−日記帳(N0.1479)2006年01月01日−
正月三ケ日雑感(1)
−日記帳(N0.1480)2006年01月02日−
正月三ケ日雑感(2)


精進湖からの日の出
(富士山写真道楽さんのライブラリーより)

紅白を観終えた早朝の1時頃、近所の氏神様に初詣して帰宅してから初湯に浸かり、しばしの間茶の間でくつろいで4時頃就眠しました。そして、目が覚めたら10時をまわっていました。新聞にひと通り目を通してから年賀状を見て朝昼を兼ねた食事をとることが毎年の元旦の我が家の恒例行事です。

そして、午後はサッカー天皇杯決勝戦をテレビ観戦することも恒例行事になっております。ただ、ここ数年は地元のグランパスが出場していないため、観ていても興が乗らなかったのですが今年は母校の後輩が3人もいる浦和レッズと故郷静岡の清水エスパルスの一戦ですので興が乗るどころではなくテレビの前で大声で声援を送る騒ぎとなり家族の顰蹙を買う始末でした。

本来なら、故郷の清水エスパルスを応援するところですが、このチームは以前から何故か地元の我が母校、藤枝東出身の選手を採用しないことからこころよく思っていないこともあって、浦和レッズを応援することに決めておりました。年末の準決勝で大活躍した後輩の山田、長谷部はマークがきつくてボールに触れず精彩を欠きました。

試合は、前半39分、三都主の左クロスを堀之内が頭で決めて先制して優位に立ちました。そして後半20分、後輩で今年入団の赤星が岡野に代わった8分後、ポンテとパス交換したボールを今年退団が決っているマリッチが右足で押し込んで2点目をあげ、これが決勝点となって、浦和レッズが天皇杯初勝利しました。後輩トリオの一角の赤星の活躍が勝利を呼んだことになり満足でした。

夜は、テレビ東京の「たけしのエジプトミステリ4(悲劇の女王クレオパトラ・2000年の真実を暴く古都アレキサンドリア幻の墓を発掘)」と言うタイトルに目を奪われ、クレオパトラの墓の発掘に関する新事実が得られたのではと期待して観たのですが、全くの期待はずれでした。そのタイトルと中味のギャップには腹立たしさを感じました。内容は全て、私がこれまでこの日記帳で紹介してきたこと(下記資料参照)ばかりで、何ら新事実は有りませんでした。尊敬する早大・吉村教授の監修とは思えないようなお粗末な内容でした。

古代エジプト王国最後の王朝クレオパトラ7世
プトレマイオス朝時代(9)



昨年末のノルウエーでのオーロラ
(四季水彩主宰の田中千尋氏の友人宛てメールより)

正月2日目の楽しみは、箱根駅伝のテレビ視聴です。今でこそ、箱根駅伝は全国ネットでテレビで完全中継され、お正月の国民的行事となっておりますが、まだテレビ中継の無かった頃のことでした。故郷が静岡の私は、富士・箱根方面をドライブすることが多かったのですが、お正月に箱根路をドライブしていたところ、反対車線を走っている人を何人か見かけました。その時は、箱根駅伝の存在すら知りませんでしたので、物好きな人が正月早々から走っているのだと思っていましたが彼らが箱根駅伝の選手だったことが後で判りました。信じられないような話ですが本当の話です。

しかし、このところ箱根駅伝が面白くなくなってきました。競争ですから、トップランナーが常に主役であるべきなのに、箱根駅伝中継ではトップランナーが画面に出るのは全体の1/3にも達しません。2/3以上はシード権争い、繰上げスタート、区間賞争い等がショー化して騒ぎ立てられているようになった上、駒大が箱根駅伝を最優先するあまり、全日本大学駅伝等を手抜きしている傾向が見られ、学生スポーツ本来の在り方から逸脱していると私には思われるからです。昨年、駒大の選手が今年の箱根駅伝でゴールの会場に駆けつけるために、渋滞に巻き込まれた車から降りて禁止されている首都高速の側道を走ったのはそのことを象徴しているように思われてなりません。しかし、今年の往路ではその駒大ではなくてかっての名門校、順天堂大が優勝したので、何かほっとしました。5連覇を狙う駒大には、かって9連覇した時の巨人に一脈通ずるところが有って反感を抱いていただけに嬉しい結果でした。

箱根駅伝が終ってから同じ局でそのまま第84回全国高校サッカー選手権大会2回戦、中京大中京高対滝川第二の試合を観戦しました。今年は昨年、一昨年のように母校が出場しないので関心はそれほど無かったのですが、地元の中京大中京高が今年はU-18日本代表FWの伊藤翔を中心によくまとまっていること、相手の滝川第二にもU-18日本代表FWの森島がいるので是非そのプレーぶりを観たかったからでした。そして、この滝川第二が我が故郷、静岡代表の常葉橘を2:0で破っていることも興味有りました。

昨年、我が母校は静岡大会決勝戦でこの常葉橘に勝ちましたが、中高一貫教育のメリットを生かして中学年代から強化を進めてめきめきと頭角を現わして今年は浜名を破って初出場を果たしただけに期待していたのですが、雰囲気に馴れないまま静岡大会で見せたような力を発揮できないまま敗退したのは残念でした。しかし、この常葉橘の選手たちは開会式で私が忌み嫌うレーザーラモンの「フォー」のポーズをして入場行進したのには怒りを覚えました。結局、中京大中京高対滝川第二の試合は2:0で滝川第二が勝ちましたが、実力伯仲しており、滝川第二にツキが有ったようでした。


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