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アレキサンドリアでの思い出 恒例の釣り忘年会を三谷温泉で

昨年11月のエジプト旅行の時のことでした。韓国・インチョン空港、UAE・ドバイ空港経由で16時間かけて早朝カイロに着くと、ピラミッドは直ぐ近くの隣のギザ市に在るのに、これを後目に反対の方角の北に向けて280キロの バスの旅に出掛けました。地中海沿岸都市でエジプト第二の都市でクレオパトラゆかりのアレキサンドリアの市内観光をするのが目的でした。さすがに長い機上の旅に続いてのバス移動のためバスの座席で眠りこける姿が多く見られました。

しかしこの過酷にも思えるスケジュールがこの旅行を計画した阪急交通社の格安エジプト旅行の目玉でした。この1ケ月の間に起こった日本人観光客を乗せた観光バスの3回の事故は全てこの阪急交通社の格安エジプト旅行でのカイロとアレキサンドリアを結ぶ有料高速道路上でのことでしたので1年前に、同じ旅行会社の同じツアーで多分同じ会社のバスで同じ道を走ったことをことを思い出した次第です。

この時の観光バスの運転手はこの有料高速道路に入っても他のトラックなどが猛スピードで3車線の道路をジグザグしながら追い越していく中にあっては比較的大人しい運転をしておりました。後ろに観光警察官がおりますのでそれを意識したのかも知れません。エジプトでの観光バスには私服の観光警察官が必ず乗りますが、大抵の警察官は前方に目を光らせるどころかうたた寝をしておりますのであまり関係ないかも知れません。

しかし、この運転手、この地域の地理に疎いのか、その日の宿泊先のホテルまでの道が判らず、その警官やエジプト人ガイドも巻き込んでバスを停めては地元の人に聞きまくったのですが、それでも同じ道を何回か通ったりしてやっとの思いでホテルに着いた時には薄暗くなっておりました。

実は、その日の夕刻、カタールのアルアラビ・スタジアムで行われていたサッカーU20世界ユース選手権アジア大会準決勝で日本代表がウズベクスタンと対戦しており、その実況をアレキサンドリアのホテルでテレビ観戦することを楽しみにしていたからです。この大会、母校の後輩成岡選手の大活躍でUAEを破って今年の世界大会の出場権を獲得した後での準決勝でしたので、気は楽だったのですがどうしてもウズベクスタンを破って宿敵韓国との決勝戦進出を期待していただけに観戦したかったのです。

折しも、今日そのサッカーU20世界ユース選手権大会・決勝トーナメント1回戦で、同アジア大会決勝戦で破れた宿敵韓国との試合で、0-1の後半28分、MF成岡翔選手(磐田)に代わって出場したFW坂田大輔選手(横浜M)の同点ゴール、続く延長前半14分に再び坂田大輔選手が決勝ゴールして韓国を日本が2:1で破って8強入りすると言う快挙を成し遂げてくれました。後輩成岡選手の活躍は見られませんでしたが、代役の坂田が大活躍したことで何かこの大会は成岡の動向がキーになるように思われます。

その日の夕食の席でこの話をしたところ、みんなが祝って、乾杯してくれたこともいい思い出になりました。ところがその夜、そのホテルの有料のインターネットルームで私のホームページにアクセスしようとしたところ、WIN95というころもあってなかなか開かず途中で諦めたのは苦い思い出になりました。


昨年から、釣り仲間同志で忘年会か新年会を開くのが恒例行事になり、昨年と同じ三河温泉の共済組合の保養施設、「サンヒルズ三河湾」(上の写真)で忘年会を今晩開くことになりました。幹事は元公務員でこの施設の利用経験豊富なWさんにお願いし、常連のKさんが所用、NMさんが風邪で欠席しましたが、新たにHさんが加わり、あとは常連のNさん、SZさん、会長さんの合計6人が出席し、釣り談義しながら楽しく一夜を過ごしました。

この日は、生憎団体客の先約があったため、眼下に三河湾を眺望できる3階の部屋をとることは出来ませんでしたが、展望風呂の窓からじっくりとその眺望を楽しみました。この施設は温泉はそれほどでもないのですが、景色と料理がいいことで知られており、また宴会を個室で出来るのも魅力でした。その様子は、昨年の新年会昨年の忘年会に掲載しております。

話はもっぱら釣りに終始し、イラクだ、自衛隊派遣だ、松井だ・・・なんて言った世間話は話題にも乗りませんでした。今年は鷹巣の大物釣りが今一だったこと、マダカも早々と終わってしまったのに、キスが好調で12月に入っても釣れているのに対し、ハゼはさっぱりで釣れても型がよくないこと、アジは平年並みに釣れたもののメバルは渥美方面が好調だったのに対し大井や幡豆では全く不調と言った情報では共通しておりました。

また、アジの干物は開き干しがいいか、丸干しがいいかで意見が分かれましたが数が少ない場合は開き、多い場合は開くと手間がかかるので丸干しにしてから冷蔵庫に保管するといいとの結論になりましたが、我々がアジ釣りに行く時は穏やかな天候の日が多いため翌日は殆ど曇天か雨天で日干しが不充分になる場合が多いのでそのタイミングが肝要と言うことで一致しました。

メバル釣りでの餌のモエビは尻尾から背中に針を通すこと、餌のゴカイはチョン掛け、ハリスは堅いアクアキングを15センチ程度、ハリス3本をハリスの長さの2倍以上で等間隔にミチイトに結ぶこと、竿先ライトは竿ではなくミチイトに付けるのがミチイトの絡みが無くていいなどの情報がそれぞれから寄せられました。

魚の食味はやはりメバル、それも三河産のメバルが一番美味しいことで全員一致し、それに引き替えクロダイの不味さがやはり話題にのりました。マダカは12月になって排卵が終わると急に脂が落ちて不味くなること、ハゼは生きたまま刺身にしないと旨くないと言った情報も寄せられ、年内にどうしてもハゼとメバルに挑戦して今年の竿納めにしようと言うことで締めて翌朝散会しました。


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