−日記帳(N0.1476)2005年12月29日− |
母校、藤枝東トリオの大活躍 |
−日記帳(N0.1477)2005年12月30日− |
日経平均株価大納会で急落 |
後半17分絶妙のドリブル突破でゴールした長谷部誠選手 |
今日は久しぶりに天皇杯準決勝戦2試合をNHKテレビで観戦しました。最初は静岡スタジアムでの私の故郷静岡の清水エスパルス対C大阪戦でした。前・後半得点なく試合は15分ハーフの延長戦に持ち込まれ、その延長前半11分、韓国代表FWチョ・ジェジンが値千金の決勝点をヘッドで決めて元日決戦への切符を手にしました。もうひとつの準決勝戦は国立での浦和レッズと大宮アルディージャの埼玉同士の戦いでした。私がどうしても観たかったのはこちらの方でしたが、静岡スタジアムの方が延長戦に入ったため中継が始ったのは後半戦からでした。実は、浦和レッズには私の後輩(山田暢久、長谷部誠、赤星貴文)が3人も在籍していて、そのうち長谷部誠選手がつ先日、勿論彼としては初めてのA代表に選ばれましたので、初めて彼のプレーを観られるのではとの期待が有ったからです。 幸い、山田暢久、長谷部誠の両選手はスタメン出場していましたのでそのプレーを存分に観ることが出来ました。山田暢久選手はレッズの主将を務めA代表経験も有りますので、何回かプレーは観ておりますが、長谷部誠選手のプレーを観たのはこれが初めてでした。試合はレッズが前半、23分マリッチのゴールで先制したもののその3分後に片岡に同点ゴールで迎えた後半の17分、長谷部誠選手が絶妙のドリブルで突破して相手GKと1対1となったところでGKの差し出す手をかいくぐって右隅にゴールして2:1でリードし、相手の猛攻を交わして残り1分となったところでDF陣が錯綜してまさかの富田の同点ゴールで振り出しに戻り、静岡スタジアムと同様に延長戦に入りました。 延長前半、5分長谷部誠選手が絶妙のドリブルで相手陣を突破して左にいた先輩の山田暢久選手にパスすると、山田暢久選手はGKの頭上をフワリと越える絶妙のボレーシュートを決めて再び1点リード、更にその7分後に再び長谷部誠選手が自陣センターサークル付近でボールをキープするや相手DFを1回、2回とかわしながらゴール前までドリブル突破し最後は右足で切り返しDFをかわした後にもう一度、右に持ち直し実に憎らしいほど冷静にGKを見てシュートしダメ押しのゴールを決めました。彼の優れたパスセンスとドリブル突破力が完璧なまでにこの試合で発揮され、2ゴール1アシストの大活躍をして、A代表入りの実力を見せつけてくれました。 そして、うれしかったのは、かっては全国優勝するより難しいと言われた静岡県予選で母校の藤枝東を昨年、一昨年と連覇に導いた功労者の一人でもある今年入団したばかりの赤星貴文選手が、延長前半14分に先輩の山田暢久に変わってピッチに立つと直ぐに相手DF陣をかわして放ったシュートがファインセーブされたシーンでした。このプレーは解説の井原氏が絶賛するほどで彼の秘められた才能が垣間見られたように思えました。こうして、レッズは藤枝東出身トリオの活躍で元旦に清水エスパルスと天皇杯決勝戦を行うことになりました。 試合後、インタビューに答える長谷部誠選手の表情は決して晴れやかなものではありませんでした。彼は、昨年のJリーグベストイレブンに選ばれるなどチームでは不動のボランチに成長しましたが、各年代の代表に無縁で全国的な知名度は低く、今回のA代表入りもFC東京の今野の故障と言う背景が有り、その胸中は複雑なものが有ったと思います。代役を務めるからには自分が代役ではなく主役なんだという アピールが必要であることを自覚し、「自分もできるという強い気持ちでやっている」とのインタビューでの答は並み居る先輩たちへの挑戦状とも受け取れました。 |
(日経平均株価の今日の推移) | (NTTデータ株価の今日の推移) |
今日の大納会での株価推移は例年と少し違う様相を示し過去に その例を見ない233円安の大幅下落となりました。その原因は、 外国人投資家、機関投資家筋が年末・年始の長期休暇をとって 参加しづらい環境の中で、逆に長期休暇をとったサラリーマン を中心とする個人投資家がネットで参加し、寄付きで69円高に なった段階でデートレード組も含めて大量に押し目買いしよう とする動きが加速し、上の左のチャートに見られるように値を 崩し、9時45分頃に180円安を記録しました この段階で、押し目買いが入り、10時10分頃には60円安まで戻 したのですが、この時点で再び利益確定売りが加速して233円安 の安値引けして大納会となりました。 こうした利益確定売りは、ソフトバンク、ヤフー、NTTデータ 等年末に大きく値上がりした銘柄に多く見られました。 上の右のチャートはNTTデータのこの日の推移ですが、日経平 均のチャートと殆んど同じです。「今年のうちに買っておこう」 というよりもしっかり利食えるものは利食い、利益を確保してお こうという動きが優勢で、これは過去には見られなかった現象で 、今年の相場の主役が個人投資家であったことを象徴するような 大納会となりました。 過去10年間の大納会と大発会の株価を下表にしまします。 年度 前日 当日 大納会 翌年初日 大発会 2006 ? 2005 16,344 →16,111 = -233 → 11,518 + 29 2004 11,382 →11,489 = +107 → 10,825 +148 2003 10,501 →10,677 = +176 → 8,713 +134 2002 8,714 → 8,579 = -135 → 10,872 +329 2001 10,458 →10,543 = + 85 → 13,692 - 94 2000 13,947 →13,786 = -161 → 19,003 + 69 1999 18,811 →18,934 = -123 → 13,416 -426 1998 13,847 →13,842 = - 5 → 14,959 -300 1997 14,775 →15,259 = +484 → 19,446 + 85 1996 19,369 →19,361 = - 8 → 20,618 +750 これによると、233円という大幅安はこの10年間になく、また大 発会では70%がご祝儀相場で値上がりしており、しかも大納会で 値下がりした場合は大発会で値上がりする傾向が見られますので 来年の大発会は、1996年の +750円以来の大幅な値上がりが期待 されます。 |
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