−日記帳(N0.2205)2020年05月26日−
テドロスWHO議長が日本のコロナ対策を高く評価
−日記帳(N0.2206) 2020年06月01日−
唾液を使ったPCR検査法を北海道大学で開発成功


日本のコロナ対応を高く評価するテドロスWH雄議長

北海道大学病院検査輸血部の豊嶋崇徳部長


日本の人口1万人当たりの新型コロナウイルス感染者数や検査件数を調べた欧米メディアは
欧米に検査数が圧倒的に少ないのに感染者数が圧倒的に少ないことに驚愕しております。
5月26日付け時事通信は次のように報道しております。

日本政府が新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を全面解除したことは海外でも伝え
られ、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は25日、「政府の指示よりも、要請・合意・
社会的圧力に基づく日本独特の封じ込め手法」が奏功したと報じた。

同紙は、飲食店の客が向かい合わず隣り合わせで座るよう勧められていることなどを紹介。
「決して過剰な感情表現をしない(日本)社会が、さらに少し静かでよそよそしくなるかも
しれない」と解説した。安倍晋三首相の初期の対応に不手際があったほか、感染検査を受け
た人の割合が少なく「見逃されたケースも多数ある」とも伝えた。

フランスのAFP通信は、米欧やロシア、ブラジルなどに比べると、日本は新型コロナ流行
の最悪の事態を回避したが、「単一の明快な理由があるわけではないようだ」と指摘した。

英紙ガーディアンは解除に先立つ記事で、東京五輪を控えていた日本は当初、新型コロナを
過小評価していると疑われたなどと経緯を説明。解除により韓国や台湾などに続く「
成功例になったと日本は主張できそうだ」と論評した。 


新型コロナウイルスへの感染を調べるのに唾液を使ったPCR検査を行うことについて、加藤勝信厚生労働相は
12日の閣議後会見で、「可能になればPCR検査の状況が変わってくる」と期待感を示した。厚労省は現在、
国立感染症研究所で実際の検査に使えるか精度を確認しているようです。。

新型コロナウイルスへの感染の有無を調べるのにPCR検査は現在最も有力な方法です。
その方法として、鼻の粘液などが使われておりますが、検体を採る際にせきやくしゃみをされるなどして感染
する危険があるため、採取できる場所は感染対策ができている「帰国者・接触者外来」などに限られてます。

唾液の場合、比較的簡単に採取できるため、採取時の感染リスクが少なく、痛みもないため本人による採取も
可能とことです。
唾液によるPCR検査の研究をしているによると、4月下旬以降に新型コロナ感染者11人の鼻やのどの粘液と唾液
の両方を採取してPCR検査をしたところ、同等の精度だったとのことです。。

今日現在のコロナ感染者数






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