−日記帳(N0.368)2002年10月26日−
U20日本代表の快挙

サッカーには、中学、高校、大学、社会人、J2、J1以外に最高年齢を制限する大会として6才以下のU6から25才以下のU23までと年齢無制限の計19の大会が有ることは意外と知られておりません。

中でも有名なのは、最高峰の年齢無制限で世界最強を決めるWカップ、U23のオリンピック、U19も含めたU20の世界ユース選手権、U17の世界選手権の4大会で、U12、13のダノン・ネーションズカップ世界大会、U14のナイキカップ国際大会、U16のアジアユース選手権大会がこれに続きます。

更に国内大会としてU15の全日本ユースサッカー選手権大会(高円宮杯)、U18日本ユースサッカー選手権大会(高円宮杯)等が有ります。つまりサッカーは、小学生(7〜12才)で、U12ダノン・ネーションズカップ大会、中学生(13〜15才)で、全日本ユースサッカー選手権大会、高校生(16〜18才)で、U17の世界選手権、U20の世界ユース 選手権に出場できる等、野球、ラグビー等に較べて若い頃から世界の檜舞台に立つことが出来る等、環境に恵まれております。

その意味で、このU20世界ユース選手権は、Wカップ、オリンピックに続く3番目に大きい世界大会と言うことが出来ますが、この大会のアジア地区の選手権大会がカタールのアルアラビ・スタジアムで行われ、この大会で準々決勝にかって4強に勝ち残れば来年UAEで行われるU20の世界ユース選手権に出場する資格が得られます。

そこで、U20日本代表は大熊監督以下、GKの岡本(市原)、徳重(浦和)、永田(柏)、坪内(神戸)、角田(京都)、尾亦弘(FC東京)、MFの今野(札幌)、小林(東京V)、馬場(FC東京)、徳永(早大)、 FWの坂田(横浜)、茂木(広島)、等のJリーガー、大学生に混じって高校生として、MFに成岡(藤枝東)、菊地(清水商)、高木(香川西)、 FWに矢野(浜名)、阿部(桐蔭学園)、 DFに大久保(市立船橋)、大井(藤枝東)の7人の現役高校生が選ばれ、実にそのうち4人が静岡県出身と言うことでサッカー王国静岡の面目躍如たるものが有ります。

その2人の後輩、成岡翔と大井健太郎のうち成岡翔が準々決勝までに3得点をあげて大活躍し、見事準々決勝でUAEに3:0で快勝し来年の世界大会での出場を決めました。成岡翔は来年19才でU20の資格が有ることから間違いなく代表メンバーに選ばれることと思われますのでとても楽しみです。
−日記帳(N0.369)2002年10月27日−
エジプト旅行を直前にして

これまで何回か海外旅行しておりますが、今回ほど事前準備に時間をとったことはありません。その理由は二つあります。一つはエジプト旅行は山や、湖や、海の自然の美しさ、壮大さを観光しにいくのではなく、砂漠や岩山に有る巨石文化の遺跡を見るのが目的ですからその歴史的背景を知らないまま漠然と見るので単に石コロの山や洞穴でしかなく殆ど意味が無いと私は思います。

それ故に、事前にエジプト古代王国の歴史と観光対象になっている古跡の因果関係を調べておく必要が有ると考え、1ケ月以上も前から図書館から数十冊の専門書を借りて読みまくり、インターネットを索引して知りたいことを整理して、日記にその理解した内容を記載することで準備を進めていきました。やはり、理解したことを実際に文章にすることでより理解が深まったとうに思います。

もうひとつはエジプト旅行記をインターネットで検索して読みますと、共通することは水質の悪さから現地で酷い下痢症に罹る旅行客が多いことでした。私は胃腸が弱く、ただでさえ旅行先でお腹を壊すことが多いだけにこの情報は脅威でした。それなら自衛するしか有りませんから、日本から水、米、麺類を持ち込むしか有りませんので、東急ハンズに出向いて旅行用のインスタント食品類、スーパーで軟水系のナチュラルウオーターを買い込んできました。

欧米や中東で売られている水は硬度の高いミネラルウオーターですのでご飯を焚いたり麺類をゆでるには適さないので日本から持ち込む必要が有るわけです。特に私はパンが体質に合わず、チーズと鳥肉が大嫌いで食べられませんので、パンが主食、鳩などの鳥料理が名物と言われるエジプト料理は私には向いておりません。 そんなことからも、日本からの食料の持ち込みは絶対に必要と思われたからです。

こうして、以上の準備に加え、現地では空港意外に、ホテル、レストラン、観光地でもボィデーチェックが有り、タバコの銀紙でも引っかかると聞いて出来るだけ金属製品を減らし、鋭利な物はプラスチックスに変え、金属類はチョッキに入れ、チェックの際にはチョッキを脱いげば絶対に引っかからないようにしました。

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