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東高物語(2)・松永3兄弟 今年2回目のマダカ(フッコ)釣り

一昨年、藤枝東が静岡学園と清水エスパルスのホームグランドの日本平運動公園球技場で全国高校サッカー選手権・静岡大会準決勝を戦った時に応援に駆けつけた時のことです。 試合は圧倒的に母校の藤枝東がボールを支配したのですが、静岡学園にワンチャンスをものにされて1:2で惜敗してしまいました。藤枝東は技で勝って勝負で負けた感じ、静学の数少ないチャンスを確実に勝利に結びつける試合巧者ぶりは流石と思いました。

その試合の帰りに、会場でお目に掛かった母校の大先輩の松永信夫氏と帰途、居酒屋で一献傾ける機会に恵まれました。藤枝東の前身である旧制志太中学から3人の兄弟が相次いで卒業しました。日本サッカー界に輝かしい足跡を残した有名な長男の行氏、次男の信夫氏、三男の硯氏の「松永三兄弟」です。 松永信夫氏は、その松永三兄弟の次男で、昭和26年のニューデリーでの第一回アジア大会に当時の日本ナンバーワンFWとして日本代表に選ばれながら元憲兵と言うことでGHQから渡航禁止令が出たため参加できなかった悲運の方でした。

しかし、その悔しい思いを一緒に選ばれた弟の硯氏が大活躍されて銅メダル獲得に至ったことで知られております。そしてその長男の行氏こそ昭和11年のベルリン・オリンピックに日本代表として出場して優勝候補のスウエーデンを0:2から2:2とした後、劇的な決勝ゴールを決めて3:2と逆転勝利し、日本サッカー史上、「東京の奇跡」「メキシコの奇跡」とともに日本三大奇跡として語り継がれているあの有名な「ベルリンの奇跡」を演出した主人公なんです。

結局、日本は2回戦で優勝したイタリアに8:0で大敗しましたが、当時サッカー界の」世界地図」にも載っていなかった国が初の国際舞台で優勝候補の一角を破ったことで、スウェーデンは勿論、欧州に強い衝撃を与えました。また、その時日の丸FWコンビとして活躍されたのも静岡県浜松市出身の加茂健・正五の兄弟でしたから、そうした先輩達の努力が結んで今回のWカップ代表選手23名中、静岡県出身者が7名も占めてサッカー王国・静岡の隆盛を築き上げ、杉山、中山、三浦、名波、川口、小野、市川と言った名だたる名選手を輩出しているのだと思います。

80才になられた信夫氏は至ってお元気で毎日晩酌ま欠かさず、カラオケもされるとのことでしたが来年、会場で一緒に東高を応援することをお約束してお別れしましたが、昨年、今年とお会い出来ませんでした。来年、国立でお会い出来るといいのですが。

以上は、本サイトのの20001年11月11日の日記を基に追記の上、改題して再掲しました。


昨日の冬型気圧配置による強い北西風が嘘のように止んで朝から、雲が多めながら穏やかな天気となり、この雲も徐々にとれて日差しも出てくるとの予報に、釣り仲間たちが黙っているはずがありません。お互いに誘い合って、結局先日と同じメンバーで同じところに同じものを狙って釣り行することになりました。

ただ、心配は潮が長潮であまり動かないため食いが悪いのではないかと言うことだったのですが、これが見事に的中したのか、アジの当たりが全く無いのです。そこで、撒き餌を出来るだけ絶やさずに集中的に撒くために、例によってボートを繋ぎ合ったところ、少し当たりが出るようになりましたが直ぐに止まってしまうことから 群の大きさが小さいようでした。

Wさんがカワハギを狙ってみたのですが、先日と違い全く当たりすら無いので、陽が落ちてからのマダカ釣りに期待することにして、早めの夕食を摂ったり、釣り談義したりして陽が落ちるのを待ちました。それでも、その間、アジの当たりが時々出て、結局私が竿頭の13尾でこの日のアジ釣りは貧果のうちに終えました。やがて、陽も沈み辺りが薄暗くなってきたのですがマダカの当たりは出てきません。

漸く、6時半頃Sさんに当たりが出てイシモチとマダカが1尾ずつ上がりましたが他の4人には全く有りません。NMさんは潮が動かないからと言いますが、それでも海面を見ると緩やかではありますが下に向かって流れておりますので、潮の影響とも言い切れません。よく考えてみると、先日大釣りした時の水深は16m程度でしたが、今日は22mと6mも深いことに気付きました。

そこで、ボートを岸寄りに30mほど移動して投入したところ直ぐに当たりが有り、既にこのことを察して近くに移動していたNMさんにも頻繁に当たりが出るようになりました。ここのポイントの海底は浅いところは12、3m、深いところは24、5mと起伏が激しいのですが、この日は山のかけ上がりのやや浅いところに群ていたようでした。

こうして、いち早くこの浅いポイントに移動したNMさんと私は先日ほどでは有りませんでしたがそれぞれ、15尾、12尾を釣り上げ何とか釣りになりました。SさんとWさんは敢えて移動せず深場で頑張っていましたが、釣れないまま断念して先に帰港してしまいました。Hさんも浅場のポイントに移動したのですが、4尾しか上がりませんでした。9時過ぎ、当たりが止まったところで、納竿して帰港しました。


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