−日記帳(N0.1287)2008年06月11日−
メバル専用仕掛けを自作
−日記帳(N0.1288)2008年06月12日−
EURO 2008 Gリーグ始まる


自作したメバル専用仕掛けの仕様(赤字は以前の仕様)

提唱者のアンリドロネの名前が刻まれた欧州選手権の優勝カップ


「如何に細く、如何に長く、如何に軽く」がメバル釣りの極意であることを漸く悟りました。 この場合、「細く」はライン、「長く」はハリス、「軽く」はオモリが夫々対象となります。勿論、ラインをより細くすれば魚から見難くなるので食いがよくなり、ハリスをより長くすれば魚に自然に見えることになり、オモリをより軽くすれば当たりを鋭敏に捉えることができますので、「細・長・軽」がいいことは理解できます。

しかし、この三つの要素がお互いに関係し合っていることまで理解されている方は少ないのではないかと思います。かくいう私もつい最近までその一人でした。ところが先回の釣りの折に、その日、私の3倍以上も大型メバルを釣り上げられたた方から、ライン(=道糸=ミチイト)に、120m巻きで5,000円以上もする超高価な1号のPEラインを使用されていることを聞かされ不思議に思ったことが有りました。

その理由をお聞きしたところ、オモリを軽くするためと即座に答えられました。私は、PEラインの伸びない特性を利用して当たりを鋭敏に捉えるのが目的と思っておりましたのでその時は意外に思いました。しかし、その後いろいろと考えてみたら、オモリを軽くすることが、このポイントの特徴を生かし、とみに学習効果の高まってきたこのポイントのメバルの当たりを鋭敏に捉えるのに適っていることに気付きました。

このポイントは太平洋に近い上、伊良湖海流の影響を受けて潮流が速いという特徴を持っております。従って、大潮では仕掛けを落とし込むと、速い潮流によってミチイトが流されて斜めになって引っ張られますので、微妙な当たりを捉えることが出来なくなります。そこで、斜めにならないようにオモリを重くするとミチイトは真っ直ぐにはなりますが、やはりミチイトがオモリで強く引っ張られますのでやはり微妙な当たりを捉えることは出来ません。

そこで、ミチイトの太さを2号から1号に細くするとミチイトが潮流から受ける圧力が軽減されますので、大潮でも3号の軽いオモリでも流されて斜めになることはないとのことでした。そこで、明日のメバル釣りで、この考え方を実証す ることにし、事前に準備をすることにしました。最近、愛用しているリールが、ベアリングの磨耗でスムーズに回転しなくなったので、奮発して3ベアリングの高級タイプを購入しました。次に、PEライン1号が見当たらなかったのでその半値のフロロカーボンラインと3号の軽いナス型オモリを購入しました。更に、メバルが食いついた時の違和感を和らげるために現在の接ぎ竿の先をカーボンからグラスに変えるべくグラスを購入しました。あとは、この目的に沿ってメバル専用仕掛けを上図のように自作しました。


UEFA欧州選手権(EURO 2008)は、4年に1回、W杯の中間の年に行なわれる欧州王者を決める国別対抗戦ですが、欧州ではW杯より人気が有ります。ブラジルを頂点とする南米サッカーが、最近地盤沈下していることから欧州王者が実質的に世界王者との自負が有ること、非紳士的な応援やプレーをすることの多いアジアの国とのプレーを歓迎しない風潮が欧州人に有ることがその理由のようです。

この大会の歴史は比較的浅く、フランスサッカー協会のアンリ・ドロネーがUEFAや欧州サッカー界全体に働きかけ、ヨーロッパ・ネイションズカップ(European Nations Cup)の名で1960年にフランスで第1回大会が開催されたましたが、当時は冷戦時代で参加国にソ連や東欧の共産圏諸国が参加するのをイギリス、スペインなどが嫌ったため西欧諸国では不人気でしたが、冷戦終了に伴って今や、W杯や五輪を上回る人気を集めております。

先回のEURO 2004ではギリシャの神がかり的な優勝、そして今年はサッカー発祥のイングランドの予想外の敗退等、何が起るか若らない大会でもあります。今回は、下表に示す16ケ国によるGリーグが4組に分かれていよいよ6月7日(土)から6月18日(水)>までH&A方式で行なわれており、各組の1、2位通過国の8ケ国で決勝トーナメントに進出します。そして、6月19日(木)から6月22日(日)まで準々決勝が行なわれて4強が決まります。そして、6月25日(水)と6月26日(木)にスイスのバーゼルで準決勝、6月29日(日)にオーストリアのウイーンで決勝戦が行なわれます。(日本では、TBS系列で早朝、生中継)

注目点は次のとおりです。
・死のC組のW杯1、2位の伊、仏、強豪オランダの争い:
・最多出場、最多優勝のドイツ4度目の優勝なるか:
・先回奇跡の優勝のギリシャ、初出場のオーストリア:
・C.ロナウドを擁してポルトガルの悲願の初優勝なるか:
・冷戦終結後の旧ソ連のロシアの2回目優勝なるか:


組名
(平均R)
ランク
(R)
国名
(出場-優勝回数)
国旗 勝点 勝数 分数 負数 得失
点差


(15)
17 ス イ ス(3-0) - - - - -
9 チ ェ コ(7-1) - - - - -
8 ポルトガル(5-0) - - - - -
27 ト ル コ(3-0) - - - - -


(26)
63 オーストリア(1-0) - - - - -
12 クロアチア(3-0) - - - - -
5 ド イ ツ(10-3) - - - - -
24 ポーランド(1-0) - - - - -


(7)
7 オランダ(8-1) - - - - -
2 イタリア(7-1) - - - - -
14 ルーマニア(4-0) - - - - -
4 フランス(7-2) - - - - -


(15)
10 ギリシャ(3-1) - - - - -
15 スウェーデン(4-0) - - - - -
10 スペイン(8-1) - - - - -
23 ロ シ ア(9-1) - - - -

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