりが有りません。しかし、10メートルぐらい離れたところの2人組みは入れ食い状態で太刀魚を上げているのです。1本を置き竿、1本で竿を上下させて誘いをかけてみたのですが、やはりこちらでは当たりが有りません。

2人組みが釣り上げる度にあげる歓声を聞くこと30分、漸く置き竿に当たりが有り、指三つの太刀魚が銀色の魚体をくねらせながら上がってきました。先回のように指を噛まれないようペンチを使って針外しして無事、収納しました。その後も当たりは有るのですが、外すか切られるかで釣り上げるまでに至りません。2人組みのように頻繁に当たりが有りませんので彼等の様子を観察することにしました。まず、仕掛けが胴付きではなくオモリ下の30センチほどの長いハリスを付けて置き竿にしておりました。また、エサはアジの切り身を使っておりました。

そこで、仕掛けを胴付きからオモリ下に30センチのハリス1本を付けて、夕方釣り上げたアジを切り身にして付けて投入したところ、直ぐに当たりが有り、その後も持続するようになりました。しかし、海面上に姿を現すと殆どの場合、外れてしまうのです。1回の当たりで上げられるのは1回程度で、打率1割という低さです。普通は2割程度、名人クラスは3、4割程度とのことですから話にんりません。

太刀魚は立ち泳ぎしながら上から降りてくる餌に食いつく習性を持っているので、胴突き仕掛けでは餌がミチイトに邪魔されて不自然な動きになるのに対して、オモリ下では邪魔されることなく自然な動きをするため当たりが増すものと思います。また、太刀魚の餌は尻尾の部分固くて食い気を誘わないのではと思いました。

切り身は白っぽくて柔らかめで1センチ角のブツ切りがいいように思われました。ハリスはワイヤーがベストと思いますが、PEライン08号、フロロカーボン2号、ナイロン2号でも殆ど切られれませんでした。 次回は、ハリスにケミボタルを付けてウキ釣りで挑戦してみたと思います。結局、この日は指三つ程度が3尾という釣果に終わりました。デジカメが修理中のため、冒頭のように、釣り船橋安丸で釣り上げられた美しい太刀魚の写真を転載させて頂きました。


大井沖

渥美裏浜沖のメバル、アジ、太刀魚などのボート釣りは9月末でほぼ終わります。それは、夏型の気圧配置が崩れて北西の風が吹くようになると、沖からの風になるため波が高くなって小さなボートでは危険となるからです。また、メバルやアジが沖に行ってしまうため釣りにならないからでもあります。

そこで、渥美半島から地元の知多半島の東岸の知多湾での釣りに移行します。まず、レストラン望洋沖のキス釣りに始まり、大井沖での11月からのアジ、カワハギ、マダカ釣りに移行し、最後は12月からの山田沖から河和沖での落ちハゼ釣りで竿納めとなります。

但し、マダカ釣りは夜釣りとなり1人では危険ですので、今日は大井沖でのアジ釣りと山田沖でのハゼ釣りに絞ることにして大井港に朝9時頃着きました。ボートに電動ポンプで注気し船外機を取り付けて10時半頃、アジのポイントに着きました。

アジは、大井沖でもある特定のポイントに群れているようですので、そのポイントを山立てと魚探で探すのに一苦労します。30分ほどかけて漸く、魚探に魚影が映るポイントを突き止めたのですが、ボートをその位置に固定するのが難しくアンカーを打っても海流によって離れてしまいます。昨年までは近くの浮動式海苔そだに繋げれば固定できたのですが、今年はポイントが海苔ソダから離れ過ぎているため繋げることができません。

諦めて、山田沖に移動してハゼ釣りをしたのですが、全く当たりすら有りません。ハゼは例年、河和沖から山田沖、大井沖に落ちてくるのですが、今年は遅れているようです。ハゼ釣りのボートが山田沖で1隻も居なかったのはそのあらわれだと思われます。早々に諦めて3時過ぎに帰港しました。今年中にもう一度だけハゼ釣りに挑戦して竿収めとしたいと思います。


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