−日記帳(N0.2038)2007年07月25日−
アジア杯、日本三連覇ならず
−日記帳(N0.2039)2007年07月26日−
後半突入後のセ・リーグの戦力分析


後半12分、マレクの決勝点となる3点目のゴール

順位 球  団 防御率 打 率 本塁打数 平均順位 得失点差
巨  人 @ @ @ 1.0 +100 @
中  日 B C C 3.7 + 32 A
横  浜 C A D 3.7 -18 C
阪  神 A D E 4.3 - 37 D
ヤクルト D B A 3.3 - 16 B
広  島 E D B 4.7 -98 E












・順位は現時点
・丸数字は各項目での順位
・平均順位は各項目の単純平均値


サッカーアジア杯の準決勝戦、日本対サウジアラビア、韓国対イラク2試合が、ベトナムの首都ハノイで昨日、行われ日本は3:2、韓国はPKでそれぞれ敗退し、この結果、日本は3連覇と史上最多となる4度目の優勝を逸しました。日本はボールの支配率は上回っていたものの、堅守速攻のサウジに先行される苦しい展開で、セットプレーから前半37分にDF中沢(横浜)、後半8分にはDF阿部(浦和)が決めて2度、同点に追いつきましたが、同12分にマレクに勝ち越し点を奪われ、終盤の猛攻も実りませんでした。

ただ、残念だったのは、豪州人のクリストファー主審が日本に対して悉く不利な判定をしていたことです。 特にFW高原がについては2回にわたって疑惑の残る判定をしております。まず、前半33分に左サイドから駒野からのクロスを相手DFを背負いながらゴール前で合わせようとして倒され相手側のファウルでPKと喜んだのも束の間、クリストファー主審はファウルを取らず、更に後半23分には、明らかにサウジDFが高原に対して犯したファウルに見えたが、クリストファー主審は逆に「高原のひじ打ち」とみてイエローカードを出したため、高原が詰め寄るシーンも見られ、やる気を失ったのか高原はこの後交代してしまいました。

豪州戦で同点ゴールを決めた高原は、豪州人のクリストファー主審にとって憎っくき存在であったことは想像にかたくありません。また、豪州との準々決勝では高原と接触した豪州DFが一発退場したことに対して豪州協会側から異議が唱えられ、反日、反高原の土壌ができていた状態で、当事者ともいうべき豪州人が主審を務めたのは不可解な審判団のローテーションだったと私は思います。試合後、オシム監督はこのことには一切触れずに敗因を疲労に求めておりました。 そこで、ここでは後半23分の高原にイエローが出されたプレーが如何に酷い判定であったかを次の画像で検証してみました。ひじ打ちをしたのは高原ではなく相手DFだったことが瞬間映像から読み取ることが出来ます。

オールスターも終了してプロ野球は後半戦に入りました。現在の順位は上表のようになっておりますが、三大戦力項目と言われる「防御率」「打率」「本塁打数」毎に各球団の順位を付けたのが上表です。この表から次のことが導き出されると思います。

1.巨人は戦力項目全て1位なのに中日に僅差の首位:
2.中日は全て3位以下なのに巨人に僅差の2位:
3.横浜は中日と戦力はほぼ互角なのに3位:
4.阪神は戦力的には5位なのに4位をキープ:
5.ヤクルトは戦力的には2位なのに5位に低迷してる:
6.広島は戦力的にも最下位、順位も最下位で順当:

つまり、巨人は戦力からみれば5ゲーム差以上2位を離して首位を独走していいはずなのに実態は中日とダンゴレースを展開しております。これは巨人が大差で派手に勝つことも多い一方で僅差の得点差で負けることも多く効率の悪い試合運びをしているのに対して、中日は僅差の得点差で勝利するなど効率のいい試合運びをしているからだと思われます。阪神は得点力が弱い一方、JFKで僅差の得点差の試合をモノにすることが多いのに対して、ヤクルトは昨年までの五十嵐、石井のストッパーがいないために阪神と対照的に打力の優位さを生かしきれないために5位に低迷しているものと思われます。広島は黒田以外の先発陣が弱く、長打力の優位さをやはり生かしきれずに最下位に低迷しております。

我がドラゴンズは、岩瀬、山本昌の不調、福留の長期離脱等、荒木、英智の怪我などで戦力が落ちているにもかかわらず、現在の位置にいるのは高く評価されてもいいように思われます。岩瀬、山本昌の復調、福留の穴を埋める若手野手の台頭が連覇の必須条件と思われますが如何なものでしょう。




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