講座集 第1章 初心者による初心者のためのインターネット講座

(10)受信メールの保存と削除のしかた
受信メールは読み終えたら削除するのが普通ですが、メル友とメール交換していますと過去のメール・メッセージ内容を引用・確認したい場合が往々にして有ります。
また、重要な連絡事項、有益な情報、メーリングリストでの自分の発言に関連するメール等は取り敢えず保存しておく必要があろうかと思います。 そこで、ここではMicrosoft Outlook Expressを事例にしてメールの保存と削除のしかたを説明します。

1.受信.メールの保存のしかた
手順1:専用フォルダの作成
     一般的に受信メールは「受信トレイ」に入っているはずで
     すので、ここにマウスポインタを当てて、右クリックすると
     「フォルダの作成」が出ますのでここの「フォルダ名」に適
     当な名前を入力します。仮に「同窓会A」としましょう。
     受信トレイの下の「同窓会A」のアイコンが表示されます。

手順2:専用フォルダを開く
     表示された「同窓会A」をWクリックして開きます。

手順3:表示項目を設定する
     開いたフォルダの上に設定済みの、添付、件名、受信日
     時、サイズ等が表示されておりますので、そのいずれか
     にマウスポインタを当てて、右クリックすると「表示項目の
     設定」が出てきますので、ここを右クリックします。
     すると表示項目が出てきますので、件名、件名、サイズ、
     受信日時、送信者の項目にチェックのレ点を入れます。
     (他の項目も入れてもいいのですが、右奥に位置してス
     クロールしないと見えなくなりますのでこの4項目を優先
     して下さい。)

手順4:専用フォルダに移動させる
    「受信トレイ」を開き、専用フォルダ「同窓会A」に移動させ
     たいメールのアイテムにマウスポインタを当てて、右クリ
     ックして表示される「フォルダに移動」をクリックします。
     すると「アイテムの移動先」が表示されますので、この中
     から専用フォルダ「同窓会A」をクリックして反転させ、
     「OK」をクリックします。.
     これで専用フォルダに移動完了しました。

手順5:専用フォルダでチェックする
     「同窓会A」を開きます。例えば、同窓生X1さんのメール
     を着信順にリストアップしたいと思ったら、「送信者」の項
     目をクリックすると、宛先毎にX1さんの送信者名のメ
     ールだけが着信順纏まって表示されます。
     更に「件名」をクリックすれば件名毎に、「受信日」をクリ
     ックすれば受信日順に表示されます。

2.受信.メールの削除のしかた
メールの削除は間違って削除しても取り消しが出来るように2段階で実施されます。 第1段階は受信トレーの削除したいメールを選んで右クリックしてから「削除」をクリックするか、ツールバーの「削除」をクリックすることで行われますが、これだけでは完全に削除されず、もうひとつの削除済みアイテムに移行しただけです。

完全に削除するには、この削除済みアイテムの中から削除したいメールを選んで第1段階と同様の手順で削除します。 この場合は、「完全に消去しますか」の念押しがあっリマすので「OK」をクリックすることで完全に削除されます。

尚、OE5以降の最新版では「ツール」→「オプション」→「メインテナンス」を開いて[終了時に「削除済みアイテム」からメッセージを削除する]にチェックを入れれば1段階で削除可能です。
更に、「ファイル」→「フォルダ」→「コンパクト」をクリックすることで全てフォルダを圧縮して容量を節約することが出来ます。旧版では、上記の「メインテナンス」のメニューから「バックグランドでメッセージを最適化する」にチェックを入れることによって同様の処理が実施されます。

3.メールの受信を拒否するしかた
@無期限に受信を拒否する場合:
スパム、セクハラ、ストーカーの等の迷惑メールの受信を拒否したい場合は、受信トレーのツールバーの「ツール」→「メッセージルール」→「メール」により「メッセージルールの画面」が出ますのでその中の「新規作成」をクリックし、1.のルールの条件は「送信者にユーザーが含まれている場合」、2.のルールのアクションには「サーバーかから削除する」にそれぞれチェックを入れ、3.のルール説明の下線部をクリックすると拒否したい送信者の「ユーザーの選択」の画面に変わりますので、ここにそのユーザーの名前を入力して「追加」をクリックすればOKです。
(名前はアドレス帳からの自動転記、送信者の「プロパティ」からその送信者を特定化できる送信者名やアカウントでいいです。)
これで該当者からのメールはサーバーで拒否され受信しません。
Aある期間だけ受信を拒否する場合:
ある時期受信しないでサーバーに保管しておきたい場合は、上記2.のルールのアクションのところで、「サーバーからダウンロードしない」を選択すればルール解除するまでは受信しませんが解除すれば受信します。。
解除は「ユーザーの選択」の画面で該当者を選んでルールの削除をすることで実施されます。
B受信はするが直ぐに削除済みアイテムに移行させる場合:
@の「メッセージルールの画面」の中の「送信者を禁止する」をクリックし、「追加」をクリックすると禁止するユーザーのアドレス記入欄がでますので、そこに当該アドレスを入力して「OK」をクリックします。 これで受信と同時に「削除済みアイテム」に捨てられてしまうので見ずに済みます。(解除はAと同じです)

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