講座集 第1章 初心者による初心者のためのインターネット講座

(6)メールの送信のしかた( Outlook Expressを事例にして)

1.送信方式の選択
Outlook Expressにはメールの送信方式にテキストとHTMLの2種類が有ります。 文字だけのメッセージはテキスト方式、画像やイラストなどを挿入してカラフルな 背景のメッセージはHTML方式で送信します。

ただ、HTML方式には次の問題が有りますので出来るだけテキスト方式で 送るのが望ましく、HTMLで送る場合は受信側に事前に了解をとりつけから 送信するのがネチケットとされております。

1.フォント(文字の大きさ)が自動的に10に設定され小さくて読
  み辛い

2.テキスト方式で受信したメールを返信する場合、「送信者に返
  信」をクリック   すると宛先が自動入力された上、受信文に
  引用符の > が付きますが、   HTML方式で受信した場合
  は左側に縦の線が入って見にくくなる上引用符の > が付
  きませんので引用符をコピーして貼り付けねばなりません。

送信方式はメッセージ作成画面の「書式」をクリックして表示される、「HTML(リッチテキス ト)」「テキスト」のいずれか選択する方に黒丸を付けることで選択できます。

ここで、文字の状態を表すフォントには次の4種類が有ります。
        1.大きさ 2.字体 3.スタイル 4.色 
テキスト方式では、大きさ=12、字体=MS Pゴシック スタイル、スタイル=標準、色=黒といずれも固定されますので省略します。



2.HTMLでのフォントの設定のしかた
HTMLでは全体または一部のフォント設定を変えることが出来ます。 まず、全体の設定を変える場合は次の手順によります。

手順1: メッセージ画面の「ツール」→「オプション」→「作成」→
     「フォントの設定」の順にクリックしていきます。

手順2: フォントの設定
    冒頭のタイトルを
     大きさ=14 字体=標準 スタイル=太字 色=赤
     に設定すると次のようになります。

         HTMLでの送信のしかた

次に部分的に設定する場合は、メッセージの作成画面の件名の下のバーに左から字体、大きさ、スタイル(B=太字、  I=斜字、U=下線)、A=色 の4項目を設定出来ます。
    設定する場合は、設定したい文字列を反転させて選択して上記の4項目を設定します。
同様に冒頭のタイトルを部分的に設定を変えると次のようになります。
     HTMLでのフォントの設定のしかた


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