−日記帳(N0.1398)2005年10月12日−
W杯欧州地区予選(3)
−日記帳(N0.1399)2005年10月13日−
MLB優先の日本の野球中継


確定
区分
国    名 国旗 勝点 得失
点差
出場
回数
備    考 FIFA
ランク
各Gの1位 オランダ 32* +24 8 *→勝点26 2
ポルトガル 30* +30 4 *→勝点24 9
イングランド 25 +12 12 2位と1差 11
ウクライナ 25* +11 *→勝点19 39
クロアチア 24 +16 3 2位と同点 24
イタリア 23 +9 16 2位と5差 13
セ・モンテネグロ 22 +15 10 スペインの上 48
フランス 20 +12 12 最終逆転勝 6

パのプレーオフ第2ステージが昨日から始まりました。4.5ゲームも離して、本来ならそれで優勝のはずのソフトバンクが、開催権以外にハンデを与えられない不条理なプレーオフですが、それでも勝率5割にも満たない西武ではなく84勝49敗の堂々たる成績のロッテと対戦するだけでも不幸中の幸いでした。もし、西武が勝ち上がって、昨年同様にプレーオフ第3ステージを制し、更に日本シリ−ズを制したら負け越しチームが日本一になるという椿事が起こるところでした。このようなことを防止し更に1位通過チームを優先させるために負け越しチームはプレーオフに進めないようにし、1位通過チームには引き分けに勝ちを与えるぐらいのハンデを与えるべきだと思います。そんな不条理なプレーオフには興味なかったのですが、それでも豪快な打線に鉄壁のリリーフ投手陣を擁するロッテは普段観られなかっただけに観戦しようと思い新聞のテレビ番組欄を見て驚きました。

ベスト2の2位 ポーランド 24 +18 7 1位と1差 17
スウェーデン 24 +26 11 2位と同点 10
東海地方の番組欄には、地上波、衛星波とも該当する番組は見当たらない反面、MLBのプレーオフは録画も含めて有ったからです。

プレーオフにまわる2位 チ ェ コ 27* +23 - *→勝点21 4
スロバキア 23* +16 - *→勝点17 45
ト ル コ 23* +14 - *→勝点17 12
スペイン 20 +16 - 無敗なのに 8
ス イ ス 18 +11 - 最終逆転負 38
ノルウェー 18 +5 - 運よく2位 37
ラジオ放送も無いので例によってYahooのインターネットで観戦することにしました。すると、動画中継中とのことでしたので早速利用を試みました。動画は従来の100kbpsとは別に、768kbpsの広帯域動画を配信実験中とのことでしたので専用アプリをインストールしてアクセスしましたが、アクセスが集中しているらしく「しばらくお待ち下さい」が表示されるだけで繋がりません。やむなく100kbpsにもアクセスしたところ直ぐに繋がりましたが配信速度が遅いため、画面がフリーズして停止することが頻繁に起こる上、画面が小さいので観づらいことこの上ありません。


W杯欧州地区予選は、各グループ2位6チームみよるプレーオフを除いて本戦は全て昨日で全日程を終了し、上表のように、8グループの1位チーム8ケ国と、2位の中で有効勝点の上位2チームの2ケ国の計10ケ国のW杯出場が決りました。今年の欧州予選は、初出場となるウクライナが出場一番乗りを果たす一方、フランス、スペイン、イングランド、チェコ、更に現欧州チャンピオンのギリシャが苦戦を続けるという史上、稀に見る接戦が続いておりました。

結局、順調に勝ち上がっていった名門国はオランダ、ポルトガル、イタリアだけで、イングランドは先月、フランスは昨日の最終戦でスイスが引き分けたお陰で漸く出場が決りましたが、もしスイスが大勝するとプレーオフに回る羽目になるところでした。スペイン、チェコ、スロバキア、ノルウエーはプレーオフにまわり、ギリシャは絶望となりました。プレーオフは次の日程でホームアンドアウエーで行なわれ、夫々勝った方に出場権が与えられます。

2005年 11月12日 スペイン - スロバキア
2005年 11月16日 スロバキア - スペイン

2005年 11月12日 スイス - トルコ
2005年 11月16日 トルコ - スイス

2005年 11月12日 ノルウェー - チェコ
2005年 11月16日 チェコ - ノルウェー

上表で、*がついている勝点は仮のもので、優劣を決める場合は仮の勝点から6を引いた有効勝点を採用します。 そのために、チェコは勝点27なのに有効勝点が21となるためスウェーデンの有効勝点24に及ばずベスト2に入れなかったわけです。グループ1から3は7ケ国で争われるため、6ケ国争われるグループ4から8に対して有利になります。そこでFIFAは、。グループ1から3では、最下位のチームとからの勝点は計算に入れないというルールを採用しております。従って、*がついている国はそれぞれの最下位の国から上げた2勝分の勝点6が引かれるわけです。ウクライナは有効勝点19で1位になったため有効勝点21のチェコを尻目に出場を果たすという幸運にめぐまれました。

ところが30分ほどしてから、768kbpsの広帯域動画の画面が繋がって、大型画面に鮮明な動画の画像が映し出されました。しかし、それでも速度が充分でないため、やはり時折フリ−ズすることが有りましたが、100kbpsに較べればずっと観やすかったように思えました。ただ画像が音声に数秒程度遅れるため数秒後の結果が音声で判ってしまうのには困りました。しかし、こうしてテレビ局が放映しない試合をソフトバンクのようなネット関連会社がコマーシャル無しで試合終了まで配信してくれるのはファンにとって有り難いことです。

楽天もライブドアも同じようにインターネットによる動画配信しております。ヤクルトスワローズや横浜ベイスターズを子会社に持っていながら、対巨人戦しか殆んど中継しないフジテレビやTBSがネット関連会社に目を付けられるのも時代の流れでありょうに思います。少なくともフジテレビやTBSのようにファンを無視するような会社にはプロ野球の球団を経営する資格は無いと思います。その点、ネット関連会社が経営する楽天やソフトバンクのファンは恵まれていると思います。阪神タイガースも上場して、何時、何処でも、携帯で試合状況をファンに配信するようなシステムを構築したらファンも大喜びすることと思います。


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