−2011年08月08日−
小アジ30尾も本命のメバル当りも無し
(2011年度第5回釣行)

この日の釣果(小アジ30尾)

先回の釣行日は7月9日でしたから、1ケ月ぶりの釣行となります。この間、天候面からみれば釣行出来る日は何日か有りましたが、あまりの暑さでその気になれず、今日に至ってしまいました。今日の気圧配置は下図のとおりで、日本列島の東西に台風が在るもののその影響はは殆ど無く、当地方は高気圧に緩やかに覆われていることから釣り日和になったことから今朝、釣行をきめました。

8月8日の気圧配置図(日本気象協会・全国の過去の天気より)

メバルは先回も不調で、この海域では時期的にもオフシーズンに入りつつあることから期待せずに、狙いを小アジに絞りました。昨年は、体調不良のため6月4日を最後に、小アジが釣れ出す7月以降、釣行してなかったため小アジは全く食しておりません。そんなことから、小アジの南蛮漬けが好物の女房殿にも後押しされて自宅を昼過ぎに出ました。

月曜日のためか、それとも釣れなくて来ないのか先客は1人だけでした。早速、何時ものポイントで竿を出したところ、直ぐに当りが有りました。相当重いので胸躍らせて上げたところ、15pクラスのサッパでした。、サッパのことは、2009年の釣行記でも触れておりますが、当地方では不味くて食べられないとして全てリリースすることになっており、私も同調してこの日掛ったサッパ100尾近くをは全てリリースしました。

小アジが掛る前に、このサッパと20pクラスのサバが掛かってしまい、特に25pを越えるサバが束で掛った場合は横に勢いよく走るため仕掛けは滅茶苦茶に絡み合ってしまい新しく代えざるを得なくなります。勿論、サバも大嫌いで触るのも嫌なので全てリリースでします。 こうして、時折中層で10pクラスの小アジが1尾、サッパやサバに混じって掛っている程度で、いたずらに時間は過ぎていきま

この調子では、サッパ、サバを100尾上げる代償に上がるアジは僅か数尾程度で、目標の50尾を上げるには時間切れ、エサ切れになること明らかですから、ここで一工夫することにしました。それは、エサ無しでアジだけを上げようとするものです。そんな旨い話が有るか?、実は有るのです。アジは、サッパ、サバ等との同居を嫌ってサッパ、サバが群れない中層で小さな群れをなして常に移動しております。

したがって、撒き餌カゴにエサのアミエビを入れずに空にして素早く中層に仕掛けを投入して上下させてアジを誘うと、アジ特有の下に持っていく当りが伝わってきますので素早くあげます。すると、1尾だけですが小アジが掛るようになりました。これを数十回繰り返すことで約20尾の小アジを釣り上げることが出来ました。

やがて、小アジの当りが遠のいたのでアジ釣りを終えて、何時もの西地区中央のポイントでメバルを狙いましたが小型の当りが時折有るだけで大型の当りは全く有りません。もう、この時期大型はこの付近から姿を消し、当歳モノの小メバルしか居残っていないように思えましたので数尾、小メバルを上げたものの10p以下でしたのでリリースしました。

ただ、小メバルの当り以外に小アジの当りが中層で認められたので、納竿までの1時間弱、ゴカイのエサをメバル針に付けて投入してみました。約10尾ほど上げて、東南の風に変わって風波が出てきたこともあって10時半頃、早めに納竿しました。釣った小アジは南蛮漬けとタタキにして食べました。ひさしぶりのタタキは酒の肴に最高でした。

アジの南蛮漬けの好きな女房殿は、数日前スーパーでアジの南蛮漬けを買って食べたものの不味くてしかたなかったとこぼしておりました。私が釣ってきた小アジの南蛮漬けは、スーパーのとは比較にならない程美味しかったと喜んでおりました。翌日、味にうるさい孫娘がこれを食べて「美味しい」と言ってくれたので本当に美味しいようです。南蛮漬け嫌いな私は残念ながら賞味できませんが、やはり渥美沖のアジは良質のプランクトンを食べて美味しくなっているのでしょう。

−2011年09月14日−
6回目の釣りで漸く小アジ100尾
(2011年度第6回釣行)

釣果の小アジ100尾

5回目の釣行が8月8日でしたので、このところ1ケ月以上釣行しておりません。体調はまずまずでしたが、台風や猛暑など天候的に恵まれないまま今日に至ってしまいました。先回釣り上げた小アジの南蛮漬けが美味しかったとの女房殿の期待に応えるべく、昼のアジ釣りを本命にするため何時もより早めに自宅を出ました。


今日の天気図(日本気象協会の過去の天気より)

上図の気圧配置に見られるように、今日の天候は東からの太平洋高気圧に覆われているために東南の風が緩やかに吹く程度で風波も立たず、まずまずの釣り日和でした。何時ものアジのポイントで仕掛けを投入すると直ぐに当りが有り、上げると鈴なりのリリースサイズのシマイサキに混じって1尾の小アジが掛っていました。その後も同様の状況が続き小アジ10尾上げるのに50尾以上のシマイサキをリリースする 有様でした。

こんな効率の悪い釣りに嫌気を感じながら続けているうちにあることに気付きました。それは、小アジが常に下針に掛ることでした。これは、小アジのタナがシマイサキのタナより下に在ることを意味しており、従って仕掛けをシマイサキがが食いつく暇も無く一気に小アジのタナに落とし込めば小アジの掛る確率が増すのではないかと予想してみました。

そこで、それまでの10号のオモリを倍の20号に代えて落とし込んでみました。予想どおり、シマイサキ等に加え小アジが数尾掛っておりました。これなら、効率がそれまでより数倍に上がったことになり、陽が暮れるまでに100尾近い小アジを上げることが出来ました。そして、陽が沈んでていく紀伊半島の西の空が夕日に輝く頃、納竿してメバルのポイントに移動しました。 しかし、先回と同様にメバルの当りは全く有りません。今回はこれまでと納竿を決め込んで東に向けて漕ぎだした時でした。

立待月の見事な満月が東の空に昇ってきました。そしてその満月の北下側に木星も姿を見せてくれました。釣りを楽しみながら豪華な天体ショーを観ることができたことに感謝しながら、渥美路で帰路に着きました。釣り上げた100尾弱の小アジは大きい順にタタキ、味醂漬けの干物、南蛮漬けになって食卓に上がっていきました。いずれも美味く頂くことができました。



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