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大リ−グ゙物語(アメリカ国歌) | 大リ−グ゙物語(球場に連れてって) |
MLBが発足して10年目の1910年4月14日のことでした。歴代大統領では一、二位を争う巨漢で知られている体重160キロの米国第27代大統領タフト氏がこの日、ワシントンのグリフィススタジアムで行われたセネタース―アスレチックスの試合に先だって始球式を行いました。野球好きの同大統領はそのまま試合を観戦し続けましたが、さすがに巨漢の身での小さな椅子での観戦に疲れたのか、7回表が終わった時に立ち上がって背伸びしたところ、観客が大統領が帰るものだと思い込んで、敬意を表して見送りのために一斉に立ち上がりました。 このことが発端となって、7回表が終わった時に観客が一斉に立ち上がって体を伸ばす「7th inning strech」が行われるようになりました。そして、その前年の1909年にJack Norworthという歌手がマンハッタンに向かう電車の中でわずか15分で書き出した歌が原型となって、その歌詞の一部を「7th inning strech」の際に観客全員で斉唱する習慣が出来上がり今日に至っております。ここをクリックするとそのメロディーがBGMで流れてきます。 この歌は、Katie Caseyという女性が恋人にデートに誘われたのに野球好きだったため「野球の方がいいので野球場に連れてって」と言う内容の次の歌詞からなっており、このうち白い字の部分を観客全員が総立ちして歌うようになりました。そして、この歌詞の「 home team」のところでホームチームの名前を入れることになっております。 Had the fever and had it bad lust to root for the home town crew Ev'ry sou Katie blew On a Saturday her young beau Called to see if she'd like to go To see a show but Miss Kate said. "No. I'll tell you what you can do" ケイティ・ケイシーは野球に夢中 熱に浮かされひどいもの 地元チームの応援に 財布の中身はすっからかん ある土曜日に恋人が デートに誘いにやって来た 「ショーはいやよ」とミス・ケイト 「連れていくならここにして」 Take me out to the ball game Take me out with the crowd Buy me some peanuts and Cracker Jack I don't care if I never get back Let me root, root, root for the home team If they don't win it's a shame For it's one, two. three strikes you're out At the old ball game 私を野球に連れてって みんなといっしょに連れてって ピーナッツとクラッカージャックを買ってくれたら もう家になんか帰らなくていい 地元チームをガンガン応援したい 負けちゃったらしゃくだけど だってワン・トウー・スリーストライクでアウト それが野球ってものだから Katie Casey saw all the games Knew the players by their first names Told the umpire he was wrong all along good and strong When the score was just two to two Katie Casey knew what to do Just to cheer up the boys she knew She made the gang sing this song ケイティは全試合を見ていたし 選手のファーストネームだって知っている 蓄判に間違ってるって すごい迫力で野次ってしまう スコアが2対2になった時に ケイティ・ケイシーはひらめいた 大好きな選手たちを元気づけるのに みんなにこの歌を歌わせた |
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