−日記帳(N0.043):20001年11月29日−
川島コミッショナーの大失態

この日記帳の11月18日分の「横浜とヤクルトが兄弟球団に」で、ニッポン放送が横浜ベースターズ球団の株式51%をマルハから取得するとの発表を川島コミッショナーが容認したのは、ニッポン放送の子会社のフジテレビがヤクルト球団の株式を20%所有していることから、球団は直接間接を問わず他の球団の株式を所有することを禁止している野球協約183条に違反しているとの巨人オーナーのナベツネさんの主張は正しいと支持しました。
その川島コミッショナーが「フジテレビがニッポン放送の子会社だったとは知らず容認したのは私のミス」と陳謝して容認を取り消しました。

当然の処置ですが、問題は日本のプロ野球の頂点に立つ川島コミッショナーがフジテレビがニッポン放送の子会社だったことを知らなかったと言うことです。
フジテレビがニッポン放送の子会社であることはプロ野球ファンの殆どの方が知っており、今年のヤクルトのセ・リーグ優勝の中継放送を番組に入れなかったことでヤクルトファンの非難を浴びたり、フジテレビの番組にヤクルトの選手が多数出演するので他球団のファンからクレームがついたりして話題になっていることから、フジテレビがニッポン放送の子会社であることを知っている人はかなりおりますし、私でも何年も前から知っておりました。

川島コミッショナーの場合は自分の傘下にある12球団の経営状態、株主構成を知ることは当事者として当然のことで、会社で言えば社長が自社の主要な系列会社を知らないことと同じで職務怠慢もいいところです。 川島コミッショナーこれまでも問題解決の対応姿勢にその資質を問われており、今回の不祥事の責任をとって辞任すべきと思います。
−日記帳(N0.044)20001年11月30日−
紅白歌合戦の出場者に思う

出場者の顔ぶれを見て唖然としました。
NHKは出場歌手の選出について、NHK放送文化研究所、NHK全国放送局などによるアンケート、「NHKのど自慢」の予選出場者の選曲、CD・カセットの売り上げ、有線・カラオケのリクエスト実績など総合的な調査を行っている。今年は、その調査をもとに、(1)今年活躍し(2)世論から支持され(3)番組の企画と合致する歌手、という基準で選考を行っっているようです。

この選出基準からすれば、森昌子さんがどうして選出されたのかさっぱり判りません。
彼女の場合、少なくとも公の場では1回たりとも歌っておりませんから基準の(1)には全く該当しません。 ザ・ドリフターズの場合も似たような事情ですが現役のタレントで、初出場ですから一歩譲るとしても、森昌子さんの場合はどう考えても納得がいきません。

ま、久しぶりにに彼女の「せんせい せんせい ・・・・・♪」を楽しめそうなのでよしとしましょう。
本当は、好きな高橋真理子さんや加藤登喜子さんが出場して欲しかったですね。
それにしても、相変わらず斜陽化した演歌歌手が多いのと、サザン・オールスターズ、宇多田ひかる、中島みゆき といった実力派の人気歌手にソッポ向かれるのが気になるところです。


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