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藤枝東高物語(155)
静岡県高校総体で延長戦で藤枝東 清水桜ヶ丘を破り優勝
藤枝東高物語(156)
今年の藤枝東の戦績総括


延長後半終了間際に決勝ゴールを決めたMF平尾拳士朗選手

プリンス東海、12月8日の藤枝明誠戦で先制ゴールの斉藤選手


第66回静岡県高校総体サッカーは3日、袋井市のエコパスタジアムで男女の決勝が行われ、
男子は延長戦の末、藤枝東が5-3で粘る清水桜が丘を下し、11年ぶりの優勝を果たした。
8月に三重県で開かれる全国高校総体に出場します。
以下はこの試合の中日新聞の記事です。

「まれにみる激しい点の奪い合いとなった決勝戦は、最後まで集中力を切らさずゴールを
狙い続けた古豪の藤枝東に軍配が上がった。
決勝の四点目は、PK戦もちらついた延長後半終了間際。ドリブルで右サイドを駆け上がった
平尾選手が、切り返しから左足でシュートを放つと、うまくゴールキーパーの逆を突いて
ゴールネットを揺らした。

平尾選手は「当たりはあまり良くなかったけれど、コースはいいところにいった。
無我夢中だった」と喜ぶ。その二分後に追加点を奪う呼び水となり、
「大事なところで決めるのはいいこと。今後も意識していきたい」と意気込む。
主将の鈴木大河選手(三年)は「相手も粘り強かったが、それに負けずにやれたのはこれからも
必ず生きる。」全国でいい結果が出せるようにしたい」と意気込んだ。

決勝戦が行われたエコパスタジアム

当日の藤枝東の応援風景(1)

当日の藤枝東の応援風景(2)

今年の藤枝東は、県総体では清水桜が丘を下して11年ぶりの優勝を果たしたものの
全国大会では1回戦で神村学園を2−1で下したものの2回戦で明秀日立にスコアレス
のままPK戦で敗れました。

神村学園戦で先制ゴールの平尾選手

県選手権では1回戦で伊東を14-0、2回戦で暁秀を4-1、3回戦で加藤学園を4-1で破り、
順調に進めてきましたが、地元の宿敵のライバル藤枝明誠に3回戦で対戦し、田村が
同点ゴールを決めたものの、1-1で迎えたPK戦で4-5で破れました。

同点ゴールを決めた田村選手

今年の第97回全国高校サッカー選手権静岡県大会の決勝戦は11月17日、スタジアム日本平
で、浜松開誠館と静岡学園の間で行われ、死闘の結果、浜松開誠館が静岡学園をで破り、
創部13年で初優勝を遂げました。

初優勝し、監督を胴上げして喜び合う選手たち

選手権の優勝は旧清水と静岡、藤枝市の学校が独占を続け、県西部の学校が制するのは
1977年度の浜名以来となりました。浜松開誠館は前半、DF山田梨功(3年)のへディング
シュートで先制。
後半開始直後にオウンゴールを誘い、2点差に広げた。終盤にかけて静岡学園の猛攻を1点
にかわししました。プリンス東海では藤枝東は、9勝7敗2分の勝点29で5位を維持しております。

プリンスリーグ東海の順位表

2016年度の藤枝東の進学実績は、東大2 京大4 大阪大3 東北大6 名大10 北大8 等の旧帝大
に27名、千葉大7 神戸大5金沢大2 広島大2 一橋大1 東京外語大1 等の有力国立大に18名、
早大2 慶大6 上智大7 明大27 法政大26 立教大7 同志社大13 立命館大55等の有力私立大に
143名、地元の静岡大44、静岡県立大25、常葉大96の計175名、総計318名で偏差値は66で静岡県11位。

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