藤枝東高物語(57)
母校 藤枝東 大津に惜敗して散る 2009年01月02日の日記から
藤枝東高物語(58)
新人戦準決勝敗退 プリンスL不調 2009年05月6日の日記から


3年ぶりのシ−ド権獲得に貢献の明大・中村(藤枝東出身)

昨日に続けて、箱根駅伝復路と高校サッカー3日目の母校の試合のテレビ中継を観ることにしました。 昨日の往路、山上りの5区で区間新記録をマークした東洋大の1年生エース、柏原竜二選手は驚異の8人抜きで、区間を1時間17分18秒で駆け抜け、“山の神”と呼ばれた今井正人(トヨタ自動車九州)が順大時代に記録した区間記録1時間18分5秒を大幅に更新しました。

今朝は快晴のもと、東洋大・富永が早大の加藤に22秒差でスタートしましたが、3キロ過ぎで加藤Mに追い抜かれ、その後はトップ争いが続き、19キロ手前で再び加藤がトップに立ち、7区・八木も首位をキープし、東洋大に12秒差をつけてタスキを渡しましたが、8区・千葉優(2年)が再逆転して復路も制し、通算11時間9分14秒で出場67回目にして東洋大が初の総合優勝を完全Vで飾りました。

総合優勝6回を誇る前年王者の駒大は、過去ワースト2位の総合13位に終わり、途中棄権を除き前年覇者としてシード権を逃す史上初の惨敗を喫しました。駒大は復路で、往路首位の東洋大に7分55秒の大差をつけられ15位からスタートし、一度もシード圏争いできませんでした。総合優勝11回の名門・順大も総合19位でシード落ち、2度の棄権を除くと1962年大会以来、47年ぶりの屈辱となりました。6年連続出場の城西大は、8区で石田亮(2年)が体調に異変を起こし史上11校目(12例目)の途中棄権となった。

一方、7度の総合優勝を誇る古豪・明大は、2日の往路を7位で終え、トップの東洋大から5分34秒遅れでスタートしました。一昨年の大会でも6区を走った中村智春(文4:藤枝東出身)が区間4位の好記録で箱根の山を駆け下りてチームに活気を呼び込み、勢いに乗った7区を任された安田昌倫(情コミ3)が実力通りの走りを見せ、一つ順位上げて6位に浮上、8区では安田と同様に当日のエントリー変更で出場となった1年生の細川勇介(政経)が、箱根初出場を感じさせない走りで4位まで順位を押し上げ、チームに勢いをつけました。

シード権争いが本格化する9区では遠藤寿寛(文3)が区間20位と苦戦。6位まで順位を落としたが、最終10区を任された4年生の卜部淳史(経営)が部員全員の思いを背に力走し、総合8位でチームメイトが待つ大手町のゴールに飛び込み、43年ぶりのシード権獲得で歓喜に渦巻く部員たちに胴上げされるシーンが見られました。

昨年準優勝の母校藤枝東は、3回戦屈指の好カードとあって7,500人もの観客が詰め掛けた三ッ沢球技場で午後2時から昨年の高校総体3位の優勝候補の一角、大津(熊本)と対戦しました。残念ながら、当地区では地元の四中工の試合を中継したため、母校の試合は観戦できませんでした。そして、惜しくも母校藤枝東は、前半の2失点が響いて後半、2点を挽回したものの時既に遅く2:3で破れました。

気が重くて、これ以上書く気になれませんので省略します。ただ、箱根駅伝で、母校、藤枝東後輩で明治大4年の中村君が6区を激走して、明治大の43年ぶりのシード権獲得に貢献したことを後で知りました。高校駅伝では殆ど実績の無い母校の後輩の活躍に感激し、破れたとは言え、感動を与え続けてくれた後輩たちに感謝する思いで一杯になりました。

帝京戦でお披露目された藤枝東人工芝(WOLFMAN'S BARより

今日、三重県の鈴鹿スポーツガーデンで行なわれた、プリンスリーグ1部第5節、四中工戦は3:3で引き分けました。この結果、プリンスリーグ1部では下表に示すように、藤枝東は7位に低迷し、2部転落(9、10位)の危機感さえ漂ってきました。反面、同郷のらいばる藤枝明誠は無敗でトップをキープしており明暗がくっきりと見えてきました。


  東海地区プリンスリーグ第1部の第5節終了時点での順位表
順位 チーム名 勝点 勝数 分数 負数 点差
藤枝明誠 13 4 1 0 +8
静岡学園 10 3 1 1 +7
ジュビロY 10 3 1 1 +4
四中工 8 2 2 1 +1
グランパスY 7 2 1 1 +1
エスパルスY 5 1 2 1 +3
藤枝東 4 1 1 3 -3
常葉橘 3 0 3 2 -4
清水商 3 1 0 4 -6
10 磐田東 2 0 2 3 -11


プリンスL5 09-05-06 藤枝東 VS 四中工     △ 3−3 
プリンスL4 09-05-02 藤枝東 VS 清水商     ● 1−2 
プリンスL3 09-04-25 藤枝東 VS 磐田Y     ● 0−2 
プリンスL2 09-04-18 藤枝東 VS 磐田東     ○ 4−1 
プリンスL1 09-04-11 藤枝東 VS 藤枝明誠   ● 0−3 
新人準決勝 09-02-15 藤枝東 VS 静岡学園   ● 1−3 
新人準準決 09-02-14 藤枝東 VS 常葉橘     ○ 1−0 
新人2回戦 09-02-08 藤枝東 VS 浜松開誠館 ○ 1−1(PK5-4)
新人中5位  09-02-07 藤枝東 VS 星陵       ○  3−0
新人中準準 09-01-25 藤枝東 VS 東海大翔洋 ● 1−2
新人中1回  09-01-24 藤枝東 VS 吉田       ○ 1−0

今日の結果により、藤枝東今年の公式戦(新人戦、プリンスL)
の全試合で、上表に示すように、11戦 5勝5敗1分 で丁度タイ
となりました。

毎年、藤枝東は新人戦、プリンスLではあまりいい成績は残して
おらず、5月中旬からの高校総体で調子を整え、秋口からの高校
選手権からベストにもっていく悪しき習性を持っておりますので
それほど心配はしておりません。

しかし、静学やプロのユースに負けるのはとにかく、藤枝明誠や
清水商に負けているのは気になります。 残りの4試合で2勝以上
が一部残留の条件になると思われますので、何んとしても頑張っ
て欲しいものです。特に、6/27の静学戦は絶対に負けられません。
今年は、多くの有望な新入生が入部しておりますので、そろそろ
彼らの実力が台頭してくることを期待しております。

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