−日記帳(N0.2189)2020年04月07日−
緊急事態宣言が7都道府県に発令
−日記帳(N0.2190) 2020年04月16日−
日本での新型コロナウイルス感染者が少ない理由を考える


緊急事態宣言発令後の東京・銀座の街角

主要国国の新型コロナ感染者数の推移


新型コロナウイルス感染症が拡大する4月7日、政府は【東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡】
の7都府県を対象に緊急事態宣言を発令しました。
感染者数で、兵庫、福岡の両県より多い愛知県に発令されなかったことに愛知県大村知事は抗議しました。

しかし、管官房長官は、「愛知は感染者数は多いが、倍増するスピードがゆったりしている。感染経路が
分からない人も比較的低かった」として、大村知事の抗議を一蹴しました。
また、大村知事が4月1日に開かれた政府の専門家会議で「名古屋市内の病床がいっぱいになりつつある
のは事実だが、県全体では十分に対応できる。事実を踏まえない発言は大変迷惑で遺憾だ」と発言した
ことも影響しているように思われます。


上図は、現時点での主要国での新型コロナウイルス感染者数の推移を表しております。
日本での感染者数が飛び抜けて少ないことが、この図から読み取れますが日本ではPCR検査数
が少ないことなどで隠れ感染者が数多く居ることからこの数字を鵜呑みにすることは出来ません。

しかし、この事実を踏まえても少ないことは間違いないと思われます。
その理由を、私は次のように考えております。

・日本では、握手やハギングのように相手の体や手に触れず、お辞儀することで挨拶する
・日本では、毎日のように入浴して体を清潔にしている
・日本では、用便後に手を洗う習慣が根付いている
・日本では、クラスター(感染者集団)の解明と防止に必死に取り組んでいる








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