2004年度・中日優勝特集(3) (1ケ月経過後の中日) |
順位 | 球団 | 勝率 | 差 | 打率 | 防御率 | HR | 得点 | 失点 | 評点 |
1 | 阪神 | .538 | − | .246 | 4.52 | 35 | 120 | 129 | 4.8 |
2 | 中日 | .522 | 0.5 | .256 | 5.25 | 22 | 104 | 130 | 4.8 |
3 | 広島 | .519 | 0.0 | .288 | 4.16 | 39 | 143 | 125 | 4.8 |
4 | 巨人 | .500 | 0.5 | .273 | 4.46 | 58 | 153 | 134 | 4.8 |
5 | 横浜 | .500 | 0.0 | .271 | 3.81 | 33 | 126 | 105 | 4.8 |
6 | ヤクルト | .417 | 2.0 | .292 | 5.45 | 39 | 113 | 136 | 4.8 |
上の表は、5月3日現在のセ・リーグのチーム別成績表です。 ここで、恒例により、chasuke式の評点算出式により、評点を計算し、評点の大きい順に順位を付けると次のようになりました。 順位 チーム 打率 防御率 本塁打 評価点 1 広 島 1.5×1.4 + 1.5×1.2 + 1.5×1.0 = 5.40 2 ヤクルト 1.6×1.4 + 1.1×1.2 + 1.5×1.0 = 5.06 3 横 浜 1.3×1.4 + 1.6×1.2 + 1.2×1.0 = 4.94 4 巨 人 1.4×1.4 + 1.4×1.2 + 1.6×1.0 = 4.50 5 阪 神 1.1×1.4 + 1.3×1.2 + 1.3×1.0 = 4.40 6 中 日 1.2×1.4 + 1.2×1.2 + 1.1×1.0 = 4.22 意外なのは、評点でワースト2位の阪神が首位で、ワースト1位の中日が2位に付けていることです。阪神は、打率は最下位ながら、防御率が4点台で程々、本塁打も30本台でこれまた程々で効果的な本塁打が出てバランスがとれているのが首位をキープできる理由と考えられます。中日は防御率最下位、本塁打最下位、得失点差最下位で最下位になって当然なのに、2位をキープしているのは、少ない本塁打が効果的に出ていることと負ける時は大敗、勝つ時は辛勝と言う効率のいい試合をしていることと考えられます。 巨人は、圧倒的な本塁打数とダントツの得点能力を持ちながら、防御率に表れない中継ぎ、押さえの出来の悪さで下位におりますが、中継ぎ、押さえが整備されれば首位に立つのは時間の問題と思われます。ベスト1位の広島はバランスがとれており、ほぼ順当な位置にいると思われますが、ベスト2位のヤクルトが最下位にいるのは不可思議な現象と思います。阪神と巨人に勝てないのが最大の理由ですが、そのバランスがとれた戦力はいずれその実力を発揮してAクラス入りは間違いないと思います。 私の前半の予想順位は、巨人、広島、ヤクルト、阪神、横浜、中日の順で、巨人がダントツ、中日がダンペコの1強4中1弱になるものと思います。中日・落合監督は、全員が昨年より10%底上げすれば優勝出来ると言っておりましたが、現在の中日は、打率で逆に4.5%ダウン、防御率に至っては27.6%もダウン、本塁打も6.6%ダウンと惨憺たる成績で、こんな成績でよくぞAクラスに留まっているものと思います。もし、目標どおり10%底上げされておれば、打率、防御率ともにトップで悠々と首位を独走しているはずです。その意味では落合監督の予想は当たっているものの目標を達成していないだけのことで、落合監督には弁解の余地が残されていることになります。 |
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