−日記帳(N0.2189)2020年04月17日−
米航空宇宙局(NASA) 地球とほぼ同サイズの太陽系外惑星を発見
−日記帳(N0.2190) 2020年04月18日−
JAXA 世界で初めて火星の衛星に無人探査機を送る計画発表


地球とケプラー1649c

火星の第一衛星「フォボス」


米航空宇宙局(NASA)は地球とほぼ同じサイズで岩石でできた太陽系外惑星を発見したと発表しました。
温度は水が液体の状態で存在できると推定され、これまで見つかった系外惑星の中で、大きさと温度
の双方で最も地球に近い条件とのことです。

この惑星は、地球から約300光年離れた恒星を回る「ケプラー1649c」で、2018年に退役したケプラー
宇宙望遠鏡のデータの再確認で発見されました。
半径は地球(約6400km)の1.06倍で、赤色矮星と呼ばれる低温の小さな恒星の周りを公転してます。
恒星から受け取る光の量は、地球が太陽から受け取る量の75%程度で液体の水を維持できると推定され
ておりますが、大気の有無など詳しいことは分かっておりません。

  NASAなどは、ケプラー望遠鏡の膨大な観測データをコンピューターで自動解析していたが、
この惑星の存在は見いだせなかった。再検証したところ、見つかったとのことです。 


宇宙航空研究開発機構(JAXA)が火星を回る二つの衛星のいずれかに無人探査機を着陸させ、岩石試料を持ち
帰ることを目指す世界初の計画「MMX」で、目指す衛星を「フォボス」に決めたことが18日に判明しました。

小惑星への着陸や試料持ち帰りで実績のあるはやぶさ初号機2号機の経験を生かします。
もう一方の衛星「ダイモス」も候補でしたが着陸に必要なデータが多いことや、探査の意義がより大きいこと
などからフォボスを選んだとされております。

ダイモス

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