−日記帳(N0.2187)2020年04月03日−
幕末、NYのセントラルパークを避難先と予見した武士のこと
−日記帳(N0.2188) 2020年04月05日−
新型コロナウイルス(COVID-19)の終息について


ニューヨークのセントラールに設営された臨時病床用テント

新型コロナウイルス感染者数が正規分布に従う場合の終息点


私が勤務していた会社で上司にSさんと言う方が居られました。
ある時、出張報告書を提出したところ、何故か返却されました。
報告書を見て驚きました。
報告書のあちらこちらに、二重の赤線が引かれ、その下に見事な文章で訂正されていたからです。

その後、彼は上司との折り合いが悪くなって中途退社して東京の中小企業に勤めましたが、その後
彼が病死したことを週刊誌の記事で知りました。
彼は、彼の上司でもあり、私の結婚での仲人でもあったKさんの招きで当時勤めていた東京の
勤務先を辞めて転職してきたのでした。

Kさんは東大工学部・首席卒業者に与えられる銀時計を持って居られ秀才で知られておりましたが、
Sさんは、ある週刊誌で「日本一の秀才」と報じられたことがありました。
そのSさんの出身校が東京の私立の開成高でした。
話が長くなりましたが、今日ここで取りあげる話題は、その開成高を創立した佐野鼎についてです。

彼は自身の『訪米日記』の中で、「セントラル・パーク」のことを「センテラル・パルク」と記載し、
日本語としては『逍遥園(しょうようえん)』という言葉を当てています。
彼は、この年、幕府が派遣した「万延元年遣米使節」の随員として渡米し、ニューヨークにも数日間
滞在していました。 

彼は、セントラルパークを『事に臨みては、兵馬を屯聚(とんしゅう=*群がり集まること)するに
必要の用地とす。これ逍遥園の設けられる所以なり』と、現在、セントラルパークが、コロナ感染者
収容テントの用地になっていることを見抜いております。




                    

日本での新型コロナウイルスの感染者は増加しつつあり予断を許さない状態が続いております。
しかし、中国・武漢で終息したことから、いずれ終息するものと思われます。
その時期は5月上旬と私は予想し、その様子を上のグラフで表示してみました。

テレビで、感染症の専門家は、感染の恐ろしさや感染の防止について詳しく解説されますが、
感染の終息に触れることは殆ど無いように思われます。
終息するとしても、その時期は社会的影響が大き過ぎて迂闊には言及出来ないからと思います。
私が、終息時期を5月上旬と予想した根拠は以下のとおりです。

1.感染は、中国武漢のように必ず終息すること
2.感染は、ほぼ正規分布に従って増減すること
3.正規分布の極大点が終息点であること
4.現在がその極大点の直ぐ手前に在ること
5.人との接触8割減で1ケ月で終息するとの北大・西浦教授の学説を信頼すること

問題は、終息点の5月上旬までのこの1ケ月間の感染者の増大を最小限に抑えることにあります。
現在、日本での感染者は下図のように、まさに正規分布曲線に沿って増え続けております。

4月9日時点の国内での感染者数

そのためには、何としても人との接触8割減を達成することにあります。
とにかく不要な外出をしないことです。
私も、愛犬との散歩以外の外出は5月末までしないことにして接触8割減に協力することにしました。


接触8割減の効果

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