−日記帳(N0.1428)2005年11月11日−
日経平均4年半ぶりに高値更新
−日記帳(N0.1429)2005年11月12日−
W杯欧州地区予選(4)




上のチャートは、上側が日本の日経平均、下側が米国のダウ平均の過去5年間の株価推移を示しております。これまで日経平均はダウ平均に追従する基調を示してきましたが、ここ3年ほど前からその追従性が一時的に崩れる兆しが見られるようになりました。それは、上の米ダウ平均のチャート上で赤丸で囲った三つの時期に現れております。

まず、一つ目は2001年9月のエンロン破綻によりダウ平均がの大暴落した折、日経平均は米国の国内問題との見方からダウ平均に殆んど追従しませんでした。二つ目は2002年11月の総選挙で自民党が民主党に敗北するという日本の国内問題との見方から今度は逆に日経平均はダウ平均の上げ基調に追従せずに急落しました。そして、三つ目は今年の5月以降の半年間に顕著に現れております。

2005年5月18日に日経平均は10,835円、ダウ平均は10,464ドルでした。それから約半年後の今日、日経平均は右上がりに上がって30.6%増の14,155円になったのに対し、ダウ平均は一進一退を繰り返し2.1%増の10,687ドルにとどまって殆んど変わりませんでした。日本は企業の好決算、自民党の圧勝による構造改革への期待等の好材料が根強かったのに対し、米国は原油高、ハリケーン被害、インフレ懸念等の悪材料が払拭されなかったことから明暗を分けました。

実際この半年間、日経平均は2005年5月18日の10,835円が最安値でこれを下回ることはなく、値幅は今日の最高値14,155円と前記最安値の差、3,320円だったのに対して、ダウ平均は2005年5月18日の10,464ドルは最安値ではなく2005年7月5日に10,270ドルの最安値を記録し、値幅は2005年7月28日につけた最高値10,706ドルと前記最安値10,270ドルの差、436ドルという狭い幅に収まっております。また、今日の日経平均14,155円は2001年5月9日の14,085円以来、ほぼ4年半ぶりの最高値という点でも注目されますので、敢えて日記に留めた次第です。


            出  場  決  定  国
出場区分 国   名 G名 国旗 勝点 点差 ランク 備  考
各G首位 オランダ 2 32 +24 2大会振8回
ウクライナ 39 25 +11 39 初出場
ポルトガル 30 +30 9 2連続4回
フランス 20 +12 5 3連続12回
イタリア 23 +9 12 12連続16回
イングランド 25 +12 9 3連続12回
セ・モンテネグロ 22 +15 42 2大会振10回
クロアチア 24 +16 19 3連続3回

ベスト2の2位国
ポーランド 24 +18 23 2連続7回
スウェーデン 24 +26 13 2連続11回

開催国 ド イ ツ 15 14連続16回


    出 場 未 定 国(この中からプレーオフで3ケ国出場)
出場区分 国   名 G名 国旗 勝点 点差 ランク 備  考
ベスト2を除く2位国によるプレーオフ スペイン 22 +15 8 スロバキアに勝
スイス 18 +11 38 トルコに勝
チェコ 24 +26 3 ノルウエーに勝
スロバキア 23 +16 45 スペインに負
トルコ 23 +14 11 スイスに負
ノルウェー 18 +5 37 チェコに負


サッカーW杯で最大の14ケ国が出場する欧州地区の予選が大詰めを迎えました。既に開催国のドイツと8グループの各首位の8ケ国及び2位のうちベスト2の2ケ国の計11ケ国の出場が決定しております。(上表参照) そして、残り三つの出場権をかけてベスト2の2ケ国を除く、残りの6ケ国の2位国がプレーオフを行なっております。

プレーオフは、スペイン対スロバキア、スイス対トルコ、チェコ対ノルウエーでホームアンドアウエーで争われており、既に1回戦が終了し、スペイン、スイス、チェコが先勝しておりますので、これらの国は11月16日の2回戦で引き分ければ無条件に出場、負けてもスペインは3点差以内、スイスは1点差ならば出場出来ます。チェコだけは1点差で負けた場合は勝点、得失点差がともに同じになりますので、その場合は私の推測ですが、本戦での成績が優るチェコに出場権が与えられるものと思われます。スペインの出場はほぼ決定的ですが、スイス対トルコ戦、チェコ対ノルウエー戦は見逃せない試合になりますので、BS1で是非とも観戦したいものです。BS1の放送予定は次のとおりです。

11月17日19:10より スロバキア対スペイン戦 
11月18日19:10より チェコ対ノルウエー戦 
11月19日15:10より トルコ対スイス戦 


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