−日記帳(N0.1285)2008年06月09日−
ドームで楽天との交流戦観戦
−日記帳(N0.1286)2008年06月10日−
例年と異なる今年の梅雨入り



中日が阪神を3ゲーム前後のゲーム差で追って優勝の見込みがまだ有った4月中旬、友人たちと6月8日(日)のデーゲームの中日・楽天戦を観戦してから夕食を共にする計画を立てて、チケット入手のためにチケットピアに出向いたところ、内野S席で3人の並びの席は無いとのことが判明しました。当地区では、野手で山崎、鉄平、投手で小山、川岸等の中日出身の選手が多いことから楽天の人気が高いことによるとのことでした。

翌日9日なら席が有るとのことでしたので、夕食は断念して9日に変更して内野S席券を購入しました。最前席から28列目の席で1枚5,800円でした。今日がその日ですので、友人たちとの待ち合わせ場所の地下鉄ナゴヤドーム前矢田の改札口に出掛けました。首位を行く虎の尾っぽも見えず、追ってくる巨人の足音が聞こえ、遠くにツバメや鯉の姿もチラホラ見えるこの時期、どうも気の進まない観戦となってしまったことをお互いにぼやきながら球場までの地下道を歩いて行きました。

福留の抜けたあとを埋めきれないまま、森野が負傷欠場、谷繁も持病で欠場、期待された若手野手も伸びず、朝倉、中田が不調で先発陣が不足し、アライバの1、2番コンビも攻守に精彩を欠き、主砲ウッズも得点圏での打率が2割台で頼りにならず、何もかもダメで今や12球団最弱のチームに成り下がった中日ですが、それでも山本昌の200勝達成の楽しみが有ります。

幸い、今日はその山本昌が先発し、自分の息子のようなマー君こと田中投手と対戦することになりましたので、山本昌の196勝目を見る楽しみができました。幸先よく4回裏に、安打で出塁の和田、井上を2死から英智が三塁打で返した後、小田のタイムリーで生還して3点先取した時点で、山本昌の勝利投手は間違いないと思ったのも束の間、6回表に山本昌を救援した吉見が、中日から移籍の鉄平等にタイムリーされて3:3になり、山本昌の勝利投手が無くなってしまいました。

試合の方は、その裏に田中に代わった青山から中日が3点取って6:3で勝利し、打ちこまれて同点にされた吉見が勝利投手になるという皮肉な結果に終わりました。現在の中日の戦力では首位奪還どころか、Aクラス確保が精一杯、巨人に抜かれて3位転落は覚悟するとしても、下の広島かヤクルトに抜かれてBクラス転落だけは何としても阻止してもらいたいものです。森野、谷繁が戻って、中田、朝倉が復調すればクライマックスシリーズの短期決戦を勝ち進んで日本シリーズ連覇も有り得ると思われ、それがこれからの楽しみになります。それにしても、最近中日ベンチにしらけムードが漂っているのが気になります。


我が家の玄関先に咲く紫陽花

梅雨入りは通常なら、桜の開花と同様に南の方ほど早いのですが、今年は桜の開花が関東地方が最も早かったことに歩調を合わせたかのように、関東甲信地方が既に一週間ほど前に梅雨入りしているのに、昨日まで九州北部が梅雨入りしていないという異常現象が起っておりました。

ところが、今日、福岡管区気象台は九州北部(山口県含む)の梅雨入りを発表しました。この結果、北海道を除いて梅雨入りしてないのは中国、北陸、東北地方だけになりました。そして、中国地方は明日にも梅雨入りが発表される見込みですので、北陸、東北地方だけが明日以降も引き続き梅雨入りしない状態が続くことになります。

通常は太平洋高気圧の勢力が強まって梅雨前線が北へ押し上げられていくことに伴って、南から北へ順次梅雨入りするのですが、今年は5月下旬〜6月初めにかけ、オホーツク海と三陸沖に高気圧が出現したため、関東甲信地方には高気圧から冷たく湿った空気が入って悪天候となり梅雨入りが早まった反面、前線の北上が遅いため、九州北部や中国地方の梅雨入りが遅れたのが、このような異常な梅雨入りの原因であると気象庁は説明しております。

各地方の梅雨入りに関するデータを気象庁の資料により下表に纏めてみました。沖縄、奄美地方が10日以上も遅れているのに対して、四国、近畿、東海、関東甲信地方が4日以上早くなっていることが目につきます。

 
地  方 本 年 平 年 平年差 昨 年
沖  縄 5月22日 5月 8日 14日遅い 5月16日
奄  美 5月22日 5月 8日 12日遅い 5月26日
九州南部 5月28日 5月29日 1日早い 6月 1日
九州北部 6月10日 6月 5日 5日遅い 6月13日
四  国 5月28日 6月 4日 7日早い 6月13日
中  国 6月11日 6月 6日 5日遅い 6月14日
近  畿 6月 2日 6月 6日 4日早い 6月14日
東  海 6月 2日 6月 8日 6日早い 6月14日
関東甲信 6月 2日 6月 8日 6日早い 6月22日
北  陸 - 6月10日 - 6月21日
東北南部 - 6月10日 - 6月21日
東北北部 - 6月12日 - 6月29日

前 頁 へ 目 次 へ 次 頁 へ
inserted by FC2 system