−日記帳(N0.2296)2008年04月12日−
イタリア旅行1日目(出国)
−日記帳(N0.2297)2008年04月13日−
イタリア旅行2日目(ミラノ・ヴェローナ)


一昨年も利用したフィンランド航空エアバスA340機

上の画像は、一昨年、北欧に旅行した時に利用したフィンランド航空のエアバスA340機です。ムーミンのロゴが機体に描かれておりましたのでよく覚えております。しかし、この時、このエアバスA340で酷い目に遭いました。まず、中部国際空港からの出発が2時間以上遅れ、更に中継先のドバイで1時間遅れたためくたくたになってコペンハーゲンに夜遅く到着する始末でした。

更に悪いことに、この機には各席にテレビモニターが付いてなかったため10時間以上の機中滞在で、テレビ視聴やゲームなどでくつろぐことが出来ず、退屈そのものでしたし、座席の上から水漏れして一時避難する騒ぎも有り散々でした。今回もフィンランド航空で、この時と同じエアバスA340型機でしたので悪い予感がしました。そして、その予感は的中しました。


上はそのエアバスA340型機の機内を私の席から撮った画像です。全席にテレビミニターが付いていたのですが、画像が映し出されているのはごく僅かで殆どのモニターの画面は真っ暗で画像は映し出されておりません。FAに事情を聞いたところ、出発前にトラブルが発覚したため修理を試みたのですが全部は直しきれないまま出発してしまったとのことでした。

そして、食事のドリンクとして白ワインをオーダーしたのですが、これが南アフリカ産で私に合わなかったのか乗り物酔いも加わって食事を終えて30分ほどしてから急に気分が悪くなり、真っ青な顔をしてトイレに駆けつけたのですが3、4人にが待っており必死に堪えながらやっとの思いでトイレに入ってチェーンを下ろした時は、本当に救われた思いでした。こうして、フィンランド航空エアバスA340型機はヘルシンキ・ヴァンター空港に向けて満席(260人)の乗客を乗せて離陸し、私たちのイタリアが旅行が始まりました。

ヘルシンキ・ヴァンター空港で別のエアバスA320型機に乗り換えるのですが、元々55分しかないところへ、到着が30分ほど遅れたため、20分前に出発ゲートに行くには走らないと間に合いません。全員、添乗員さんの後を追って走って何とか間に合ったのですが、荷物の積み替えに時間が家かかり、結局定刻より20分遅れで現地時間の4月12日・16時20分頃(日本時間・4月12日22時20分頃)ミラノに向けて出発しました。

ミラノ・マルペンサ国際空港に着いたのは、4月12日の19時少し前で、日本なら17時ぐらいの明るさがまだ残っておりました。ホテルは、この種のツアーでは珍しく都心にある4つ星の「GALLES MILAN」でした。夕食は機内で摂っておりますので、空港から10分ほどで着きました。ホテルは寝るだけですから入浴後、暫くテレビを観てから10時頃就眠しました。日本時間なら午前4時ですから眠いのは無理ありません。しかし、本当は眠いのを2時間ぐらい我慢して12時頃就眠すべきだったようです。何故なら、普段の習慣で朝の3時過ぎに起きてしまったからでした。それでもぐっすり眠ることは出来ました。


ミラノ大聖堂ドゥオモ

イタリア観光旅行初日の今日の予定は、ミラノ市内観光後、バスで2時間ほどかけて歴史の街、ヴェローナに移動して市内観光後更に1時間半ほどかけてヴェネチアに隣接するメストレに移動するというかなり厳しい日程となっております。 ミラノは、イタリアでは首都ローマに次ぎ第2位の人口を擁し、北イタリア最大都市で商業、工業、金融の中心で、服飾ブランドの世界最大の新作発表会のミラノコレクション、昨年もサッカー・クラブ世界選手権で来日して優勝したACミランでも知られております。主な観光スポットは次のとおりです。

(1) スフォルツァ城(中世最大の城として有名)
(2) ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世ガレリア(天井のフレスコ画で有名)
(3) ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)(世界最大のゴシック建築として有名)
(4) サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(「最後の晩餐」で有名)
(5) スカラ座(世界最高のオペラ劇場として有名)
(6) サンテウストルジョ聖堂(東方三博士の遺骨で有名)
(7) ブレラ絵画館(名画「死せるキリスト」の所蔵で有名)

我々はこのうち、(1)から(5)を見学しましたが、やはり圧巻は(3)のドゥオーモ(ミラノ大聖堂)でした。上の画像は、人が移らないように配慮して撮ったものです。工事中で下の部分が隠れていたのが残念でしたが136本の天を突き刺す尖塔のある壮大な教会に圧倒されました。

ヴェローナは、今回の旅行で初めて知った街ですが、市内見学して歴史的に見どころの多いことに驚き、イタリアの凄さを思い知らされた感じでした。主な観光スポットは次のとおりで、全て見学しましたが、圧巻はコロッセオに次いで大きい円形闘技場でした。何と言っても、現在も尚世界最大の野外オペラ劇場として使用されていることに驚嘆しました。折りしも、6月からの公演のための準備作業が中で行なわれておりました。

(1) 円形闘技場(ローマ時代の遺跡で現在も使用中)
(2) ジュリエッタの家(バルコニーが有名)
(3) エルベ広場(中央にある「演壇」が有名
(4) ランベルティの塔(84mのこの塔に登るのも有料)
(5) サンピエトロの丘(バスの車窓からの見学)
(6) スカラ家の廟(家紋の模様の鉄格子が有名)

この夜は、ヴェネチアに隣接するメストレの4つ星ホテル RUSSOTT に宿泊しました。

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