−日記帳(N0.2270)2008年03月17日−
師崎での会社のOB親睦会に出席
−日記帳(N0.2271)2008年03月18日−
今年2回目の釣りはボーズの不調


「ビラ・マリーン南知多」の所在を示す航空写真

毎年、桜の花の咲く季節が近づくと、会社のOBたちが知多半島先端の師崎港を見下ろせる小高い岡の上に立つ愛知県の老人保養施設の「ビラ・マリーン南知多」に一泊して親睦を深めることが恒例行事となりました。今年も一昨日、19名が参加して行なわれました。
この保養施設は120名収容できるのですが、当日は60名の大きな団体が有ったため満室でした。

この会合は、当時としては最も在籍者が多かったある製造課に在籍経験を持つOBたちの中で地元在住者を優先させて、ENさんが発起人となって2001年にその第1回が開催されましたが、私に案内が来なかったため第1回には私は出席しておりません。私は2002年の第2回から連続して出席しております。ただ、2003年と2005年は当時の幹事のMRさんの都合で実施されておりません。2006年以降は毎年、行なわれており、2007年から対象を製造課から部に拡大して行なわれるようになりました。

幹事も、MRさんから2006年がIKさん、2007年がINさん、そして今年がITさんと持ち回りするようになり、来年はIZさんと決まりました。思えば、2002年に参加されたKYさん、YGさんが不帰の客になられたこと、酒豪で鳴らしたHTさんが2004年を最後に体調不良で参加されなくなったことは残念なことでした。でも、唯一の80代でメンバーの中の最長老のMNさんが今年も元気に今年も参加され、HTさんをも凌ぐ酒豪ぶりを発揮されたのは心強いことでした。

しかし、2007年からKUさん、今年からESさんが夫々初参加され、更には今年は営業畑のHMさんも初参加され、賑やかになりました。KUさん以外は4時に控の間に集合して、囲碁、雑談で宴会前のひとときを過ごしました。宴会は、6時から何時もの大広間ではなく、個室にレイアウトされたタテに長いテーブル席で、私の乾杯音頭で8時まで行なわれました。メニューの煮魚が期待していた当地の名物、メバルではなく平凡な中アジだったのは残念でもあり驚きでもありました。

宴会が終わってから、囲碁組以外のほぼ全員がカラオケスナックに集まってここで2次会を開きました。スナックを引き揚げて部屋に戻って再び、囲碁、将棋、雑談で3次会を開き、HMさんと二人部屋で就眠したのは11時半頃でした。翌朝は、朝風呂、散歩、囲碁と夫々に朝食前のひとときを過ごし、8時半からレストランで朝食をとってから、来年の再会を約して現地解散となりました。


この日の渥美地方での潮汐グラフ

天気予報によると、今日は移動性高気圧に覆われて中部地方は穏やかに晴れるものの、明日から低気圧が接近して雨になるとのことで思い切って今日、今年2回目の釣りをすることにしました。12時少し前に出発し現地に3時頃到着しました。東よりの風が穏やかに吹いており、海上は少し東からの風波が有りましたが、支障が出るほどではありませんでしたが、それでも係留するとかなりの揺れが有って釣り辛いので東風をまともに受けない風裏に移動して釣りはじめましたが、全く当たりが有りません。

何時ものポイントに移動したら既にこの場所の常連さんが係留しておりました。様子を聞くと、先週はこの辺りでで結構、メバルの大物が釣れたのに、今日は全く当たりすら無いとのことでした。それでも、実績の有るこの場所でしばし釣ってみようと思い、その数メートル南側に係留して暗くなるのを待ちました。

このポイントで当たりがよく出るのは、満潮から2時間程度過ぎた下げの頃です。この日は午後3時頃が満潮、午後9時頃が干潮のピークでしたのでこのベストタイムから外れておりましたので不安でしたが、やはりその不安が的中し、8時過ぎても全く当たりが有りませんでした。

潮位の差が大きい大潮と小さい小潮、長潮では、一般的に潮位の差が大きい大潮の方が魚はよく釣れるといわれています。潮位の差が大きい時は、潮の動きも大きくなります。潮の動きが大きいと、潮が速く流れ、湧昇流(潮が下から上へ湧き上る)が起こります。すると、この流れによって下層にあるプランクトンが上層に吸い上げられ、エサ類が海中に散らばった状態になります。こうなると、魚の活性も高くなり、結果的にはよく釣れるということになります。メバルのような根魚には特にその傾向が見られます。

この日は、長潮の次の若潮で、その潮位と潮時は上の図に示すとおりです。若潮は大潮と中潮のほぼ中間で、潮位差も大きくもなく、小さくもなくほぼ平均的なはずですが、この日は大潮の時のように潮位差が大きく、その証拠として普段見たことが無い岸壁の下の部分が海面上に露出しておりました。上の図で説明するなら、干潮時の水位が黒の矢印で示すようにもっと下側にあるように思えました。潮汐は月と太陽の引力によって起りますが、それ以外に風、気圧、水温等により局部的には異常な潮汐が発生すると言われておりますので、そのような事態が起ったかもしれません。

いずれにしても、何時もなら釣り時の10時前後がド干潮に当たってしまいましたので、当たりが無いのも無理有りません。結局、この日は中型のメバルとカサゴを1尾づつという稀にみる貧果で終わりました。酷い目に遭いました。


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