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藤枝東高物語(23)
(清水商を破って準決勝進出 2006年11月4日の日記から)
藤枝東高物語(24)
(浜名にリベンジして決勝へ (2006年11月5日の日記から)


FW井上、先制し応援スタンドへ駆け寄る
(「がんばれ藤枝東高」より転載)

2得点の山田
(「がんばれ藤枝東高」より転載)


準決勝出場校藤枝東高浜 名 高静岡学園常 葉 橘
県 大 会 優 勝*125回 2回8回1回
全国大会優勝*14回0回1回0回
全国大会優勝*22回2回0回0回
全国大会優勝*32回0回0回0回
現役Jリーガー6人2人15人1人

先日、11月04日の日記で、母校、藤枝東が清水商を下して準決勝に進出したことに触れましたが、今日その準決勝で、奇しくも昨年の準決勝で1:0で敗れて決勝進出を阻まれ涙をのんだ浜名と対戦しました。この試合には私もはるばる現地に応援に駆けつけただけにその時の悔しい思いは今でも忘れられません。この試合の模様は静岡県内ならテレビの生中継が有るのですが、残念ながらここ愛知県では有りません。


     (註)
      *1 全国高校サッカー選手権大会
      *2 総体全国大会
      *3 全日本ユース選手権全国大会

母校の藤枝東高が、全国高校サッカー選手権静岡県大会で、今日清水商を破って昨年に続いて準決勝に進みました。全国大会で優勝するよりも静岡県大会で優勝する方が難しいとさえ言われたことがあるほどに、この地区には強豪高がひしめき合っております。川口能活、小野伸二、藤田俊哉、名波浩など全国で最多の28名の現役Jリーガーを輩出している清水商、清水商に次いで25名の現役Jリーガーを輩出している静岡学園、Jリーガーこそ6名と少ないもののA代表経験者のゴン中山、山田暢久、長谷部誠を輩出し全国優勝4回の藤枝東高、全国優勝1回、準優勝3回の清水東高、 全国優勝1回、準優勝1回の東海大一高 (現 東海大翔洋高)、全国総体で2回優勝の浜名高、更には最近、めきめきと頭角を現わしてきた常葉橘・・・・と枚挙にいとまが無いほどです。

1998年のW杯フランス大会に初出場した時、日本代表のベンチ入り22人のうち10人がこれらの静岡県の高校の出身者で占められるほどに強かった静岡もその後は、1995年の静岡学園の優勝以来、全国優勝しておりません。全国優勝は国見、東福岡、帝京、市船の4強に独占され、静岡の高校が国立のピッチに立ったのは1997年の藤枝東高以来有りません。なんとしてもサッカー王国静岡の復活を果すためにも今年は頑張ってもらいたいものです。 ところで、今年の準決勝の組み合わせは奇しくも昨年と全く同じになりました。藤枝東高と静岡学園はリベンジを期して戦うことになります。昨年、藤枝東高はゲーム内容で優りながら勝負に負けた感じでしたので、11/11(土)は、是非とも今年は決めるところは確実に決めて11/18(土)はエコバで優勝の感動に浸りたいものです。準々決勝で2得点したのに冷静だった山田君、1年生の時に国見にPKで負けて号泣した原田君を中心に、打倒浜名、打倒静学か橘 を期してもらいたいものです。

このような時にインターネットが役立ちます。藤枝東のサッカーを応援するサイトとして静岡県のみならず、全国的にも知られ、実にアクセス数が250万を越える超人気サイト「がんばれ藤枝東高」が有りますので、ここの「試合速報」にアクセスすることによって試合状況をチェックできるのです。 先日、11月04日の日記で、母校、藤枝東が清水商を下して準決勝に進出したことに触れましたが、今日その準決勝で、奇しくも昨年の準決勝で1:0で敗れて決勝進出を阻まれ涙をのんだ浜名と対戦しました。この試合には私もはるばる現地に応援に駆けつけただけにその時の悔しい思いは今でも忘れられません。この試合の模様は静岡県内ならテレビの生中継が有るのですが、残念ながらここ愛知県では有りません。

この「試合速報」はCGIを使った専用のBBSで、携帯、PCから書き込みできるため、県外の我々のために何時もどなたかが書き込みして下さるので、そこのアクセスすることで試合状況をチェックすることが出来ます。この日も何時も書き込みして下さる方の書き込みをPC画面でハラハラドキドキして見ながら見つめ続けておりました。無得点のまま前半終了、後で判ったのですが藤枝東はPKを外しておりました。多分、このことは悔しい思いだけを伝えることになることを配慮されて敢えて書き込みされなかったことと思います。

やがて、後半が始り、次々と朗報の書き込みが画面に飛び込んできました。

・後半 8分 先制!センタリングを井上のヘッド1−0。
・後半16分 追加点、原田の右足ミドル2−0。
・後半33分 追加点、河井のシュートがポストに当たりこぼれを井上押
        し込む3−0。
・後半36分 追加点、水野の直接FKが決まる4−0。

先制された浜名は焦って攻勢にでたため守勢がおろそかになったところを突かれたのでしょうか、2点目を奪われた時点で気落ちしたのか、33分、36分と立て続けに追加点を奪われ勝敗が決しました。浜名は今年の県の総体優勝高でもあり、侮れない実力を持っておりますので来年も是非とも頑張って頂いて再戦できることを期待します。この結果、藤枝東は来週の日曜日1/19にエコバで宿敵 静岡学園と決勝戦を行なうことになりました。これまで、私も何回か、準決勝もしくは決勝戦で静岡学園と対戦した試合の応援に駆けつけましたが全て内容で勝って勝負に負けて惜敗でした。そんなことで、あまりいい印象は持っておりませんが、尻上がりに調子を出してきているだけに藤枝東に勝機は充分有ると思います。

静岡学園も2003年以降優勝から遠ざかっておりますので、私と故郷を同じくする井田監督のもとで鍛え抜かれたイレブンは必勝を期して臨んでくるものと思います。藤枝東にもかっての対静学コンプレックスは消え去っていることと思います。遠い北海道の地からはるばると藤色のユニフォームに憧れて千南原の地にやってきたキャプテン原田君の活躍を大いに期待しております。がんばれ藤枝東高!


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