−日記帳(N0.2228)2020年09月26日−
ドラ 接戦で巨人を破り グラ三発で清水を破り 望みを繋ぐ
−日記帳(N0.2229) 2020年09月27日−
横綱不在の場所での正代の見事な初優勝を讃える


お立ち台での木下拓哉捕手

千秋楽で正代が翔猿を破った


中日が巨人との接戦を、木下拓哉捕手(28)の攻守にわたる大活躍で制し、Aクラス進出への望みを残た。
「7番・捕手」で出場し、同点の八回に左翼へ決勝の2号ソロ本塁打を放ち、9回は1死一塁で俊足の
ピンチランナー増田大の二盗を絶妙な投球で阻止し強肩でも勝利を手繰り寄せました。

中日には、木下の他に A・マルチネス 郡司、加藤匠等の捕手が一軍登録されており、A・マルチネス
が復帰すれば木下と争うことになりそうです。中日は、谷繁以来、正捕手に恵まれておりませんので、
木下がさらなる活躍で正捕手になるよう期待します。
彼の欠点は捕球の	にあります。
ワンバウンドを後ろに逸らし、今日も振り逃げを許すことがありました。

「きょう、ホテルで朝食を食べたあと、エレベーターに傘を入れるビニール袋が落ちていて、それを拾って
捨てたので神様が味方してくれたと思います」
前回にヒーローになった22日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)前は、シャワーを浴びているときに排水溝に
詰まっている絆創膏を見つけ、ごみ箱に移した。今回も見逃さなかったことがお立ち台に上がる予兆だったか。
拾ったのはごみだけでなく、Aクラス浮上に食らいつくための1勝だ。
九回の守備ではファウルチップが足に数回、直撃し、顔をゆがめたが、状態を問われると「明日も出まーす!」
と堂々宣言。厳しい正捕手争いで優位に立つ男の存在感は、日に日に高まっているようです。

明治安田生命J1リーグは第19節が26日に行われ、名古屋グランパスが清水エスパルスをホームの
豊田スタジアムに迎えた。
決して不調ではないものの交互に敗北と勝利を繰り返しており波に乗り切れていない6位・名古屋。
対する16位・清水は前々節の湘南ベルマーレ戦を制して連敗を「7」でストップさせたが、
前節の浦和レッズ戦では再び黒星を喫した。

勢いをつけたい両チームの対戦ではキックオフ直後にスコアが動く。
2分、ボックス左でボールを受けた阿部浩之が巧みな身のこなしで右足に持ち替えてシュート。
カーブをかけてファーを射抜き、名古屋が先制する。

また、25分には山崎凌吾のスルーパスに前田直輝が抜け出してGK大久保択生との一対一に。
前田はスピードに乗った状態でGK大久保をかわし、至近距離から無人のゴールに蹴り込んで追加点とする。

名古屋が清水を圧倒する展開は後半に入っても変わらない。52分にも右CKから阿部がボレーで強襲。
これは枠を外れたが、積極的にシュートを放ってゴールを脅かしていく。
そして74分、左CKからキッカーのマテウスが質の高いクロスを供給。
丸山祐市が頭で完全にミートしてネットを揺らし、名古屋が試合を決定付ける3点目を獲得した。

試合終盤には西澤健太の左サイドからのクロスに飛び込んだカルリーニョス・ジュニオが頭で合わせ、
清水が1点を返す。しかし、それ以上点差を縮めることはできずに名古屋が白星を飾った。




横綱不在の本場所を、小結正代が盛り上げました。
更に、協会の粋な計らいで千秋楽は、正代と新入幕の翔猿との対決になりました。
2敗の関脇正代は、勝てば優勝、負けると、2敗の正代、翔猿、貴景勝で巴戦が行われます。
 
果敢に関脇の胸に向かっていく翔猿と、それを真っ向から迎え撃つ正代。
今場所は特に鋭い出足を見せていた正代に対し、なんと翔猿が突き押して土俵際まで攻め込む。
しかし、簡単には土俵を割らない正代。相手が少し引いたところを、すかさず前へ出ていく。

翔猿が右から正代の肩をいなし、そこを攻め込んでいくが、最後は足がついていかなかった。
正代が土俵際で回り込みながら、逆転の突き落としで、正代自身の初優勝と、熊本県出身力士
初となる優勝が、まさに決まった瞬間でした。 

敗でトップを走る関脇の正代は、勝てば優勝、負けると、2敗の正代、翔猿、鷹景勝で巴戦が行われます。
付き人からタオルを受け取って体を拭う正代の目に涙が滲んでおりました。

正代直也(しょうだい・なおや)1991年(平3)11月5日、熊本県宇土市生まれ。小学1年から相撲を始め、
熊本農3年時に国体優勝。東農大に進み、2年時に学生横綱も卒業を優先してプロ入りせず、14年春場所に
前相撲で初土俵。序ノ口、幕下、十両で優勝し16年初場所新入幕。
184センチ、170キロ。得意は右四つ、寄り。

八角理事長から賜杯を受ける正代

新入幕ながら大健闘の翔猿

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