−日記帳(N0.1442)2008年11月14日−
JR名古屋駅のイルミネーション
−日記帳(N0.1443)2008年11月15日−
中日・川上のFA宣言に不快感


JR名古屋駅壁面のLEDによるイルミネーション

今や、名古屋の冬の風物詩となったJR名古屋駅のセントラルタワーズ東壁面に設置されたLEDによるイルミネーション(TowersLights:22m×43m 約100万個のLED)を、先日の伊東での同窓会の帰路、降り立った折に名古屋駅前に寄ってデジカメで撮影してきました。セントラルタワーズ東壁面を真正面から見上げることが出来る駅前のテラスには携帯やデジカメを壁面に向けてシャッターを切っている人たちが多く見られました。東壁面とテラスの位置関係は下図のようになっております。


このTowersLightsは、JRセントラルタワーズが2000年にオープンしたのを受けて2001年から始められ、今年で8回目となり、毎年、11月上旬(今年は11月7日)から翌年1月中旬(今年は1月12日)まで、午後5時から午後11時まで点灯されます。今年のテーマは、「輝きの絵本の世界へ、ようこそ」で、可愛い熊さんが絵本のページをめくっていくと徐々に絵本の街が現われてきます。

暗い壁面に2匹の熊さんが現われて絵本をめくろうとします

やがて、絵本のページが現われてきました

すると、絵本の街が現われてきました

絵本の街は輝きを増しツリーの2本が赤に変わりました

ツリーが全て赤になってクライマックスとなりました

記者会見でFA宣言について語る川上投手

中日の川上憲伸投手(33)が、今日15日、名古屋市内で記者会見し、今季取得したFA権を行使することを発表し、行使した理由を「11年間ドラゴンズでやってきたことを周りがどう評価してくれるか知りたい」としております。昨年の福留孝介外野手(31:シカゴ・カブス)と全く同様の行動で、中日ファンと同時に川上ファンの私としては、福留選手の時と同様の不信感を抱かざるを得ませんでした。

福留選手のFA権行使については、2007年11月20日付けの日記「福留選手 驕るなかれ! 」で取上げ、次のように述べております。

「中日からFA宣言した福留孝介外野手(30)が交渉解禁となった14日、真っ先に巨人、そしてその翌々日の16日阪神と交渉を行いました。その様子は、福留選手には申し訳ないのですが、物売りの行商が道行く軒先から声を掛けられて買値を聞いて回っている姿に似て、私には滑稽でもあり、哀れにも思えました。彼は確かに強肩、俊足で長打力も秘めた好打者で日本ナンバーワンの外野手ですから、そんなことには目もくれずに松井(秀)選手のように当初からMLB一本で対応して欲しかっただけに、そんな思いに駆られました。・・・・・」

プロ野球選手は自分の技能を買って貰って報酬を得ているのですから、より高い報酬を出してくれる買い手を求めることは当然の権利で何ら非難される筋合いは有りません。しかし、かって野茂が、イチローが、松井が、松阪が、岩村がそうであったように、球界を代表する一流選手の場合は、より高い報酬を出してくれる買い手よりも、自分の技能を最高に発揮出来る場を提供してくれる買い手、つまりMLBを優先すべきです。

福留、川上両選手は、そのような球界を代表する一流選手です。従って、彼等はより高い報酬を出す買い手とMLBを十把一絡げにする態度は見苦しく、人間としての品位に欠けて見えます。特に、福留選手は昨年、入団する気も無いのに阪神に具体的な対価を出させて阪神に恥をかかせ、更にファンを無視する非礼を犯しております。

川上投手は、かってはMLBを最優先に考えていたものの最近、自信が無くなってきたので国内も視野に入れてFA権を行使することにしたと記者会見の席で述べておりましたが、情けないことです。川上投手と同期の巨人の上原投手は、国内も視野に入れてFA権を行使することなどせずに堂々と、巨人に決別しMLB入りを熱望しております。

上原投手はCSで中日、西武に打ち込まれるなどして凋落傾向が見られますし、川上も北京五輪の壮行試合で8失点KO、ペナントレースでも巨人、阪神に勝てずKOされるシーンも見られるなどして既にピークを過ぎておりますので、昨年の黒田、福留両選のように高額でのMLBからのオファーは期待できそうにありません。川上投手は身の程をわきまえて、プロ野球の名選手として、一人間として人生の晩節を汚さないよう行動してもらいたいものです。


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