2004年度・中日優勝特集(13)
(中日優勝!おめでとう)

ナゴヤドームで5度宙に舞う落合監督

開幕当初から落合監督の「オレ流」を罵倒して、中日のダントツ最下位を予想し、実際に5月初めに最下位に転落した時に、5月10日の日記「化けの皮が剥がれた中日」で、その予想を確信し、落合監督の「オレ流」は自己中心的な考えとこき下ろしてしまいました。しかし、その後の彼の選手起用がズバリ、ズバリ的中していつの間にか首位を独走するようになって、私の考え方が間違っていることを悟り、謝罪の意味を含めて頭を五分刈りにしました。

今夜はその五分刈りの髪に秋の夜風を受けながら名古屋駅界隈での会合の場に歩いていきました。そこには、何時もの週末と変わらぬ賑わいが有り、そこには、中日優勝、イチローの活躍など関係ない顔、顔が有りました。でも、私には今夜のドームでの広島戦の結果が気になって、会合どころではありませんでした。携帯での速報で1:1の同点のまま延長に入ったことを知って、あとは家でテレビを見ることにして帰路を急ぎました。そして、帰宅してスイッチを入れると、中日の選手たちがビールかけしている場面が映し出されて、中日は負けたもののヤクルトが巨人に負けたため中日の優勝が決まったことを知りました。ここで、中日の勝因、落合監督の功績を云々するよりも、落合監督の優勝インタビュー談話をそのまま転載することの方が的を得ているように思いますので、以下その談話を記載してみました。

「胴上げですか? いや〜、いいもんですね。生まれて初めてなもんですから。私はナゴヤでしか優勝を経験したことがない。だから、今回も周りの方はきのう(9月30日)と期待してたでしょうが、きょうだろうと思っていた。皆さんに喜んでもらえれば最高です。この優勝は選手の力。私らはサポートしただけ。選手を褒めてやって下さい。

監督就任時の現有戦力で優勝すると発言に触れられて、
何人の方が信じてくれたでしょうか。やれば、できるんです。胴上げはオーナーが1番、2番はウチの女房、次はウチのコーチングスタッフと考えてました。それにしても、選手がよく戦ってくれました。頭が下がります。勝って優勝というのが、一番格好いいんでしょうが、これも私らしくて、いいんじゃないですか。この優勝は一生忘れません。負けて、胴上げですから。

昨年10月から練習に耐えて、よくぞ全員が頑張って、そして成長してくれたと感謝しています。当初の目的である日本一を勝ち取る挑戦権をつかんだわけですから、次は勝って、胴上げしたいと思います。日本一? 私たちの目標はそこしかないのです。必ず日本シリーズで50年ぶりの日本一を勝ち取って、ファンのみなさんと喜びを分かち合いたいと思います。

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