2004年度・中日優勝特集(11)
(漸く中日にマジック点灯)

チーム名試合数勝率
中  日1307552.591 M3
ヤクルト1276758.536 7.011
巨  人13168 60.531 0.5
阪  神127 6066.476 7.011
横  浜1255468.443 4.013
広  島1265373.421 3.012


今シ−ズンは9月に入って、中日が2位の巨人を5ゲーム前後引き離して独走態勢に入ったのにマジックが点灯しないと言う珍現象が起こりました。その理由は、マジックの対象チームが、残り試合が最も多く、かつ中日との直接対決を最も多く残すヤクルトになっていたからです。漸くヤクルトが6連勝するなどして巨人を追い越して2位に浮上しても、やはりこの事情に変わりなかったためマジックは点灯しませんでした。

しかし、25日のヤクルトが負けて、中日が勝った瞬間に、残りヤクルトが全勝した場合の勝率が、中日がヤクルト戦に全敗して他の試合に全勝した場合の勝率に及ばないことになり、マジック4が点灯しました。そして、昨日、ヤクルトは勝ったものの中日も勝ったためマジックは1減って、3となりました。上表は今日現在の勝敗表です。ヤクルトは残り11試合全部勝っても勝数は78であるのに対し、中日はあと3つ勝てば勝数は78でヤクルトに並び、勝率計算での分母が引き分け数が1少ない分、勝率でヤクルトを上まわることになります。尚、3位の巨人も残り試合を全勝して中日が残り試合全敗した場合のみ優勝の可能性が残されておりますが、ゼロに等しいとみていいでしょう。


9/289/299/3010/110/2 10/310/510/6
10/710/8
10/9


明日以降の、上位3球団の日程表ですが、中日がヤクルトに連勝すれば29日に決まります。中日が1勝2敗の場合は、10/1に中日が広島に勝つか負けても同じ日にヤクルトが巨人に負ければ決定です。中日は、川上、山本、ドミンゴの10勝トリオで万全を期してくるのに対してヤクルトはベバリン、石川の10勝コンビプラスアルファで対抗するしかないので、中日の3連敗はまず有り得ないと考えられます。従って、優勝はどんなに遅くても、ナゴヤドームで決まると思われます。

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