−日記帳(N0.1420)2005年11月03日−
今日は文化の日です
−日記帳(N0.1421)2005年11月04日−
毎年恒例の駿河路の旅へ


今年の文化勲章受賞者
(左から齋藤、沢田、日野原、森、青木の各氏)

今日は 1月3日「文化の日」です。

先進国の年間の祝日数が、英国8日、カナダ10日、豪州11日、アメリカ、イタリア2日、フランス13日、ドイツ平均で14日(年と州によって異なるため)に対して、日本は5月4日の国民の休日を入れて15日ですから、日本は先進国の中で最も年間の祝日の数が多い国と言えます。
その理由は欧米先進国がキリストの生涯を中心に祝日を設定しているのに対し、日本は歴代天皇の誕生日、春分等の天文学上の特定日や歴史上の記念日まで幅広く折り込んでいるからです。

また、日本が先進国の中では、有給休暇を積極的に取らないなどのために年間労働時間が最も多いことと、国民が祝日に行楽に出かけることで消費を盛り上げて景気回復の手段になることなどを考慮して、時の政府が祝日を増やすことを法案化したことも影響しているように思われます。

ところで、何故今日が「文化の日」なんだろうかと考えてみました。元々、この日は明治天皇のお生まれになった日だったことから、戦前は「明治節」という名称の祝日でした。ところが、昭和21年(1946年)のこの日に、戦争放棄・主権在民・基本的人権を宣言した新憲法が公布されたため、これを記念し「自由と平和を愛し平和への意思を基盤とする文化を発展、拡大させよう」という趣旨のもとで「文化の日」が新たに制定されたわけです。

しかし、紛らわしいのは、この日は日本国憲法が公布された日であり、施行されたのは半年後の1947年5月3日でああると言うことです。5月3日は憲法記念日として、やはり祝日になっております。つまり、憲法については公布と施行の日が祝日となっているわけです。

従って、この日を「明冶節」が名称が変わった祝日と考えておられる方々もおられますが、それは間違いでこの日は「明治節」とは関係なく制定されました。この日は文化の発展に功労のあった人々に文化勲章が授与され、また文化功労者および各種褒章の受賞者の伝達式などが行われ、次の方々に文化勲章が授与されました。

・青木龍山(79:陶芸家)
・斎藤 真(84:東大名誉教授で米国政治外交史の権威)
・沢田敏男(86:京大名誉教授で農業工学の権威、元京大総長)
・日野原重(94:明聖路加国際病院理事長)
・森 光子(85:女優)


焼津港沖合の防潮堤後方に聳える富士

このところ駿河路への旅が毎年恒例の行事になってきました。
その理由は、毎年11月上旬のこの時期になると全国高校サッカ
ー選手権静岡大会でベスト8が出揃って準決勝の前後の試合が
行なわれ、優勝候補常連の母校の藤枝東高が出場するのと、小
・中・高の同窓会が行なわれることが多いので、帰省先の静岡
の実家に泊まって行事に参加することにありました。
実際、今年も11月4日、5日に準々決勝、準決勝が行なわれる上、
11月8日、9日に大学の同級会が伊豆の伊東で開催されれますの
で、空き間の11月7日は旧友たちと会食することにして、11月4
日から11月9日までの6日間、島田、藤枝、焼津、静岡、草薙、
清水、熱海、伊東、川奈と駿東、駿河、伊豆への旅に出かける
ことになりました。

私が住んでいる半田市には「半田」と言う名の駅がJRと名鉄、
で二つ有ります。そこでヤフーの「路線」で出発駅に「半田」
到着駅に「静岡」を入力して所要時間、所要運賃等を調べてみ
ました。

    1.JR半田駅を出発駅とする場合:

走行経路=JR半田 →  JR大府  →  JR豊橋  →  JR静岡
                (普通)   (新快速)   (新幹線)
走行距離=180.9km 
所要時間=2時間21分(乗車93分 他48分) 
所要運賃=5,980円(乗車券3,260円 特別料金2,720円)


     2.名鉄半田駅を出発駅とする場合:
走行経路=名鉄半田 →名鉄名古屋→JR名古屋 → JR静岡
                (急行)     (徒歩)   (新幹線)
走行距離=218.7km 
所要時間=2時間1分(乗車85分 徒歩4分 他32分)
所要運賃=6,630円 (乗車券3,910円 特別料金2,720円)


1.出発駅=JR 半田 所要時間=2時間21分 所要運賃=5,980円
2.出発駅=名鉄半田 所要時間=2時間 1分 所要運賃=6,630円

以上のように、JR半田駅を利用すると、所要時間が20分多くなり
ますが、所要金額が650円安くなることから、JR半田駅経由で旅
に出ました。上の画像が、自宅から徒歩で5分で行ける焼津港から
見えた富士山です。 


前 頁 へ 目 次 へ 次 頁 へ
inserted by FC2 system