−日記帳(N0.1322)2005年07月24日− −日記帳(N0.1323)2005年07月25日−

ハプニングゲーム2試合





左からカシリャス、ベッカム、ロナウド、グティ

プロの野球やサッカーでも、時には大番狂わせの試合は有りますが、サッカーなら1:0とか野球でも1、2点の僅差の場合が大半です。サッカーで言えば、3:0と言うスコアは野球で言えば9:0ぐらいに匹敵する大差です。今晩、味の素スタジアムで行われたサッカー親善試合で、スペインリーグ優勝29回、欧州選手権優勝9回、トヨタカップ(クラブ別世界選手権)優勝2回の素晴らしい実績を誇る世界一のクラブチーム、レアルマドリードが今年のJ1でヴィッセル神戸と最下位争いをして低迷している東京ヴェルディに3:0で破れると言うハプニングが起こりました。

ブラジル代表ロナウド、ロベカル、スペイン代表ラウル、イングランド代表ベッカム、フランス代表ジダンなど世界を代表する絢爛豪華なメンバーが先発し、更にポルトガル代表フィーゴも出場するなどして、ほぼベストメンバーに近い布陣で臨んだレアルマドリードでしたが、前半6分、小林大がゴール左から蹴りこんで早々と先制されてから焦りがでたのか後手後手にまわり、26分にワシントン、後半8分にもCKのボールを山田に頭で合わされて失点し、結局3:0で惨敗しました。

ただ、この試合早々に、レアル・マドリードのMFデビッド・ベッカム(30)が、東京ヴェルディのMF戸田和幸(27)からつばを吐きかけられたとして戸田選手に激高して詰め寄り、戸田選手がこれに詫びるどころか逆に反発したことから、ベッカム選手がこの事実を審判に説明するシーンが見られました。つば吐きは、国際的には非常に重い「罪科」とされておりますが、Jリーグでは過去に不問に付していた経緯がありあまり重大視されていないようです。しかし、海外メディアが強い反応を示し「サン」など26日付英国紙はこぞって1面で大きく報道しております。世界の名門を相手にした国際試合ではこうしたことは直ぐに伝わってしまいますので国際基準の判断が必要と思います。

次は大番狂わせと言うわけではないのですが、愛知県の高校野球界では前例のない珍しい試合が昨日行われました。第87回全国高校野球選手権愛知大会で、昨年の愛知大会で優勝して甲子園に出場し、明豊(大分) 、浦和学院(埼玉) 、東海大翔洋(静岡) を下して準々決勝まで進んだ中京大中京高が、シード高とは言え、県立の豊田西高に4回戦で、8:1の7回コールドで負けてしまいました。

愛知県は、中京大中京、東邦、享栄、愛工大名電の私学4強が優勝をたらい回しにして、時々豊田大谷、春日丘、愛知などの私学と大府、国府、豊田西などの公立がポツリポツリと優勝するという図式が出来上がっており、中京大中京が春、夏併せて最も多い優勝を成し遂げております。従って、その王者、中京大中京はコールド勝ちすることは有っても、コールド負けしたのは私の記憶にはありません。


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