藤枝東高物語(63)
今年の藤枝東の公式戦全成績(〜選手権)
藤枝東高物語(64)
浜松湖東を破り選手権2次リーグ突破


藤枝総合運動公園

冒頭の画像は、平成15年(2003)の「わかふじ国体」のサッカー会場に使用
することを目的に造られた藤枝総合運動公園サッカー場です。
ここで、県内の主な高校サッカー試合が開催されますので、高校サッカー
ファンには静清地区の草薙、日本平の両会場とともに馴染みの深いところで
私も何回か応援観戦に出向きましたが、いい思いをしたことが有りません。

特に、2005年11月6日、準決勝の浜名戦をここで観戦したのですが、ミス連発
し相手FW 松浦拓弥君(現ジュビロ磐田)に決められて1:2で負けた挙句に雨に
降られバスにも乗り遅れて酷い目に遭ったことを鮮明に覚えております。
今年の高校サッカーの公式戦は、新人大会、総体、プリンスリーグ東海を今日、
終えて後は選手権を残すだけとなりました。

藤枝東の今年の公式戦の全成績を下にリストアップしてみました。
6勝10敗1分(勝率=.353)ですので、好成績とは言えません。
特に残念だったのは、プリンスリーグ東海で1勝7敗1分の惨憺たる成績で9位
となって、8位までに与えられる1部残留資格が得られず、来年は2部からの
スタートとなったことでした。

このところ藤枝東は選手権までは調子が出ず、あまりいい成績は残しておりま
せんので、勝負はこれからです。
昨年も、新人戦、総体で早々に敗退、選手権2次リーグでも磐田東に力負けする
など調子が出なかったのですが、その後は全勝して、選手権で優勝しております
から毎度のことと割り切っております。

07-11 プリンスL第9節  ●藤枝東0-1○常葉橘    藤枝総合運動公園
07-04 プリンスL第8節  ●藤枝東0-3○エスパルスY   エコパ補助グランド 
06-27 プリンスL第7節  ●藤枝東0-3○静岡学園  富士総合グランド
06-13 プリンスL第6節  ●藤枝東0-2○グランパスY  トヨタスポーツセンター
05-06 プリンスL第5節  △藤枝東3-3△四中工     鈴鹿スポーツガーデン
05-02 プリンスL第4節  ●藤枝東1-2○清水商     藤枝総合運動公園
04-25 プリンスL第3節  ●藤枝東0-2○ジュビロY   藤枝総合運動公園
04-18 プリンスL第2節  ○藤枝東4-1●磐田東     藤枝総合運動公園
04-11 プリンスL第1節  ●藤枝東0-3○藤枝明誠  藤枝総合運動公園 
05-23 総体・決勝T2回戦 ●藤枝東1-2○韮    山   藤枝東高グランド 
02-15 新人戦・準 決勝 ●藤枝東1-3○静岡学園  藤枝市民グランド 
02-14 新人戦・準々決勝  ○藤枝東1-0●常 葉 橘   藤枝総合運動公園 
02-08 新人戦・2  回 戦  ○藤枝東1-1●浜松開誠館 浜松開誠館グランド
02-07 新人戦・1  回 戦  ○藤枝東5-0●星    陵   東海大翔洋グランド 
01-31 中部地区5位決定戦 ○藤枝東3-0●常 葉 橘   東海大翔洋グランド 
01-25 中部地区準々決勝  ●藤枝東1-2○東海大翔洋 東海大翔洋グランド
01-24 中部地  1回戦    ○藤枝東1-0●吉    田   藤枝北高グランド



エコパ・スタジアム

冒頭の画像は、毎年、高校サッカー選手権の決勝戦が行われるエコパスタジアムです。国立競技場が全国の高校サッカー選手の憧れのの地であるように、エコパは県の高校サッカー選手の憧れの地です。そのエコパスタジアムを目指して静岡県、高校サッカー選手権の2次予選が10月17日から、特別シード4校(静岡学園、藤枝明誠、清水商、常葉橘)を除く16校が4グループに分かれて開催されました。尚、この16校のうち、藤枝東、浜名、清水東、暁秀の第2シード4校を除く12校は熾烈な1次予選を勝ち抜いてきております。

我が母校、藤枝東は昨年に続けて、前年度の優勝校でありながら特別シードされずに2次リーグ予選からの出発となり、浜松湖東、袋井、大仁と同組のD組に入り10月17日に袋井と初戦を戦いました。袋井とは3年前(平成18年)に2次リーグで対戦し、6:1で勝っており、勝利は間違い無いものと思われていたのですが、何と2:0で完敗してしまいました。確かに、4月25日以来、公式戦未勝利、6月13日以降4連敗中でしたが、袋井に負けるとは予想もしませんでした。

この組には、決勝トーナメント進出の実績を持つ強豪の浜松湖東が居りますので、もし浜松湖東に負けると、私の知る限り、藤枝東の歴史に無かった2次リーグ敗退という大変な事態になるだけに心配でした。そして翌日の10月18日に大仁と対戦して3:1で勝ったものの内容が良くなかったとのコメント聞いて不安を抱えたまま最終戦の今日を迎えました。会場は母校、藤枝東高の人工芝グランドですから地の利を得て有利ですが、相手は強豪、浜松湖東(昨年も2次リーグで同校と同組となり、2:1で勝利)ですから固唾を呑んで「がんばれ藤枝東」の「試合速報」の更新ボタンを押し続けました。

スタメンは、FW:安間(1年)―蓮池(3年) MF:伏木(2年)― 海野智(2年)―齋藤哲(2年)―加藤大(3年) DF:大井淳(3年)―太田充(1年)―海野貴(3年)―杉本(3年) GK:岩井(1年) で、1年生3名、2年生3名、3年生5名という2:4:4の布陣でした。このところ、FW:安間、DF:太田充、GK:岩井の1年生トリオが定着して活躍しており、何かさわやかさと心強さを感じ取り、今日は絶対勝てると自分に言い聞かせました。そして、前半7分、「得点 安間?」の現地からゆうさんの速報が届き、「やったー!」と声を上げてしまいました。そして、前半13分蓮池、後半4分中島が得点し3:0で浜松湖東に快勝しました。この結果、下表のように藤枝東はD組の2位となって、2位以上に与えられる決勝トーナメントへの出場権を獲得しました。


順位 校    名 校章 勝点 勝数 分数 負数 点差
袋    井 6 2 0 1 +4
藤  枝  東 6 2 0 1 +3
浜 松 湖 東 4 1 1 1 -2
大    仁 1 0 1 2 -5


結局、2次リーグでは下表の8校が11月14日から始まる決勝トーナメントに進出し、まずはこの8校で1回戦を戦い勝者が特別シード4校のいずれかと準決勝を11月21日にエコバで戦うことになっております。この表から判るように、藤枝東は8校中7位ですが、昨年度は8校中8位でした。


順位 校    名 校章 勝点 勝数 分数 負数 点差
浜    名 9 3 0 0 +18
清 水 東 9 3 0 0 +10
飛    龍 7 2 0 1 +15
暁    秀 7 2 0 1 +7
静岡市商 7 2 1 0 +5
袋    井 6 2 0 1 +4
藤 枝 東 6 2 0 1 +3
静 岡 西 4 1 1 1 0

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