第3節・画像の調整(2) 画質の調整

デジカメで撮った写真が暗ら過ぎたり、明る過ぎたりして画質が悪くなっていた場合、画像ソフトを活用してある程度まで画質を改善することが出来ます。下の写真は、今年の6月米国東部旅行中に撮ったボストンの地下鉄・改札口の風景ですが、フラッシュが使えなかったため暗くなっておりますので、ここでは、前節で利用した「Microsoft 0ffice Picture Manager」を使って画質の調整を行います。

画質改善前の暗い画像

まず、デスクトップ上に画質調整したい画像のアイコンを置き、クリックして開くと自動的にMicrosoft 0ffice Picture Managerが立ち上がり、画像の上側に「画像の編集」と「自動修正」が表示されます。「画像の編集」をクリックすると「自動的に画像を修整する」「画像修整ツール」「画像のサイズを変更する」の三つの編集項目が表示されます。この中の「画像修整ツール」の中の「明るさとコンストラスト」を選んでクリックします。

すると「明るさ」「コントラスト」「中間色の調整」の3項目を、▲▼で0〜100%の範囲で増減できる表が表示されます。この3項目をバランスよく増減させて設定することにより画質をより良く調整することが出来ます。私は、まず「コントラスト」を100%に設定し、次いで「明るさ」を増大させて程良いところで設定、最後に「中間色の調整」をより鮮やかに見えるところで設定することにしております。こうして画質を調整したのが下の画像です。

画質改善前の明るい画像

前方の赤い服の人が、改善されたことによって長い黒髪の女性であることが明らかになりました。明る過ぎている場合でも、同様のやり方で改善することが出来ます。他の有料の画像処理ソフトを使えば更に改善効果を上げることが出来ます。
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