2002年の春のメバル釣り(3)
冷え込みでメバル浮かず貧果に終わる(日記帳2002年4月14日より)

4月8日の2回目のメバル釣りでは、潮まわりが悪く大型を5匹しか釣れなかったので、潮まわりのいい大潮のタイミングを狙ってきましたが、釣り仲間の仕事の都合や天候不順でタイミングが合わず、漸く中潮の今夜Wさん、初釣りのNさんと例の三河湾の無人島に行きました。

日曜日で穏やかな絶好の釣り日和とあって海上には多数の釣り船がおりました。ポイントに着いてから、今度こそ先回使用しなかったために釣果に差を付けられたフカセ仕掛けを用意して日の沈むのを待ちました。メバルと言う魚は夜行性の上目がいいので昼間は殆ど食いが立ちません。 

メバルは、フサカサゴ科の魚で全長約20センチ、灰赤色・灰褐色・灰黒色などさまざまで、不明瞭な5〜6条の黒色横帯が有ります。眼が大きいので「目張る」と言われたことから「メバル」になったと言われます。春告魚と言われるだけあって春が旬、透き通るような身離れのいいコロコロの白身は絶品で、私は根魚の中では最も美味しい魚と思っております。

北陸の日本海ではでは「ハチメ」とか「ガヤガヤ」と言われ、目が小さく細長く太平洋産と較べるとコロコロと言うよりベチャベチャと言った感じであまり美味しくないのはこのサイトの「雑感記」の「魚の味について一考」で述べたように潮流の差だと思います。
広辞苑第5版より引用
結局、この日は水温が朝晩の冷え込みで下がったためか、メバルが浮いて来ず、先回と同じ大型5匹の貧果に終わりました。水温が上がるほど食い気が立ちますので数釣りは次回にお預けとしました。

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