−日記帳(N0.2234)2020年10月15日−
高橋周平 逆転サヨナラ3ランで祖父江の不敗記録守る
−日記帳(N0.2235) 2028年10月21日−
ダヤン・ビシエドの100号3ランでDeNAに逆転勝利


左翼席にサヨナラ3ランを放つ高橋周平選手

8回裏、起死回生の100号逆転3ランを放つ中日・ビシエド選手


中日は、松葉が5回を無失点、6回は谷元、7回は福が無失点で抑えました。
8回を祖父江、9回をマルチネスに委ねる必勝パターンで締めくるべく、2−0でリードの場面で
8回4表、祖父江が登板しました。

近本を左翼フライに打ち取ったものの、糸原に四球を与えた後、サンズに二塁打を打たれ
一死、二、三塁の後、大山にも四球を与え一死、満塁のピンチを迎えてしまいました。
ボーアを一ゴロに抑えて1点を失い、尚二死、二、三塁のピンチ。

原口が中前にヒットして二者生還して、3−2と逆転、次打者井上を三振に打ち取って8回表終了。
このままでは、福 祖父江 マルチネスの必勝リレーによる不敗神話が崩れさってしまいます。

しかし、中日・高橋が自身初のサヨナラ弾でリリーフ陣の不敗神話を守りきりました。
9回裏、大島がツースリーの7球目ストライク絶好球を見逃し三振。
京田がワンスリーから四球で出塁、遠藤が左前ヒットで、一死、一、二塁のチャンスを迎えました。
ビシエドの打球は、セカンドライナーとなり捕球され、二塁ランナーの京田は飛び出しており、
捕殺でゲームセットと思ったその瞬間、植田の送球は悪送球となり、二、三塁のチャンスを迎えました。

次の高橋周平選手は、ワンワンの三球目のスアレスの159キロを振り抜きました、
打球は、左翼ポール際へ劇的な逆転サヨナラ6号3ラン。
プロ9年目でサヨナラ打自体が初めて。
「結果的に本塁打になって良かった。外野が前に来てたのでフェアになってくれ」と願いながら走った.

より責任感が増した主将2年目。打撃のムラをなくすため工夫した。先輩の平田がポイントを
前に置いて泳ぎ気味に打っていたことにヒントを得て、まねた。練習では右足を打席から大きくは
み出し、より投手に近づいて速球をはじき返す練習をした成果が出ている。
こうして、祖父江の不敗神話、6回終了時にリードしていれば32連勝となり、この神話も継続されました。

チームは昨年4月22日以来の貯金3。与田監督も「しびれる勝ち方だね」と2位キープを喜んだ。
今季2度目のサヨナラ勝ちで10月は9勝3敗。
8年ぶりのAクラスへ、ドラマチックな白星で勢いを加速させる。


最近の中日の強さには目を見張るものがあります。
9月29日の阪神戦から今日のDeNA戦までの全19試合で14勝5敗の好成績を残して得た貯金6は貯金22で終えた
2012年のシーズン最終戦となる10月5日以来、約8年ぶり、2938日ぶりのことです。

好調の要因は、防御率リーグベストの大野、最優秀抑えトリオFSMの福、祖父江、マルチネスそして打点1位
のビシエド、打率2位の大島、そして、木下捕手が強肩で、阿部、育成出身のシエラがそれぞれ長打力で実力
を発揮しつつあることに因るもものと思います。

今夜のDeNA戦は重苦しい展開が続いておりました。
初回、先発の勝野がエスカバーの本塁打で1失点、その裏に阿部の同点本塁打で追い付くも3回に1失点してから
6回まで無得点の重苦しい展開が続きましたが、7回に歓喜の瞬間が訪れました。

この回、代打の堂上が三ゴロで一死後、大島、京田の連打で迎えた好機に、ダヤン・ビシエド内野手(31)が
エスカバーの151キロのツーシームを右翼席に逆転3ランを放って4−2とし、最終回、福が二走者を許したもの
の守護神のマルチネスを出場させずに試合を終了させチームを本拠地7連勝へ導いてくれました。

この日のスコア

ビシエド内野手は今夜の3ランで79打点となり巨人・岡本を抜いてセ・リーグ打点王にも立ちました。
先発の勝野昌慶投(23)は7回途中2失点で降板。
初回63回と4番・オースティンに適時打を浴びて2点は失ったものの、4回以降は味方の守備にも助けられ
ながら6回1死まで粘投を続け自身3連勝は逃したが試合を作ってくれました。
貯金6は貯金22で終えた12年のシーズン最終戦となる10月5日以来、2938日ぶり。8年ぶりのAクラス入り
に向けて、加速度が増してきました。
頑張れ! ドラゴンズ!

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