−日記帳(N0.1946)2007年04月17日−
山本昌の対阪神完封に感激
−日記帳(N0.1947)2007年04月18日−
日本、五輪2次予選突破



現在、日本のプロ野球には次に示すように40代の選手が8人おります。

・工藤 公康投手(43:横 浜)
・山本 昌 投手(41:中 日)
・小宮山 悟投手 (42:ロッテ)
・吉井 理人投手 (42:オリックス)
・古田 敦也捕手 (41:ヤクルト)
・デニー友利投手 (40:中 日
・佐々岡真司投手 (40:広 島)
・河本 育之投手 (40:楽 天)

意外に思いましたのは、数が少ないことと投手が8人中7人で野手が1人もいないことでした。投手は肩を酷使することから選手寿命が短いのではとの先入観を抱いておりましたが、正しくなかったようです。そして、ご本人には失礼な言い方で申し訳有りませんが、デニー友利投手と河本育之投手は在籍しておたチームでエース的存在に登りつめたことは一度も無く中継ぎ投手として便利に使われてきたにもかかわらず、この歳まで現役を続けておられるのは一応、立派なことではあると思います。ただ、中日ファンの私としてはデニー友利投手を何故一軍のベンチに座らせているのか理解できません。

この中で今年、私が注目している選手は、工藤公康投手と山本昌投手でした。工藤公康投手は既に200勝達成済みですが、古巣巨人を追われて横浜入りし、「浜のオジサン」として活躍してもらいたいものと願っておりました。しかし、既に0勝3敗で現在はファームで調整中のようです。そして山本昌投手も0勝2敗で調子がでず、もし今日の阪神戦で再びKOされるようなことが有ればファーム行きも止むを得ない状態に追い込まれておりました。その山本昌投手がなんと、今夜のナゴヤドームでの阪神戦で、97年の大野豊氏(当時広島)の41歳8カ月0日を抜く「セ界最年長」完封勝ちを収めたのでした。

133球を投げ切り、3安打の完封勝ちで開幕から3戦目での今季初勝利でした。変化球の制球が冴えて、カーブ、スライダー、スクリューが思うように決まり、得点圏に走者を背負ったのは1死から鳥谷に三塁打を浴びた6回だけでこの場面でも関本を直球3球で三振、シーツを中飛とあっさりと切り抜けました。首脳陣は9回から交代の用意をしていたようですが、山本昌はあえて続投を志願したと言われます。これでナゴヤドームでの阪神戦は4連勝、通算でも17勝3敗、防御率1.42となりました。
頑張れ!山本 昌投手 工藤公康投手(但し、中日戦以外でね) 


前半17分、先制ゴールを決めたMF水野晃樹(千葉)


G名 順位 国    名 国旗 勝点 勝数 負数 分数 点差

日   本 12 +9
シ リ ア −1
マレーシア -3
香   港 -5


北京五輪アジア地区出場枠はW杯より少ない3のため熾烈を極めております。現在行なわれている2次予選では1次予選を勝ち抜いた10ケ国と予選免除の14ケ国の計24ケ国が6組に分かれホーム・アンド・アウエー方式のリーグ戦 を行い上位2チームが最終予選に進むことになります。下表は、その2次予選の日本が属するB組の勝敗表で、4月18日にシリアの首都ダマスカスで行なわれたシリア戦に勝利したことで2位以上が確定し、2次予選突破を決めました。

この試合、日本は前半17分、右から中に切れ込んだ水野晃樹(千葉)が左足で豪快なミドルシュートを決めて先制、更に同43分には左CKを胸でトラップした本田圭佑(名古屋)が左足でけり込んで2得点して優位に立ち、後半は運動量が落ちて反撃に出たシリアに苦しめられたもののGK西川を中心とした安定した守備で凌いで、2:0で勝ちました。格下相手に、後半無得点に終ったのに不満が残りますが、アウエーであることを考慮すれば一応、満足できる結果と評価します。

最終予選は、この2次予選を突破した12ケ国が3組に分かれてホーム・アンド・アウエー方式で対戦、各組の1位が北京五輪への出場権を得ることになります。他組で2次予選突破が予想される国は次のとおりです。

・A組:◎クウェート ○カタール △バーレーン
・C組:○ベトナム  ○レバノン △オマーン
・D組:●サウジ   ○イラン  ○オーストラリア
・E組:◎北朝鮮   ○イラク
・F組:●韓国    ○UAE  ○ウズベクスタン

(●突破済、◎有力、○いずれか突破、 △対抗馬)

下に最終予選進出国を予想し、うち◎印の3ケ国が出場権を得る
ものと予想してみました。中国、オーストラリアがいないことと
韓国、北朝鮮、サウジ等の強国のランクが下がっているのが日本
にとって有利になります。
最終予選の組み分けでのシードも気になるところで、日本が◎印
のイラン、韓国と同じ組に入らなければ日本の出場権確保はまず
間違いないものと思われます。

予想 国   名 (FIFAランキング)
 ◎ 日   本   ( 46)
   シ リ ア   (110)
   クウェート   ( 96)
   カ タール   ( 83)
   ベ トナム   (140)
   レ バノン   (130)
 ○ サ ウ ジ   ( 62)
 ◎ イ ラ ン   ( 42)
 ○ 北 朝 鮮   (142)
   イ ラ ク   ( 78)
 ◎ 韓   国   ( 51)
   U A E   ( 91)

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