−日記帳(N0.2288)2008年04月04日−
4回目の釣りは高波に遭い不調
−日記帳(N0.2289)2008年04月05日−
高校サッカー選抜、優勝ならず


この日の釣果(メバル3、クロイソ1)

今日、今年4回目の釣りに出掛けました。先回は私の釣り歴の中で最も屈辱的な「完全ボーズ」なる得難い経験をしただけに、心に期するものがありました。そのため、事前に天候、潮時等の条件を綿密にチェックしてみました。まず、天候については雨の心配は全く無く、風向きも風波を作らない南西で、強さも4メートル以下ですので全く問題有りません。ただ、ひとつだけ心配だったことは風向きが9時以降北西に変わるとの予報でした。しかし、9時前に釣り終えれば問題無いとして全ての条件はOKと判断し、午後1時過ぎ、センバツ決勝戦のラジオ中継を聞きながらルンルン気分で現地に向かいました。

現地に着くと、予想通り、南西風が緩やかに吹く程度で風波も無く、絶好の釣り日和であることが確認されました。誰も居ませんでしたので、一番好きな西の風裏になるC1ポイントに係留して頃合を待ちました。陽が落ちて、竿先のケミボタルが目立ち始めた7時前、3本の置き竿の1本の竿先が激しく揺れました。直ぐに竿を取ってリールを巻いたのですが、根がかりしたのか上がってきません。ミチイトを手繰り寄せてゆっくりと引っ張ってみました。すると、幸いなことに、スーッと抵抗が無くなりましたのですかさずリールを巻いていくとやがて、20センチオーバーの大型メバルが姿を現しました。

これで、ボーズは免れたとの安堵感と久しぶりの大型メバルとの対面による喜びに浸っていると、別の置き竿の竿先が激しく揺れました。 今度は根がかりしませんでしたが、引きが強烈で簡単には上がってきません。ハリスは1.2号ですので無茶するとバレてしまいますので、数分ほどやりとりしておとなしくなった頃合を見計らって竿を立てて静かにボート内に取り込みました。何と、25センチオーバーの超大型クロソイでした。

その後、私の周りに4隻のボートが係留し、にわかに賑やかになりました。しかし、この頃からパタリと当たりが遠のいてしまいました。それでも8時までの1時間ほどの間に15センチオーバーのメバルが上がりましたが、8時過ぎになって風向きが北西に変わると1メートルを越す風波が押し寄せて来るようになり、係留ロープが切れてしまいました。ゴムボートでは、危険な状態になてきましたので、心残りではありましたがロープを切って納竿することにしました。結局、この日の釣果は上の写真に示すようにメバル3、クロイソ1でした。今回も不調に終わりました。


試合会場のあるベリンツォーナの街

全国高体連サッカー部によって選出された第86回全国高校選手権の優秀選手メンバーは、そのままスイスで開かれた第68回ベリンツォーナ国際ユースサッカー大会に参加しました。母校、藤枝東からDF小関教平、DF村松大輔、MF石神幸征、MF河井陽介、FW松田純也の5人が参加しております。この大会の様子は殆ど、日本のメディアでは取り上げられなかったため情報が不足し、ここで取り上げることが出来ませんでしたが、大会が終わってからネットを通して判明しましたので2週間遅れでアップさせて頂きました。

同大会は毎年スイスのベリンツォーナ(Bellinzona)で開催されており、日本高校選抜は、1987年からデュッセルドルフ国際ユースサッカー大会と毎年交互に参加しており、偶数年の今年はベリンツォーナ大会に出場して、グループリーグでASローマ、FCチューリッヒ、スポルティング・リスボンなど欧州の有力クラブのユースと対戦しました。これまで、この大会に名波浩、川口能活、中村俊輔、平山相太等が参加しております。昨年のデュッセルドルフ大会では最下位に終わりましたが、06年のベリンツォーナ大会では優勝しております。

ベリンツォーナはイタリアの国境に近い小さな街で、イタリアのミラノから北に100kmほどのところに位置しております。アルプスを越えてイタリアに通ずる要衝であったことから古代ローマの時代から栄え、中世の時代にかけて多くの城塞が築かれた城塞地域です。特に、カステル・グランデ、カステーロ・ディ・モンテベーロ、カステーロ・ディ・サッソ・コルバーロの三つの城壁と要塞は2000年に世界遺産に登録されており、上の画像はカステーロ・ディ・モンテベーロです。

選手たちは、時には雪もちらつく寒い中、3月20日から24日まで毎日試合を行いました。結果は残念ながら4位に終わりましたが、日本選手は地元でも大人気だったとのことです。特に、大前君は5得点を上げるなどして、視察に訪れた欧州クラブのスカウトの目に止まったようです。母校、藤枝東の選手では、松田純也君が3月20日の試合で1得点を上げ、河井陽介君が3月24日の試合のPK戦で5人目で登場し見事に決めております。

昨年のデュッセルドルフ大会では最下位に終わりましたが、06年のベリンツォーナ大会では優勝しております。試合結果以下のとおりでした。

・2008年3月20日(木)Gリーグ1回戦
 日本高校選抜 3-1 FCチューリッヒ
 [得点(日本のみ)]
 大前 元紀(流通経済大付属柏)2
 松田 純也(藤枝東)

・2008年3月21日(金)Gリーグ2回戦
  日本高校選抜 2-0(前半1-0)ASローマ
  [得点]
  1-0 28分 富山 貴光(日本高校選抜)
  2-0 58分 大前 元紀(日本高校選抜)

・2008年3月22日(土)Gリーグ3回戦
  日本高校選抜 0-3 スポルティング

・2008年3月23日(日)準決勝 
  日本高校選 抜 2-2(PK3-4) FCバーゼル
  [得点(日本のみ)]
  46分 大前 元紀(日本高校選抜) 52分 大前 元紀(日本高校選抜)   [PK戦(日本のみ)]     1人目  × 大前 元紀  2人目  × 廣瀬 智靖  3人目  ○ 中里 崇宏  4人目  ○ 富山 貴光  5人目  × 浦田 延尚  6人目  ○ 比嘉 祐介  7人目  × 高橋 宏次郎 ・2008年3月24日(月)3位決定戦  日本高校選抜 2-2(PK4-5) TEAM TICINO [得点(日本のみ)] 44分 大前 元紀(日本高校選抜) 47分 比嘉 祐介(流通経済大付属柏)  [PK戦(日本のみ)]     1人目  ○ 大前 元紀  2人目  × 中里 崇宏  3人目  ○ 富山 貴光  4人目  ○ 松田 純也  5人目  ○ 河井 陽介 総得点8点のうち、大前元紀(流通経済大付属柏)が5得点、 松田純也(藤枝東)、富山貴光(矢板中央高)、比嘉祐介 (流通経済大付属柏)が各1得点でした。 結局、日本高校選抜がGリーグで2勝してB組2位となって 決勝Tに進出し、FCバーゼルと2:2のままPK戦に入り 1人目の大前元紀が失敗するなどで4:3で破れ、更に3位 決定戦でも2:2のままPK戦に入り中里崇宏(流通経済大 付属柏)の失敗で4:5で破れました。藤枝東の松田、河井 選手以外の3選手のことは残念ながら判っておりません。 1位:Sporting Lisbona ポルトガル 2位:Basel スイス 3位:Ticino スイス 4位:日本高校選抜チーム 尚、選手たちは3月27日に無事、帰国しましたが、彼等の ベリンツォーナでの様子が、スイス人のご主人と息子さん とスイス在住の日本人女性のルガネーゼさんのサイトの 日記に写真入りで紹介されておりますので興味の有る方は アクセスしてみて下さい。 下の画像は、このサイトからお借りした選手たちのスナップ です。大前君が茶目な表情でVサインを出しておりますね。


前 頁 へ 目 次 へ 次 頁 へ
inserted by FC2 system