−日記帳(N0.1380)2008年09月13日−
母校藤枝東、選手権で初戦突破
−日記帳(N0.1381)2008年09月14日−
中秋の名月の下で夜釣り


星陵戦でハットトリックし大活躍のFW新井
(「がんばれ藤枝東高」から転載させて頂きました)

先週の日曜日の9月7日から平成20年度(第87回)高校サッカー選手権の静岡県予選が始まり、我が母校藤枝東は今日、星陵と初戦を戦い、8:0で大勝しました。藤枝東は残念ながら今年は第2シードにエントリーされたため、2回戦が初戦となったわけです。星陵という名前の高校は全国に3校(石川県、兵庫県、静岡県)有りますが、いずれも経営母体は別々で何ら関係有りません。

このうち、サッカー名門校は石川県の星陵で、U-23日本代表の本田圭佑の出身校でもあり全国大会にも何回か出場しております。失礼ながら対戦相手の静岡県の星陵はレベルとしては平均以下ですので、今日の藤枝東の大勝は当然のことでした。3回戦は、静岡東を2:1で破った浜松東と明日、対戦することになっております。

そして、来週の9月21日に多分、勝ち上がってくると思われる藤枝西との4回戦を制すれば2次リーグへの進出が決まります。現在行なわれている1次トーナメントはb、c、d の3グループ単位で行なわれており、更に各グループは4ブロックに分かれております。各グループでの2次リーグへの進出は各ブロックの1位校、計4校に与えられます。

つまり、藤枝東は藤枝西等とともに、b1ブロックに属しており、4回戦がこのブロックの決勝戦となりますので、藤枝東は藤枝西(予想)との決勝戦を制すれば、bブロックからの進出4校の一校として2次リーグへ進出することになります。ところで、各グループから2次リーグへ進出が予想されるのは次のとおりと思われます。

・bグループから藤枝東、大仁、藤枝明誠、常葉橘
・cグループから暁秀、浜松南、清水東、浜松開誠館
・dグループから浜松湖南、静岡西、浜松湖東、浜松城北工

以上の12校が抽選で3校ずつA、B、C、Dの4組に分かれ、更に抽選で第1シードの静岡学園、東海大翔洋、清水商、磐田東が1校ずつ 各組に振り当てられ、結局、第1シード1校を夫々含む4組、計16校がA、B、C、Dの組に分かれて2次リーグを戦い、各組上位2校、計8校が最終トーナメントに進出します。

藤枝東の現在の実力は、少なくとも1次トーナメントを勝ち上がってきた上記の12校の中ではトップと目されておりますので、2次リーグで上位2校に入って最終トーナメントに進出することは、余程の事態が起らない限り充分可能と思われます。従って、次のターニングポイントは11月1日(土)の最終トーナメントの準々決勝戦と私は考えております。


この日釣り上げた26cmの巨メバルの塩焼き

今夜の月は中秋の名月です。昔の人は1年に12回ある満月の中で最も美しい満月を旧暦の8月15日の満月とし、8月が秋の真ん中(中秋) にあることから、この満月を「中秋の名月」としました。何故、旧暦の8月15日にしたかについては諸説有りますが、快適な季節、穀類等の収穫の季節、夜空が澄み切った季節の三つがその理由になっていることと思われます。

秋になると夜空が澄み切って月の光が冴えて見えるのは、気温が低くなって大気中の湿度が下がり、透明度が良くなるからです。また、夏の間の満月は南の空の低い位置に現われますが、秋になると次第に北の空に移動していくため日本のような中緯度地方から見ると、夏の満月は南の地平線に近く、大気の影響を受けやすく鈍い輝きになってしまいがちですが、秋になると満月は空高く上がるようになるので輝きが増していくことも秋の満月を名月とした理由かも知れません。

ただ、旧暦の8月15日、つまり新暦の9月中旬は、秋雨前線が本州付近に停滞したり、台風が接近したりする頃ですので快晴になる確率は10%程度しかなく、中秋の名月を鑑賞できることは滅多に出来ません。江戸時代の書物に「中秋の名月、十年に九年は見えず」のような記述もあるほどです。しかし、今日は秋雨前線が太平洋沖に遠ざかり、沖縄付近にありますので当地方では雲の切れ間からきれいなちゅ中秋のの名月を観ることが出来ました。

例え、釣れなくても東南の空高く昇っていく月を愛でながら、月明かりに照らされた海面に釣り糸を垂れるのもまた一興と考えて、先回の9月10日の貧果に懲りることなく今日も19回目の釣行に出掛けたのでした。現地に着いて驚いたことに、何時もの駐車スペースに20台前後のの車が駐車していたのです。 どうやら、三連休の中日を利用した家族単位の団体さんが海岸にテントを張って、バーベキューを楽しんでおりましたので、そのために駐車台数が多くなったようでした。案の定、ポイントに漕ぎ出していくと、先客のボートは何処にも見当たりません。やはり、常連さんたちは、メバルが殆ど姿を消してしまったことを察知したのでしょう。

まず、何時ものアジのポイントでサビキ釣りをしたのですが、先回と同様に掛かってくるのはイサキとメジナの幼魚ばかり、これらを凡そ100尾あまりリリースしてアジを6尾ほど釣り上げました。まさに、先回と同じような経過でした。薄暗くなたからメバルのベストポイントに係留して新仕掛けを投じて当たりをじっと待ちました。

陽が落ちて竿先のケミライトの青い光がが鮮やかに見られるようになった頃、ケミライトが僅かに上下するのを視認しました。手元にはまだ当たりの感触は伝わってきません。経験不足の小メバルは怖いもの知らずのため一気に食らいついてきますので当たりが鋭敏に伝ってくるのですが、経験豊かで百戦錬磨の大メバルは用心してエサを突くだけで決して咥え込みしないため、竿がその分僅かに上下するだけです。

そこで、竿を数センチ静かに下げていくと、再びケミライトが僅かに上下することを視認できましたので、大メバルの当たりであることを確信し、一気に竿を振り上げました。すると、ガクッっと針掛かりしてから、フワーっと竿先がフリーになった次の瞬間、強烈な締め込みが有り、竿は大きく撓りました。根掛かりを避けるべく竿を立ててからリールを早回ししました。やがて、大きなメバルが海面に浮かび上がり、パチャパチャと音を立てながら寄ってきました。

はやる気持ちを押さえながらタモを差し伸べて収納し、取り込んで改めて確認したところ、26センチの巨メバルでした。このメバルを塩焼きにして皿に盛った状況を撮ったのが上の画像です。結局、このポイントでその後、1時間粘りましたが、22センチの大メバルが1尾釣れただけでした。そこで、ポイントを転々と移動しましたが全くメバルの当たりは有りませんでした。

ところが、あるポイントで不思議な現象が起りました。仕掛けを落とし込んでいくと、急にフワーっと軽くなりリール巻いていくとオモリが付いている感覚が全くないのです。上げてみると仕掛けが途中で切れているのです。引っかかった感触は無くフリーの状態で切れておりますから、魚に食い切られたとしか考えようがありません。そこで、仕掛けを海底まで落とし込まずに、海面下数メートルで止めて待っているとグイーっと横に竿が引っ張られました。

切られないように注意しながら、上げていくと銀色に眩しく光る細長い魚の姿が現われました。全長80センチの太刀魚でした。取り込んで、針を外そうとした瞬間、悲鳴を上げました。右手の中指を太刀魚の鋭い歯で噛まれたからです。激痛が数分ほど続きました。初めて経験でしたので不注意でした。こんなことで、そえから2尾上げて納竿しました。下の画像は、この太刀魚の塩焼きです。

この日釣り上げた太刀魚の塩焼き

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