−日記帳(N0.1402)2008年10月05日−
同率の順位決定方式に思う
−日記帳(N0.1403)2008年10月06日−
藤枝東、清水東、磐田東と同組に


MLBナ・リーグ東・中地区の最終成績
(ブルワーズがメッツに1ゲーム差をつけてワイルドカード首位)

今年は日米のプロ野球で同率での順位決定方式の違いが話題になっておりますので、このことを今日は取上げてみたいと思います。
MLBナ・リーグで2チームがあと1試合を残してワイルドカードで同率になって話題になりました。MLBは、ア・リーグとナ・リーグの2リーグ制で、リーグ優勝チーム同士がワールドシリーズでワールドチャンピオンを競うことになっております。

そして、各リーグは東部、中部、西部の3地区に分かれ、各地区の1位チームは地区優勝チームとなり、リーグ優勝決定戦に出場する資格が与えられます。しかし、3チームでリーグ優勝決定戦を行なおうとすると、その組み合わせが複雑になります。3チームで総当たり戦をして上位2チームを決め、その2チームで優勝決定戦を行なうのが通常の考え方ですが、それでは試合数が多くなり日程的に無理です。そこで、MLBは試合数を少なくして、かつ地区優勝チーム以外の1チームにもリーグ優勝決定戦に出場する資格を与える絶妙のシステムを編み出しました。それがワイルドカードです。

ナ・リーグワイルドカードでメッツ(東地区)とブルワーズ(中地区)があと1試合を残して最終勝率がともに、89勝72敗、勝率0.553で並んでしまいました。もし最終戦でいずれもが勝つか負けると、90勝72敗、または89勝73敗で同率になってしまいます。その場合、どちらにワイルドカードを与えるかが問題となります。この場合は、ワンゲーム・プレーオフと言って、中立の球場で1試合だけ行いその勝者にワイルドカードを与えることになっており、今回はレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークで行なわれることが決まっておりました。しかし、最終戦でメッツが負け、ブルワーズが勝ったため、このワンゲーム・プレーオフは実現しませんでした。

一方日本では、巨人と阪神が優勝を巡って僅差で争っておりますので、同率になることは充分考えられ、その場合どちらを優勝チームとするかが問題となります。日本の場合は、プレーオフは行なわずに、次のルールにより順位を決めます。

(1)勝率
(2)勝利数・・・勝率が同率の場合
(3)対戦勝率・・・勝率が同率で、かつ勝利数も同じ場合
(4)前年度レギュラーシーズン順位・・・勝率が同率で、かつ勝利数も
   同じで、さらに直接対決の対戦勝率も同率の場合

今日の試合が終了した時点で、阪神81勝55敗3分、巨人81勝56敗3分で阪神が0.5ゲーム差で首位にたっております。残り試合は、阪神がヤクルト、巨人、中日と各1試合、横浜と2試合ぼ計5試合、巨人は阪神と1試合、ヤクルト、横浜と各2試合の計5試合となっております。もし、阪神が明日ヤクルトに負けると、巨人との直接試合を控えて両チームは81勝56敗3分で同率となります。その場合、直接対決で巨人が勝った場合、阪神が勝った場合を想定してそれ以降の順位をシュミレートしてみます。

巨人勝利の場合:(巨人82勝56敗3分 阪神81勝57敗3分)
阪神が残り3試合全勝して84勝57敗3分になっても巨人は2勝1敗で84勝57敗3分と同率(=84/(84+57=0.596))同勝利数となり、上記のルールにより、対戦勝率のいい巨人の優勝となり巨人にマジック2が点灯します。もし阪神が2勝1分の場合は、83勝57敗4分で勝率=83/(83+57)=0.593となり、巨人2勝1敗の場合の勝率=0.596を上回れませんので巨人の優勝となります。巨人が1勝1分1敗の場合は勝率=83/(83+57)=0.593となって、阪神と勝率、勝利数とも同じですので上記ルールにより巨人の優勝となります。

阪神勝利の場合:(巨人81勝57敗3分 阪神82勝56敗3分)
巨人が残り3試合全勝して84勝57敗3分になった場合、阪神は2勝1敗では84勝57敗3分で巨人と同率になるため巨人の優となりますので3勝0敗が優勝の条件となり、阪神にマジック3が点灯します。ここに、上記ルールにより半ゲーム差、巨人が有利になっていることが判ります。また阪神2勝1分の場合は、84勝56敗4分で勝率=84/(84+56)=0.600となり、巨人残り3試合全勝の場合の=0.596を上回りますので引き分けでもマジックは減ります。


静岡新聞の掲載された2次リーグ戦の組み合わせ表
(静岡新聞より引用させて頂きました)

第87回全国高校サッカー選手権県大会静岡予選の2次リーグ戦の組み合わせが昨日、抽選により決定しました。 1次トーナメントを勝ち上がった12校を3校づつ4組に分け、この各組に第1シードの静岡学園、東海大翔洋、清水商、磐田東の4校が夫々1校づつ加わる形式で組み合わせが決定し、母校藤枝東は、磐田東、清水東、浜松湖東と同組のC組に入りました。その結果、オール県立、オール東と言う珍しい組み合わせが誕生しました。この組み合わせを昨年度の成績順に各組ごとに下表に纏めてみました。


昨年度成績 校    名 校旗 勝点 勝数 分数 負数 点差

準優勝 藤枝明誠
決T準決敗 清水商
決T1回敗 静岡西
1次3回敗 浜松南

決T1回敗 浜松開誠館
2次L敗退 東海大翔洋
2次L敗退 吉  田
1次T1回敗 大  仁

優 勝 藤枝東
決T準々敗 磐田東
決T1回敗 清水東
2次L敗退 浜松湖東

決T準決敗 静岡学園
決T準々敗 暁  秀
決T1回敗 常葉橘
1次T1回敗 浜松湖南


ここで、上表の昨年度成績の略号の意味は次のとおりです。

・決T準決敗=決勝トーナメント準決勝で敗退
・決T準々敗=決勝トーナメント準々決勝で敗退
・決T1回敗 =決勝トーナメント1回戦で敗退
・2次L敗退 =2次リーグ戦で敗退
・1次T1回敗=1次トーナメント1回戦で敗退

各組の2位以上が2次リーグ戦に進出できるわけですが、その難易度は、D>A>C>Bと考えられます。A組で静岡学園、常葉橘の強豪2校のいずれかを押し退けて2位以上になるのは極めて難しい反面、B組では東海大翔洋を除く3校は優勝経験が無いことから東海大翔洋に次ぐ2位確保は比較的楽だからです。

B組では永年のライバル清水商、昨年準優勝で進境著しい地元のライバル藤枝明誠のいずれかを押し退けて2位以上になるのはD組に次いで難しいと考えたからです。C組には昨年決勝トーナメント進出した清水東、磐田東がおりますが、昨年、清 水 東は磐田東に破れ、磐田東は藤枝東に敗れておりますので相性の良さで藤枝東が有利と判断しました。

私は、A組から藤枝明誠と清水商、B組から浜松開誠館と東海大翔洋、C組から清水東と藤枝東、D組から静岡学園と常葉橘が突破してくるものと予想します。10月18日に清水東、10月19日に浜松湖東戦、10月25日に磐田東戦が行なわれます。10月18日の清水東戦がヤマで、勝てばまず間違いなく突破できると思います。


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