−日記帳(N0.1555)2009年04月30日−
5回目の釣りもボーズ同然
−日記帳(N0.1556)2009年05月06日−
プリンスLで藤枝東 四中工と分ける


当日の気圧配置

先回は4月19日に釣行しましたが、その後4月22日から27日にかけて北海道沖で発達した低気圧の影響で冬型の気圧配置により北西風がやや強めに吹く日が続き、ここしばらく釣行できる天候に恵まれませんでした。漸く、二日前から冬型が緩み、今日は上の画像に見られるように東西に延びる帯状の高気圧に覆われ穏かな晴天となりましたので、何時ものポイントに出掛けました。

GWに入ったこともあって、現地には既に多くの釣り人の車が駐車されており、その中に例の岡崎の名人の車が有りました。そして、意外なことに名人のホームポイントでもある西・西の1級ポイントに誰も入っておりません。何故か、この日はこの西のポイントの更に西側の、云わばこのポイントエリアの最西端に多くのボートが係留されており、その中に名人の姿が見られました。

一抹の不安を感じながらも、常連の釣り人たちから敬遠された、この西・西の1級ポイントに係留して頃合を待ちました。やがて、日が沈み何時もなら当たりが出始める頃合になっても全く当たりが有りません。そんな時でした。竿先がス−ッと下がり大物特有の当たりが感じられましたので、思い切り竿を上げて振りきるように合わせると、ガツンと明確に針掛かりしました。

久しぶりの大物の手応えに胸弾ませてリールを巻き上げていくと、メバル特有の下に潜っていく凄い締め込みが有り、まさにこれぞ、メバル釣りの醍醐味です。ところが次の瞬間悲劇が起りました。竿先が海中に引き込まれるたびに大物を実感しながらやり取りを続けようやく大きなメバルの魚体が見え隠れするようになったその時、プッツンという鈍い音とともにミキイトが切れたのです。

緊張していた竿先は放心したかのように空しく静止したままでした。傷心の思いを慰めるようにゆっくりとリールを巻き取っていくと、やがて仕掛けのミチイトを失ってブラリとなったままのPEラインの切れ端がヘッドランプの明かりに浮かび上がってきました。いくら、メバルが大物だったとしても、ナイロンで2.5号に相当するこの0.8号のPEラインがその重量に耐えかねて切れることは物理的に有り得ません。

切れ端の先端をよく観察してみると、PEラインが抵抗しながら切れる時に見られる極細繊維の縮れ現象が殆ど見られません。これは、PEラインにVカット状のキズが有り、そのVノッチ部に応力が集中して破断に至ったものと推察されました。PEラインはキズに弱く、製造過程で発生するキズも当然有り得ますので、購入の際には信頼性の高い銘柄を選ぶことが肝要のようです。

私が使っているPEラインはネットオークションで格安で 購入したもので一流商品とは言えないかもしれませんが、それでも昨年9月から使用しておりますが一度もこの種のトラブルは有りませんでしたので、私のメインテナンス不備が原因と考えました。

PE、つまり、Polyethylene(ポリエチレン)は繊維として押し出し成形される時、その線状高分子が押し出される方向に配向するため押し出し方向、言い換えれば繊維の縦方向は強くなりますが横方向は分子間結合のみのため相対的に弱くなるため、キズによりVノッチ部に応力が集中した場合に、この横方向にも応力が働くために、PEラインがキズに弱くなるものと考えられます。

ラインには多かれ少なかれ、海中の細かい浮遊物がその表面に付着しております。もし、その浮遊物の中に牡蠣殻のような硬い物が介在した場合、リールに巻き取られて強く締め付けられるとその付着物がラインに挟まれてラインの表面にキズが付きます。PEラインにそのようにしてキズが付くと、上述の応力集中により切断に至る恐れが有ります。

従って、PEラインは出来れば納竿の時にはティッシュを挟んで巻き取るのが望ましいのですが、実際には難しいので、せめて自宅でリールを洗う時にスプルーを外して浸水、流水して洗って陰干しした後に、フッ素系のラインコーティング剤を吹き付けておくことが望ましいと思います。更には、指でしごきながら先端から10メートルぐらいをチェックし、少しでもキズがついているようならラインを思い切って切り捨てることも必要と思います。

その後は、このトラブルでケチが付いたのか、全く当たりのないまま納竿してしまいました。釣果は、僅かにメバル小1尾でリリースしましたので、実質ボーズです。


帝京戦でお披露目された藤枝東人工芝(WOLFMAN'S BARより

今日、三重県の鈴鹿スポーツガーデンで行なわれた、プリンスリーグ1部第5節、四中工戦は3:3で引き分けました。この結果、プリンスリーグ1部では下表に示すように、藤枝東は7位に低迷し、2部転落(9、10位)の危機感さえ漂ってきました。反面、同郷のライバル藤枝明誠は無敗でトップをキープしており明暗がくっきりと見えてきました。


  東海地区プリンスリーグ第1部の第5節終了時点での順位表
順位 チーム名 勝点 勝数 分数 負数 点差
藤枝明誠 13 4 1 0 +8
静岡学園 10 3 1 1 +7
ジュビロY 10 3 1 1 +4
四中工 8 2 2 1 +1
グランパスY 7 2 1 1 +1
エスパルスY 5 1 2 1 +3
藤枝東 4 1 1 3 -3
常葉橘 3 0 3 2 -4
清水商 3 1 0 4 -6
10 磐田東 2 0 2 3 -11


プリンスL5 09-05-06 藤枝東 VS 四中工     △ 3−3 
プリンスL4 09-05-02 藤枝東 VS 清水商     ● 1−2 
プリンスL3 09-04-25 藤枝東 VS 磐田Y     ● 0−2 
プリンスL2 09-04-18 藤枝東 VS 磐田東     ○ 4−1 
プリンスL1 09-04-11 藤枝東 VS 藤枝明誠   ● 0−3 
新人準決勝 09-02-15 藤枝東 VS 静岡学園   ● 1−3 
新人準準決 09-02-14 藤枝東 VS 常葉橘     ○ 1−0 
新人2回戦 09-02-08 藤枝東 VS 浜松開誠館 ○ 1−1(PK5-4)
新人中5位  09-02-07 藤枝東 VS 星陵       ○  3−0
新人中準準 09-01-25 藤枝東 VS 東海大翔洋 ● 1−2
新人中1回  09-01-24 藤枝東 VS 吉田       ○ 1−0

今日の結果により、藤枝東今年の公式戦(新人戦、プリンスL)
の全試合で、上表に示すように、11戦 5勝5敗1分 で丁度タイ
となりました。

毎年、藤枝東は新人戦、プリンスLではあまりいい成績は残して
おらず、5月中旬からの高校総体で調子を整え、秋口からの高校
選手権からベストにもっていく悪しき習性を持っておりますので
それほど心配はしておりません。

しかし、静学やプロのユースに負けるのはとにかく、藤枝明誠や
清水商に負けているのは気になります。 残りの4試合で2勝以上
が一部残留の条件になると思われますので、何んとしても頑張っ
て欲しいものです。特に、6/27の静学戦は絶対に負けられません。
今年は、多くの有望な新入生が入部しておりますので、そろそろ
彼らの実力が台頭してくることを期待しております。

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