−日記帳(N0.2209)2020年06月06日−
ストロベリームーンを見逃してしまいました
−日記帳(N0.2210) 2020年06月11日−
スカパーJSATが世界初となる宇宙ゴミ除去計画発表


ストロベリームーン

スカパーJSATによる宇宙ゴミ除去計画の概要


昨晩、寝室に月光が差し込んで来ました。久しぶりの経験に心が和みました。
月と言えば、三日前の6月6日早朝、ストロベリームーンが日本各地で覧られたとのこと。
残念ながら、その時点では眠ってましたので見逃してしまいました。

6月に見られる満月のことをストロベリームーンとアメリカの先住民がいちごの収穫時期の目印
として名付けたことからこのような名前で呼ばれるようになった都とことです。
基本的に見た目は普通の満月と同じ白くて丸い姿ですが、 夏至が近いこともあり、いちごのように
赤く見えることがあるとのことです。

ストロベリームーンを見ると「幸せになれる」「好きな人と結ばれる」といわれております。
江戸時代、恋人達はこのストロベリームーンを覧てどんな思いで恋を語り合ったのでしょうか。


今日は、宇宙に漂うゴミ、スペースデブリを取りあげてみたいと思います。
スペースデブリは役に立たなくなった人工衛星のことです。
人工衛星は、1957年のスプートニクの打ち上げ以来、次々と打ち上げられております。

しかし、その間、使われなくなった人工衛星、故障した人工衛星、打ち上げに用いられた
ロケットの部品や衝突し破片などが増え続けていることが問題となっております。

スカパーJSATは 理化学研究所 宇宙航空研究開発機構 名古屋大学 九州大学、それぞれと
の連携により世界初となる、レーザーを使う方式によりスペースデブリ(宇宙ごみ)を除去
する衛星の設計・開発に着手し、2026年のサービス提供を目指します。

1mm以上のスペースデブリは1億個以上と推定され、宇宙空間を秒速約7.5kmという超高速で
飛び交っているため、それが人工衛星に衝突することで、衛星のミッション終了などの
ダメージを引き起こす能性があります。

この日オンライン上で行われた説明会で、スカパーJSATは、自社で保有する全ての通信衛星を
国際ガイドラインに準拠した手法で廃棄しているとし「約30年にわたり宇宙を利用してきた企業
として、きれいで安全な宇宙環境維持への義務を全うしてきた」と説明。宇宙ごみの問題はCO2や
海洋プラスチックと同様の環境問題であることから、宇宙のSDGsとして本事業を通じて課題解決
を目指し、今後も持続可能な宇宙環境の維持に貢献していくとしました。

スカパーJSTは、1989年に日本の民間企業初の通信衛星JCSAT-1号を打ち上げて以来、宇宙利用
企業の草分け的な存在として、30年以上にわたり衛星通信サービスの提供を国内外に行ってきた。
既存サービスに加え、2018年より開始した次世代ビジネスを検討する社内スタートアップ制度の下、
持続可能な宇宙環境の維持を目指したプロジェクトを立ち上げ、産学連携で事業の実現性の研究と
検討を進めております。

今回、各種のスペースデブリ除去手法があるなか、「接触しないため安全性が高い」「スペース
デブリ自身が燃料となり、移動させる燃料が不要なため経済性が高い」の2点に際立った利点がある
レーザー方式を採用することを発表。

 


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