−日記帳(N0.1505)2008年01月17日−
株式セミナーに出席して
−日記帳(N0.1506)2009年01月18日−
3G携帯に機種変更して驚いたこと


セミナーの聴講風景(名古屋マリオットアソシアホテルにて)

昨年末、取引している証券会社からセミナーの招待状が舞い込んできました。この手の招待状はうるさいくらい舞い込んでくるので無視するのですが普通ですが、ふと見ると会場が名古屋一の豪華ホテルの名古屋マリオットアソシアであることと、講師の1人が日本最大の金融機関、三菱UFJフィナンシアルグループ(MUFG)の総師、 畔柳信雄会長であることに興味が湧きましたのでT君と昨日、参加してきました。

ウイークデーですから、参加者の大半は年金生活者と思しき人たちで占めておりましたが、それでもスーツ姿のビジネスマン風の人たちもかなり見受けられました。会場は16Fのこのホテル最大の宴会場タワーズボールルーム(1,200u)が半分に仕切られて使われ、収容人員は正餐で360人、スクールで430人とのことですので、両サイドに補助席が設けられていたことから450名程度の参加者で超満員になっておりました。テーブルには、豪華なノリタケ製のコーヒーセットが置かれ、豪華さが窺われました。

第一部の畔柳信雄会長の話は、MUFGの企業PR主体の内容でしたが、第二部の三菱UFJ証券の吉越昭二ストラジストの話は、判りやすい図表形式の最新の経済データに基づいて、過去の景気動向を株価変動と対応させて解説し、常に株価が景気動向を先取りして変動している実態が示され大変興味深い内容でしたので、その一部を以下に掲載してみます。

今年の日経平均株価予想レンジ

今年の日経平均株価は、引き続き不透明感が強く、ボラティリティの高い展開が予想され、年後半には、徐々に落ち着きを取り戻し強弱材料の拮抗から揉み合い気味の推移になると予想されるとのことでした。

今年の/ドル相場の予想レンジ

今年の/ドル相場は、上図に示すように、80円かた110円の間で、前半はやや円安、後半は円高傾向が予想されるとのことでした。また、米国経済建て直しには次の三つの要件が必要との認識が示されました。

・不良債権処理(政府による買取り)
・財政出動(国債の発行)
・公的資金注入による自己資本拡充

日本はこれらの要件を満たすのに90年代に、当時のGDP500兆円の規模で100兆円を使ったのに対し、オバマ政権は約8,000億(72兆円)を予定しております。しかし、米国のGDP13.2兆ドル(1,200兆円)で比率換算すると、日本の100兆円規模にするには2.4倍の240兆円が必要となり、まだ170兆円ほど足りないことになります。オバマ政権がこの不足分を追加することが不可欠の条件となります。そのためには、国債発行が必要で、中国、日本がその買取に応ずるかどうかが鍵となると解説しておりました。


今日、購入した3G最新携帯の931SH(シャープのサイトより)

私が最初に購入した携帯は第一世代(1G)で、1998年のことでした。折り畳みでない白黒画面でカメラも付いていないタイプでしたが当時としては最新式でした。それから5年後の2003年9月、釣りをしている時に船内の海水入りのバケツに落としてしまい、直ぐに拾い上げバッテリーを取り出して拭き取って再装着しましたが使用不能になり、止む無く現在の2Gに機種(J-T010)変更して今日まで使い続けてきたのでした。尚、その時の状況は、当日記2003年9月16日付けの日記に記載されております。

私はネットはパソコンを利用し、携帯は非常時、緊急時の電話連絡以外に利用しないことを信条としておりますので、サイトアクセス、音楽配信、ゲームなど一度もしたこともなく、ごく稀にメールするくらいですから、現在所持している旧世代の2Gで充分です。

ところが、昨年末、ソフトバンクから衝撃的なダイレクトメールが舞い込んできました。 2Gサービスを2010年3月31日で廃止すると言うのです。早い話、現在私が所有している携帯は、あと1年強で使えなくなるということです。現在、使用中のアナログテレビ受像機が2011年7月25日以降は使えなくなるのと同じようなものです。腹も立ちましたが、ただ、現在の2Gに対して次の点で不満を感じ、機種変更も視野に入れておりました。

(1)ワンセグ機能が無いためテビを観れないこと
(2)海外でそのまま使えないこと
(3)QRコードを読み取れないこと
(4)ナビ機能が無いこと
(5)ブラウザ機能が無いためサイトアクセスが殆ど出来ないこと

つい、2週間前に台湾に旅行した折り、同行の方が携帯で家族の方に電話されておりましたので、お聞きしたところ、世界対応機能が付いている3G携帯なのでそのまま日本の留守宅と通話出来るとのことでした。また、外出していると、野球、サッカーの試合状況や株価動向などが気になるのですが、2Gではテレビ視聴やサイトアクセスができないためどうしようもあいません。また、方向オンチな私は道に迷うことがしばしばで、車にカーナビが付いておりませんので困ることが多いのです。

以上の事情から、2Gのサービス打ち切りを契機に、この五つの機能を具備した3G携帯に機種変更することに決め、ソフトバンクでこの要件を満たす機種を検索したところ、931SH 923SH 921P 830T 824Tの5種がヒットしました。そこで、今日、近くのヤマダ電機に出向いて、この5種を実際に手に持って、その感触、デザイン、操作のしやすさ等を総合的に判断した結果、931SHに決めました。カタログには、次のように記載されておりました。

「フルタッチのAQUOSケータイ
世界最大クラスの13.8インチ、世界初の「高精細・大画面液晶」が放つ圧倒的な存在感。ワンセグやカメラなどのエンターテインメント機能はさらなる進化を遂げ、インターネットもフルサイズ幅で表示。 タッチパネル操作の新感覚に加え、文字入力が快適なケータイならではのハードキーを搭載。」

購入価額は、107,520円で、5機種の中では最高値でかつ最新式でした。10万円もの高値に驚きましたが、調べていると、上記の5大機能を具備した機種はいずれも8万前後、普及タプで6万前後、ワンセグ機能が無い機種で4万前後でしたので、10万円が特に高いというわけでもありませんでした。

しかしその機能の凄さには驚愕しました。キッチンタイマー、万歩計は言うに及ばず、お互いに相手の顔や背景の画像を観ながら通話できるTVコール、読み取り機に携帯をかざすだけで支払いしたり、乗車ゲートを通過できるおサイフケータイなど、便利なことは判りますがもし紛失したり盗難に遭ったりしたらと思うと、私のようなオッチョコチョイの人間には無縁のように思えました。

一方で、このように高性能の故に、思わぬ落とし穴が有ることが判りました。2Gではサイトにアクセスしても、テキストのみで画像を受信・表示できませんのでほとんど通信料はかからず、パケット料金など払ったことも有りませんでした。ところが、3Gでは画像や動画なども受信・表示できますので高額のパケット料金が発生します。

そんなこととはつゆ知らず、購入当日興奮覚めやらぬまま、画面に表示されるアイコンを次々にタッチして表示される鮮やかな画像などを見入っておりました。そして、その後でパソコンで料金をチェックしたところ、何んと2,000円以上のパケット料金が記載されておりました。どうやら、気付かないまま通信容量の多いサイトにアクセスしたまま接続状態を継続したのが原因だったようです。

パソコンでは、ドコモ、Au、ソフトバンクのような携帯会社に相当するプロバイダー(接続業者)と接続し放題の定額固定制の契約を結んでおりますので、携帯のようにメールやその他パケット対象の通信料金は一切かかりません。携帯では、パケットし放題などの定額料金制に加入すれば同様のサービスを受けられますが通信速度も遅く、料金もパソコンより高いようです。やはり、写真はデジカメ、インターネットはパソコン、ナビは専用ナビを利用すべきとの自論が益々強まりました。せっかくの5大機能ですが、やはり、非常時、緊急時にのみ利用することとし、専ら無料のワンセグテレビを観ることにしました。


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