大リーグ物語(発祥の歴史) | 大リーグ゙物語(増設の歴史) |
1901年にア・リーグ、ナ・リーグの8チーム体制が整い、1903年には第1回のワールドシリ−ズが開催され、現在のボストン・レッドソックスが優勝しました。そして、この体制は1960年まで続きましたが、ナ・リーグの発足当初の、ニューヨーク・ミューチュアルズ、ハートフォード・ダークブルーズ、ルイビス・グレーズの3チームだけは、この間に解散して次の3チームが名前を変えて参画しました。 ・1883年、ニューヨーク・ゴーサムス(現在のサンフランシスコ・ジャイアンツ) ・1887年、ピッツバーグ・アレゲーニーズ(現在のピッツバーグ・パイレーツ) ・1890年、ブルックリン・ブライドグルームス(現在のロサンゼルス・ドジャース) 1961年に、テキサス・レンジャーズ、アナハイム・エンジェルスの2チームがアメリカンリーグに、翌1962年には ヒューストン・アストロズ、ニューヨーク・メッツがナショナルリーグにそれぞれ参加した結果、両リーグは10チーム体制になりました。 そして、1969年にはカンザスシティ・ロイヤルズ、ミルウォーキー・ブリュワーズの2チームがアメリカンリーグ、サンディエゴ・パドレス、モントリオール・エクスポズがナショナルリーグにそれぞれ参加した結果、両リーグは12チーム体制になり、チーム数が多くなりすぎたためそれぞれ次のように東西2地区に分かれました。 ・ナショナルリーグ(東地区) モントリオール・エクスポズ ニューヨーク・メッツ フィラデルフィア・フィリーズ ピッツバーグ・パイレーツ セントルイス・カーディナルス シンシナティ・レッズ ・ナショナルリーグ(西地区) シカゴ・カブス アトランタ・ブレーヴス サンフランシスコ・ジャイアンツ ロサンジェルス・ドジャース サンディエゴ・パドレス ヒューストン・アストロズ ・ アメリカンリーグ(東地区) テキサス・レンジャーズ アナハイム・エンジェルス カンザスシティ・ロイヤルズ ミネソタ・ツインズ オークランド・アスレティックス ミルウォーキー・ブリュワーズ ・ アメリカンリーグ(西地区) ボルティモア・オリオールズ ボストン・レッドソックス シカゴ・ホワイトソックス デトロイト・タイガース ニューヨーク・ヤンキース クリーヴランド・インディアンズ そして、1977年にシアトル・マリナーズがアメリカンリーグ、トロント・ブルージェイズがナショナルリーグに参加した結果、アメリカンリーグ13チーム、ナショナルリーグ15チームの計28チームになったところで、東・西2地区制から中地区を設けて、現在の東・中・西3地区制に移行しました。更に、1993年にはコロラド・ロッキーズ、フロリダ・マーリンズがナショナル・リーグに参加し、1998年にはタンバベイ・デヴィルレイズがアメリカンリーグに、アリゾナ・ダイアモンドバックスがナショナルリーグに参加して現在の状態に到っております。 |
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