−日記帳(N0.1334)2005年08月05日−
眼鏡を枠、レンズとも新調
−日記帳(N0.1335)2005年08月06日−
偽造カード法成立


4年間使ってきた眼鏡のレンズのキズが酷くなって、視界が何時も白っぽくなり見にくくなってきましたので新調することにしました。以前はガラスレンズを使っておりましたが、プラスチックスレンズを使うようになってからその軽量性に慣れきってしまい、重いガラスレンズを敬遠するようになってから現在の眼鏡は4代目のプラスチックスレンズです。

最初のプラスチックスレンズは使い始めて1年足らずでレンズ表面に微細なクラックが発生しましたので、メーカーのニコンに販売店を通して、見解書を添えてクレームを起こしたところ、ニコンから私の見解書を参考にして改良した製品の無償提供の話が有り応ずることにした経緯が有りました。

「レンズ表面に発生したクラックは毛染め後、毛髪に残存していた芳香族アミンが蒸発してレンズ表面に付着してストレスクラッキングを起こした可能性が強く、メーカーとしてはこのような環境下でも使えるようにする責任が有る」との主旨の見解書にニコン側が理解を示し、改良を施したのでした。結局、その改良されたレンズは3年ほど使用してキズが酷くなって使用を止めましたが、その間に問題の微細なクラックは発生せず、改良成果が認められましたので、ニコンに報告したところ感謝状が届きました。

以上のような経緯も有ってプラスチックスレンズの耐久性は向上しましたが硬度だけはガラスには到底及ばないためキズが付き易いという欠点は依然として改良されておりません。従って、3、4年でフレームはそのままにしてレンズだけを買い換えることにしております。ところがフレームも年々、機能が向上しており、つい買い替えたい欲望に駆られるようになり、今回はフレーム、レンズとともに変えることにしました。

フレーム材は以前はセルロイド、鼈甲、などの有機材やステンレス等がが多かったのですが弾力性、強度、軽量性のニーズが高まるにつれてチタン、チタン合金、ベリリウム合金等の特殊金属が採用されるようになり、更に形状記憶機能まで付加されるに至って、耳や鼻先への接触がソフトになる上、ズレ落ちが殆ど無くなり、大変使いやすくなってきました。今回は、チタン合金、形状記憶、レンズ下側フレームレスのタイプにしました。

レンズは従来の遠近両用をやめて近視のみにしました。遠近両用にしても、近いところは眼鏡を外した方がよく見えるので、結局外してしまう場合が殆どですので遠近両用にしても無意味と判断したからです。そして、紫外線カットのコートを施した薄型のプラスチックスレンズを選びました。今日、出来上がってきた新調の眼鏡をかけてみました。何か、世の中が明るくなったようでした。





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