2004年度・中日優勝特集(1) (中日の新監督は誰か) |
中日の新監督人事が難航しているようです。球団側は9月末までには決めると言っておりましたが、10月に入っても発表がないことから、候補を数人に絞り込んだものの本人との折り合いがつかないまま延び延びになっているように思われます。 球団はまず候補を10人程度リストアップし、A案=中日OB、B案=中日非OBに分けてそのメリット、デメリットを検討した上で数人に絞り込んで、本人と水面下で接触してその感触を掴んだ上で一人に絞り条件面の折衝を続けているものと思われます。 そこで、球団側がリストアップした10人の候補者とそのメリット、デメリットを私なりに推定し、下表に纏めてみました。その結果、落合博満氏が最右翼(◎)、準本命に野村克也氏(○)、ダークホースに高木守道氏(▲)としました。球団側は遅くとも10日までに発表するとのことですので楽しみです。 |
候補者名 | 経歴 | メリット | デメリット | 評価 |
高木守道(62) | 中日OB | 選手、監督経験を通して中日熟知 | 中日監督失敗履歴と暗いイメージ | ▲ |
谷沢健一(56) | 中日OB | 首位打者獲得経験と球界に顔広いこと | 指導力、統率力が未知数 | × |
大島康徳(53) | 中日OB | 本塁打経験と球界に顔広いこと | 日ハム監督失敗履歴と求心力不足 | × |
牛島和彦(42) | 中日OB | 卓越した投球理論と明るさ | 指導力、統率力が未知数 | × |
鈴木孝政(49) | 中日OB | 東海地区での人気と明るいイメージ | 指導力・求心力未知数 | × |
田尾安志(49) | 中日OB | 実践的なバッティング理論 | 中日退団時の軋轢と求心力未知数 | × |
広岡達男(71) | 現野球評論家 | 統率力、洞察力、野球理論 | 高齢と一徹過ぎる考え方 | × |
野村克也(68) | 現シダックス監督 | 優勝経験、ID野球、キューバルート | 夫人の脱税問題に絡む不人気、高齢 | ○ |
落合博満(49) | 現野球評論家 | 独特のバッティング理論と強固な信念 | オレ流の考え方と指導者経験無し | ◎ |
森祇晶(66) | 前横浜監督 | 豊富な優勝経験 | 横浜監督失敗履歴と高齢 | × |
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